2017.10.15

ISU-WORKS張り地サンプルが新しくなりました【No.2072】

ソリウッドではすっかりお馴染みとなったISU-WORKSの木の椅子。こちらの椅子を製作している北海道津別町にある山上木工さんから椅子の座面のサンプル集が届きました。これまでも張り地のサンプルはあったのですが、今回届いたのは、しっかりとじられたしっかりしたものです。

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こんな感じで布とレザー(人工皮革)に分けられてとじてあります。ISU-WORKSの椅子で選択できる布は、3種類でそれぞれ色は選ぶことができます。現在選ぶことができるのがNC、ミラノ、グラナダの3種類の布です。それぞれの特徴と色を少し紹介したいと思います。

NC(ウール&アクリル)

ウールが入ったしっかりとした布で、椅子やソファーの張り地としてはよく使われている布です。ソリウッドで扱っている他の椅子ブランド2社でも、このNCを張ることが出来ますので、椅子の種類は違っても布地は揃えたいというときには最適です。ウールが入っているので夏場は少し暑く感じるところもありますが、大きな問題にはならないでしょう。こちらの布はISU-WORKS発足当初からラインナップされている布で、これまでは選べる色が5色でしたが少し前から色が増え13色に増えています。

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ラインナップの中のひとつ、鮮やかなブルーです。メープルなど明るめの樹種に合います。

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こちらは新しくISU-WORKSのラインナップに加わったパープル(NC019)になります。濃い茶褐色のウォールナット材との相性が抜群だと思います。ウォールナットとの組み合わせはシックで落ち着いた大人の雰囲気を醸し出します。

グラナダ(アクリル・ポリエステル)

こちらの布は色の違った太い糸を使い、ザックリと編んである生地になります。使われている糸の太さが均一でなないので、よくみると表面に凹凸が出来ています。ただ、座ってみるとこの凹凸がゴツゴツ感じることはないので、座り心地には全く影響しないと思います。色としては、白系、黒系、黄色系、緑系、オレンジ系の全部で8種類から選択が出来るようになっています。

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吉祥寺ショップに展示してあるMAGチェアについているグラナダの座面です。黒と白の2系統の糸が使われていて表情豊かな印象になります。

ミラノ(ポリエステル)

こちらの布は3種の中では最も平らにみえる布かと思います。色は9色があり、少しくすんだ感じの色味が多いです。

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こちらはMI-8の布です。あえて表現するとなればうぐいす色ということになるのでしょうか?淡い緑をしています。このぐらい淡い色だとどの樹種でも違和感なく合わせることができると思います。個人的にはナラ材に合わせるとかなりしっくりくるのではないかと思っています。こちらのミラノシリーズは9色からお選び頂けます。

どの布でも、座り心地に関しては大きく変わることはありません。もちろん中に入っているウレタンフォームも同じものが入っています。最終的には見た目の好みと本体の樹種との組み合わせで選んで頂くのが良いと思います。

布だけで30種類から選ぶことになりますが、じっくりとあれこれ考えてしまうと泥沼にはまって抜け出せなくなってしまうこともあります。おそらくこれは絶対ないというのをまずは選択肢から外して、好みというか直感で選ぶことをオススメします。木との組み合わせとかあれこれ考えるよりは、好みを優先したほうが結果的には納得できる結果になるのではと思います。布地だと長く使うには座面部分の交換が必要になりますので、いつかは変えるんだと思えば選ぶ際の木も少しは軽くなるかもしれません。

ISU-WORKSの椅子は今日紹介した布以外にもレザー(人工皮革)が9色から選び、椅子によっては木の座面を選択することも可能です。

椅子の座面については過去にもブログに書いていますので、興味のある方はご参照ください。

ISU-WORKSの椅子で選択できる布生地が増えました【No.1664】

ウォールナット材の椅子にはこんな色の生地が選ばれている

板座 VS 布・革座【No.1428】

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