2016.05.07

オイル仕上げのテーブルメンテナンス講座、明日8日に開催!【No.1546】

なんとなく明日までがGWという感じですね。GWに出かけて疲れが溜まっている人も多いでしょう。なんだか風邪が流行っているようです。私の回りでも風邪をひいたという人が何人もいます。さて、そんな中ですが明日は【オイル仕上げのテーブルメンテナンス講座】を開催します。明日8日14:00から吉祥寺ショールームで開催します。事前予約は必要ありませんので、時間までに吉祥寺ショールームに来て頂ければ参加することができます。「質感が良いからオイル仕上げのテーブルが欲しいけど、メンテナンスが不安」と感じている方を対象にした講座です。もちろんオイル仕上げのテーブルをすでに使用している方でメンテナンスのやり方がわからないという方も参加してもらってかまいません。オイル仕上げのテーブルは時々オイルを補ってあげる必要があります。オイルが抜けた状態で使うと汚れやシミがつきやすくなります。また、メンテナンスをする際に大変になってしまいます。そのため定期的にオイルを補うメンテナンスをすれば、長く綺麗に使用することができます。

メンテナンス講座では実際にテーブルのメンテナンスを実演してみせます。オイル仕上げの小さいテーブルを用意してそれを使って賢木@吉祥寺がメンテナンス方法も教えます。実際にメンテナンスをするところを見ればイメージが湧きやすくなると思います。それほど難しい作業ではありませんので、要点を押さえれば誰でも行うことができます。

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これはスタッフが家で使用しているナラ材のテーブルをメンテナンスしている写真です。メンテナンス講座では小さいテーブルを用意して実演を行います。お時間のある方はぜひ参加してみてください。

明日の告知はここまでにして少し違う話題をしようと思います。木工旋盤についてです。
以前にこのブログでも木工旋盤について書いたことがあります。木工旋盤は回転する木材に刃物を当てて形づくる機械です。回転しているので基本的には丸いものをつくる際に使用します。例えば丸い棒。角材をセットして回転させて刃物を当てます。そうして丸棒にします。テーブルの丸い脚は木工旋盤で作られることが多いです。ソリウッドには木工旋盤がないので丸脚を製作する際は木工旋盤の加工を専門に行っている会社に頼んで製作してもらっています。

以前のブログに書いた通りある方から卓上の木工旋盤を譲っていただきました。この木工旋盤は小さいので、テーブル脚のような長い物を加工することはできません。ですが、器の専門機としては使えます。

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こんな感じにセットして使います。まだそんなに使っていないので自分の思っているような形に加工することはできません。が、なんとか器の形にはなります。このGW休暇を使って少し練習をしました。木工旋盤は日本ではそれほどメジャーではありません。趣味にしている人はそれほど多くはないでしょう。どちらかというとプロの人が使っている機械といった感じです。しかし、アメリカやヨーロッパでは趣味としている人が大勢います。ガレージに木工旋盤を置いている方も多いと聞いています。なので、日本語で書かれているテキストなどはほとんどありません。でも英語ではたくさん出版されています。

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その中の一冊を購入してみました。このシリーズは写真が多く英語の読解が不十分でも内容をある程度推測できます。以前紹介した本はこちら

この本を読んで刃物の当て方などを勉強しています。「ああ、こうすれば良いのかあ」という点がありました。今度行う時に実践してみようと思います。

木工旋盤を使用するとこんな木の器を作ることができます。
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まだまだ思うような形にはなっていませんのでまだまだ練習が必要です。でも面白いんです。上手くいくとシュルシュルと木が削れていきます。鉋で木を削るのとはまた違った面白さがあります。もう少し上手く削れるように少しずつ練習していこうと思っています。

瑞木@相模湖

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