2015.05.05

テーブルを製作する上で重要な”はぎ”について書かれたブログをまとめてみました。

1日1日GWの休みの日が減っていくのは寂しいですね。もう今日と明日の2日でGWを終わりです。GW期間中も多くの方がソリウッドのWebサイトを訪問してくれています。普段の土日と同じぐらいの人が見てくれていますね。ありがたいことです。

GW期間中は過去に書いたブログエントリーのまとめをしています。私がまとめたのは、

木材乾燥を知っておくと楽しいかも…木材乾燥について書いたブログをまとめてみました。

ウォールナット材について知りたければ読むべきブログエントリーまとめ。

チェリー材の魅力を知るために読んでおくと良いブログエントリーまとめ。

になります。木材乾燥については関心のある方は多くないと思いますが、私が力を入れている事なので「外せない。」と思ってまとめてみました。それ以外の2つは無垢材の家具を探している方、いつかは無垢材テーブルが欲しいと思っている方などにはとても参考になるエントリーだと思います。一度読んでみる事をオススメ致します。

GW期間中に私がブログを書くのも今日で最後です。今日は無垢材家具の製作工程に重要な要素”はぎ”について書いたブログをまとめてみます。

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まずは”はぎ”について説明したブログから。

1枚板?2枚はぎ?〜聞き慣れない単語をわかりやすく解説します〜
1枚板?2枚はぎ?の続き

“はぎ”について写真を交えながら解説しています。1枚板テーブルという単語は聞いたことがあると思います。1枚の板ではテーブル幅にならない板を幅方向で接着してテーブル天板にしたのが、”はぎ”テーブルです。ソリウッドでは”はぎ”テーブルをメインに製作・販売しています。1枚板テーブルになる板は幅が800mm以上必要になります。800mm以上ある板は貴重でどうしても値段が高くなってしまいます。樹種も限定されてしまいます。なので、”はぎ”をすることで樹種選択の幅が拡がって価格も抑えることができます。

続きの方では、お客様から寄せられたはぎに関する質問に答える形ではぎの方法などを解説しています。”はぎ”で一番重要なのは使用する接着剤です。接着剤の強度で”はぎ”が成功するかしないかが決まります。いわゆる”木工ボンド”は強力な接着が期待できません。”はぎ”にはあまり向いていません。時間が経つとはぎ面が剥離することもあります。

“はぎ”には水性高分子イソシアネート系接着剤が適しています。2液性で、混ぜたらその分は使い切らないと駄目など、使用するには少し手間が掛かりますが、接着強度はとても強力です。ソリウッドでも”はぎ”には必ずこの接着剤を使用しています。おかげさまで、水性高分子イソシアネート系接着剤を使用したテーブル天板の”はぎ”が剥離したことはありません。

無垢材テーブルの価格差には”はぎ”が関係している。

このエントリーは比較的よく読まれています。2013年9月に書いたので、時間が経ってますが未だに多くの方が読んでくれています。無垢材テーブルの価格も調べてみると高いものから安いものまでかなりの価格差があります。その価格差には”はぎ”枚数が関係しています。価格差の要因は”はぎ”だけではないですが、はぎ枚数によってかなり価格差が生じるのは間違いないです。同じ大きさなら1枚板が一番高く、はぎ枚数が多くなればなるほど価格が安くなってきます。

無垢材のはぎテーブルのはぎ行程を覗いてみよう!

こちらのエントリーはその名の通り、はぎをしている場の写真を載せて紹介しています。耳つきテーブルの場合は大きなハタガネという道具を使ってはぎ合わせます。接着剤を塗ってなるべくズレないようにはぎ合わせる事が重要です。ストレートカットテーブルの場合は、はぎ機という機械を使用して圧着させます。はぎ機は油圧式のプレスができるので、確実に適正な圧力を掛けることができます。

というわけで、無垢材テーブルを製作する上で重要な”はぎ”行程について書いたブログをまとめてみました。

瑞木@相模湖

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