2017.01.31

ウォールナット、チェリー以外ならカバ材の耳つきテーブル天板がオススメです。【No.1815】

ソリウッドで注文を受けるテーブルや椅子、本棚などで人気なのはウォールナット材とチェリー材です。この2樹種はともに北米産の広葉樹材で世界中で使われています。安定的に供給されているので製作サイドとしてはとっても使い勝手がよいのもよく使われる要因です。特にウォールナット材は人気が高く、高値での取引が続いています。2、3年前に価格が急騰してよいウォールナット材が全然仕入れられない状況になりました。今は少し落ち着いていますが、以前としてウォールナット材の価格はキープされています。人気が高くなると同時に良材の入手が難しくなっていますが、ソリウッドでもなんとか細々と仕入れています。

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こんな感じで2枚の板をはぎ合わせて作る2枚はぎテーブルが人気です。ウォールナット材は1枚板テーブルになるサイズの板が存在します。でも生長するのに時間が掛かっている分板の価格は高くなります。当然テーブルとしての価格も高くなります。サイズにもよりますが、ウォールナット材の1枚板テーブルなら50~100万円くらいの価格帯になるかと思います。テーブル1台の価格としてはかなりしてしまいます。なので、ソリウッドでは2枚はぎでテーブルになる板を中心に仕入れて耳つき2枚はぎテーブルに力を入れています。2枚はぎテーブルなら20~30万円台で販売することができます。

ウォールナット材と同様に人気が高いのがチェリー材。アメリカンチェリー材やブラックチェリー材とも呼ばれています。世間一般ではウォールナット材の方が人気がありますが、ソリウッドでは受注数がウォールナット材を上回る月もあるほどチェリー材の人気が高いです。チェリー材はあまり太く生長する木ではありません。なので、1枚板テーブルになるサイズの板はほとんど流通していません。何度か幅が800mm以上ある板を材木市場で見かけたことがありますが、とても稀です。なので、チェリー材のテーブルが欲しい方が1枚板テーブルを探すのは現実的ではありません。耳つきの2枚はぎテーブルで探すのをオススメします。チェリー材は始めはピンクがかったオレンジ色をしていますが、段々と色が濃くなって最終的には艶のある焦げ茶色になります。こうした色変化がチェリー材の人気の要因です。

ウォールナット材、チェリー材以外でオススメなのがカバ材です。国産の木材が良いなと感じている方には特にオススメですね。

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カバ材もチェリー材同様にそれほど太く生長する木ではありません。1枚板テーブル天板を探すよりは2枚はぎテーブル天板を探した方が遙かに現実的です。上の写真のカバ材耳つきテーブル天板用の板は現在吉祥寺ショールームに展示中です。同じ丸太から製材された隣合った2枚の板を使用してブックマッチと呼ばれる形ではぎ合わせをします。そのため木目や形がほぼ左右対称になってとてもバランスがよいテーブル天板になります。

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木目もとっても綺麗です。耳に近い部分には斜めにキラキラした模様が入っています。こうした模様は幅の広いカバ材やミズメ材、チェリー材によく見られます。仕上げて塗装をするととても美しい模様になります。カバ材は緻密な木目をしていて綺麗です。硬さもあるのでテーブル天板にはもってこいの樹種です。手触りもすべすべして気持ち良いです。ただ、知名度があまりないので知らない方が多いですが…

現在吉祥寺ショールームには4人掛け用耳つきテーブル天板用のカバ材が3セット展示中です。2枚はぎ用が2セットと3枚はぎ用が1セットです。中でもオススメは上で紹介したK65テーブルですね。木目や色がとても綺麗です。カバ材の耳つきテーブル天板用の板に関してはこちらのページでご確認ください。

瑞木@相模湖

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