2018.05.12

オイル仕上げテーブルのメンテナンス講座を定期的に開催しています。【No.2281】

明日13日(日)は【オイル仕上げのテーブルメンテナンス講座】を開催します。オイル仕上げのテーブルはメンテナンスを行うことで長く綺麗に使用することが出来ます。しかし、初めての方はどうすればいいのかよく分からないと思います。しなきゃ行けないけど…と思いながらメンテナンスを行なっていない方も多いはずです。【オイル仕上げのテーブルメンテナンス講座】はそんな方を対象に実際のメンテナンス作業を見てもらい、「なるほどこうすればいいのか!」と感じてもらう講座です。いくつかの注意点を考慮するだけで、メンテナンス作業自体はそれほど難しい作業ではありません。オイル仕上げのテーブルをお使いの方でまだメンテナンスをやっていない方はぜひ参加してみてください。【オイル仕上げのテーブルメンテナンス講座】は定期的に開催しています。奇数月の第2日曜日に開催しています。

時間は14:00からです。時間までにソリウッドの吉祥寺ショップにお越しくだされば参加できます。無料の講座ですのでお気軽に参加ください。

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オイル仕上げは塗膜を作らないタイプの塗装方法で無垢材の家具やフローリング、住宅の外壁など幅広い部分で使用されるようになっています。昔は木製家具の塗装といえばウレタン塗装でした。ウレタン塗装は木材の表面に薄い塗膜をつける塗装方法です。しっかりと木部に食いつくようになっているので、塗装の強度は強いです。保護力も高く、汚れやシミがつきにくいメリットがあります。しかし、経年による塗膜の劣化によって塗膜が剥げてしまいます。最近のウレタン塗料は性能が高くなって塗膜も剥がれにくくなっていますが、どうしても20年ほど使っていると塗膜の劣化は避けれません。塗膜が剥げてくると汚らしくなってしまいます。そうなると再塗装が必要になります。再塗装は一度塗膜を全て落としてから行います。この作業が大変で時間が掛かってしまうので費用もそれなりに掛かります。また、ご自分での塗り直しは不可能です。

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先日お客様からウレタン塗装の塗り直しを依頼されたテーブルです。20年以上お使いにナルトこんな感じになることもあります。ソリウッドのテーブルは現在ではオイル仕上げを選ばれる方がほとんどですが、昔はウレタン塗装しか選択できませんでした。しかし、無垢材のテーブルなら削ってウレタン塗装を落としてから再塗装ができます。突き板が張られているテーブルの場合は突き板の厚みが0.6mm程度しかないので削ると下地が見えてしまう恐れがあるので再塗装は難しいです。

ウレタン塗装はしっかりと木部に食いついているので剥がすのもそれなりに大変です。サンダーで削り落とします。それから再塗装をします。

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再塗装するとこんなに綺麗になりました。お客様も綺麗になって大変喜んで頂けました。塗り直しをするとほぼ新品同様になります。ソリウッドではソリウッドで製作したテーブルのみウレタンの再塗装を受け付けています。(他社製品のテーブルの塗り直しを致しませんのでご了承ください。)

オイル仕上げのテーブルの場合はご自分でのメンテナンスが可能になります。基本的にはオイルがしっかりと染み込んだ状態をキープすれば良いです。水拭きをする回数が多いとそれだけオイル成分が抜けやすくなります。オイル成分が抜けた状態で使用するとシミや汚れがつきやすくなってしまいます。食べこぼしなどがない場合は乾拭きをして頂いて、時々水拭きをするといった感じの方がメンテナンスの頻度は少なくてすみません。水拭きをする際も硬く絞った状態でする方がいいです。

オイル成分が抜けるとカサついてきます。そうしたらオイルを塗って綺麗に拭き取ってもらえると復活します。ソリウッドでオイル仕上げのテーブルをご購入された方にはメンテナンス用のオイルをつけています。

またシミやキズなどもオイルを塗る前にサンドペーパーで磨くと目立ちにくくなります。ご自分でサンドペーパーをかけるのは勇気がいる方も多いでしょう。一度メンテナンス講座に来て頂いてスタッフが作業するのを見ると安心してもらえると思います。そういった意味でもご自分でメンテナンスをする前にソリウッドのメンテナンス講座に参加されると良いはずです。

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