2018.05.28

完成品テーブルを5台展示販売しています。【No.2297】

気がつけば5月もあとわずかですね。もうすぐ梅雨になってしまいます。梅雨の時期はジメジメして湿度も高くなります。無垢材家具にとってはあまり良い時期ではありません。湿度が高くなることで木が水分を吸って伸びます。その影響が出やすいの6月なんですね。特に製作中のものは神経を使います。板が湿度の影響を受けにくいように管理する必要があります。そんな6月ですが、【無垢材テーブル選び方講座】が2回開催されます。6月10日と24日の日曜日に開催を予定しています。時間は14:00からになります。事前に連絡を頂いた方のお席は確保させて頂きます。飛び入りの参加も可能です。

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さて、先週末から吉祥寺ショップでは完成品テーブルの展示販売を開始しています。完成品テーブルは仕上げまで完了していてすぐに納品が可能なテーブルです。ソリウッドではオーダーを受けてからテーブルや棚などを製作しています。しかし、それでは納品までに時間が掛かってしまうというデメリットもあります。そこで、すぐに納品できるテーブルというのを販売する試みを始めています。すでに完成してしまっているので、サイズや塗装方法の変更はできません。でも、木目を見て決めることが出来るメリットもあります。

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チェリー材の耳つきテーブルです。少しコンパクトなサイズですが、4人掛けでの食事が可能です。ただし、椅子の幅によっては窮屈になるかもしれません。常時4人掛けで使用する場合は椅子のサイズも含めて検討した方が良いですね。チェリー材の白太部分(耳に近い部分)は色が薄いです。この板は白太の部分が少なめになっています。耳の処理はマイルドになっていて、少し木目が見えるようになっています。でもかえってその方がマイルドで良いという方もいるかもしれません。

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チェリー材は完成時には少しピンクがかったオレンジ色をしています。でも、時間が経つにつれて色がどんどん濃くなっていきます。最終的には濃い茶色になります。個体差はありますが、どのチェリーの板でも色は相当に変わります。しかし、チェリー材が好きな方は皆この経年による色変化が良いと思っているはずです。時間が経ったチェリー材は少し艶が増して熟成された感が出てきます。革の色変化が好きな方ならチェリー材の色変化も気にいるはずです。

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耳つきの完成品テーブルはもう1台あります。カバ材の耳つきテーブルです。カバ材は硬さもあってテーブルには適した材です。でも、あまりメジャーな存在ではないので知らない方も多いかもしれません。色の薄い部分と濃い部分の差が結構あるのではぎ合わせるとストライプ状の模様になります。他の材でこうなるのはあまりありません。好き嫌いははっきりと別れるかもしれませんね。

カバ材は導管が狭いのでスベスベした触り心地になります。思わずほっぺたをスリスリしたくなる感じです。カバ材ではもう1台ストレートカットの完成品テーブルも製作しました。

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耳なしにするか耳ありにするかは単純に好みの問題です。テーブルの機能的には違いはありません。見た目的にどちらが好きかで選んでもらえればいいです。ストレートカットテーブルはエッジが直線、直角になるのでよりシャープな印象になります。耳つきテーブルはエッジが柔らかな線になるので少し柔らかい印象になります。また耳がねている場合は天板が薄く見える効果もあります。今ならカバ材のストレートカットテーブルと耳つきテーブルが展示されていますので見比べてみるのもいいでしょう。

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