2015.05.02

ウォールナット材について知りたければ読むべきブログエントリーまとめ。

無垢材家具で今一番人気がある樹種はウォールナット材でしょう。ソリウッドでは何年にも渡って一番人気がある(一番売れている)のがウォールナット材です。材木市場でもウォールナット人気は感じます。ウォールナット材を求める人が多く、セリでも高値まで上がる事が頻繁にあります。「高くて買えない」というのがウォールナット材の場合は多くあります。材料を仕入れる市場で人気があるということは、一般消費者が購入する商品も当然人気があるということですよね。材木市場には全国から業者が集まってきています。そう考えると局地的な人気ではなく、全国的に人気があるということだと思います。

とても人気があるウォールナット材ですが、残念ながら国産の木材ではありません。ウォールナット材はアメリカ・カナダといった北米に生えている樹木です。アメリカンウォールナット材と呼ばれるのはこのためです。要するに北米に生えているクルミの木です。ブラックウォールナットとも呼ばれています。中身の色が濃いのでそう呼ばれています。実際にはブラック(黒)というよりは焦げ茶色ですが…

そんなウォールナット材については当然このブログでもよく取り上げています。ウォールナット材という検索ワードでソリウッドのWebサイトにたどり着いている方も多くいるようです。そこで本日のブログエントリーは過去に我々が書いたウォールナット材に関するエントリーをまとめていきます。

ウォールナットとチェリーで悩んだら

このエントリーは多くの方に読まれています。ウォールナット材とならんで北米産の人気広葉樹であるチェリー材と比較して考察したものです。実際にウォールナット材かチェリー材のどちらにしようかと悩んでいる方が多くいらっしゃいます。そうした方に読んで参考にしてもらうとしたのがこのブログエントリーの狙いでした。ウォールナット材とチェリー材の共通点と相違点をあげています。共通なのは、北米産という事と散孔材という事でしょう。北米産の広葉樹は、安定して日本国内に入ってきています。アメリカやカナダは持続可能な林業が浸透しているので、すぐに供給難になるということが無いと言われています。木材の質は落ちてきているという声を聞こえてきますが、しばらくは安定した量を供給をしてくれるはずです。

散孔材は導管が狭く規則的には並んでいません。導管が狭いということはよりスベスベした感触が得られます。

大人気ウォールナット材を徹底解剖!!

ウォールナット材について私が書いたエントリーです。ウォールナット材の人気の秘訣はその色にあります。着色していないのに濃い茶色をしています。似たような色の木材がないので人気が集中しているとも考えられます。
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こんな色をしています。濃い茶色が落ち着いた空間を造り出してくれるんです。

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ただ、ウォールナット材の色については知っておいて欲しい事があります。1本の木全体が濃い色をしている訳ではないんですね。上の写真を見てもらえると分かりますが、端の方は白っぽい色をしていますね。辺材と心材と言って、木の周辺部と中心部は役割が違います。木が成長して相対的に内側になった部分は樹体維持のために堅くなります。その際に起こる化学反応で色が濃くなります。日本では慣習でウォールナット材の濃い部分だけを使用します。アメリカでは白い部分も合わせて使用するのが一般的です。

世界三大銘木のうちのひとつと言われるウォールナット材とはどんな材なのか。

世界三大銘木のうちのひとつと言われるウォールナット材とはどんな材なのか。その2

こちらの2つのエントリーも私が書いたものです。世界三大銘木のひとつと言われているウォールナット材について書いています。世界三大銘木については根拠がなんなのか分からないので、基準などがよく分かりません。言葉だけが一人歩きしている印象もあります。なので、私はあまり安易にこの言葉を使用しないようにしています。

ここにあげたブログエントリーを読んで頂ければウォールナット材についてよく知る事ができるでしょう。(内容的にかぶっていることもありますが…)

瑞木@相模湖

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