2017.06.11

背にもクッション性のある木の椅子【No.1946】

木の椅子を検討される際は何を一番重視しますか?デザインですか?座り心地ですか?それとも両方ですか?

この答えは人によって違うと思いますが、個人的には両方の側面で気にいったものを選ぶのが良いと思います。いくら良いデザインでも長時間座ることによって腰が痛くなってしまったり、姿勢が悪くなってしまってはしょうがないですし、座り心地は満足しているけど、見た目は好きじゃないというのも愛着をもって長い間使うのもしんどいですしね。

ソリウッドでは国内に生産拠点がある3つの椅子ブランドの椅子をセレクトして吉祥寺ショップで展示しています。いずれもご注文を受けてから製作するオーダースタイルになっています。今日はその中からテーマをしぼっていくつかの椅子を紹介したいと思います。ソリウッドは無垢材家具の専門店なので、扱っている椅子も当然無垢材をメインに使っている椅子になります。ですが、椅子ですので柔らかな座り心地を実現するために、座面、背の部分にウレタン性のクッション材が入っていてその上から布もしくは革(ビニールレザー含む)で覆っているものも数多くあります。これの座面や背の部分はやはり板のものと比べるとあたりは柔らかく、長時間座っている前提だと、板の座面に比べ座り心地にはやや軍配があがると思います。座の部分が布・革張りのものでも、背は木というものもありますし。背にもクッション性があるものもあります。今日は背の部分にもクッション性のある木の椅子について書いてみます。

ソリウッドで扱いのある3つの椅子ブランドのうち、まずはいのうえアソシエーツのAWAZAシリーズの椅子を紹介します。ソリウッドの吉祥寺ショップにおいてあるいのうえアソシエーツの椅子は3種類です。AWAZA LDチェア、AWAZA LDR(回転椅子)チェア、AWAZA MA-01になりますが、この3つの椅子はいずれも背にもクッション性があります。中でも最近、引き合いの多いのがLDRチェアで無垢材の椅子には珍しい回転機構がついているものです。

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座面の下と脚の間の隙間に金属製のパーツが見えると思いますが、これが回転機構になります。座から上の部分が360度回転するようになっています。背の部分に注目してみると、少し広めの背がついているのがわかると思います。AWAZAシリーズの特徴でもあり、コンセプトである腰の椅子を体現しているパーツでもあります。背が広いので、腰をしっかりと支えてくれる上に、適度なクッション性があり長時間座っていても腰や背中が疲れにくくなっています。回転することで、ダイニングだけでなく、書斎用の椅子としても十分使える椅子です。

徳島県にある椅子のメーカーである宮崎椅子製作所は外部のデザイナーさんとタッグを組んだオリジナルの椅子を数多く製作しています。宮崎椅子の多くの椅子は座にファブリックがついているものが多いですが、椅子によってクッションの厚みなどは変わります。全体的にはやや硬めのクッションとなっているものが多い感じです。宮崎椅子の最大のヒット商品といわれているのが村澤一晃さんがデザインしたpepeチェアです。pepeチェアはいくつかバリエーションがあり、その中に背もファブリックがついているもんがあります。

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こちらがpepeアームチェアの背布張りバージョンのものです。通常のpepeアームチェアは背が木になります。布張りのものは背にクシッションが入っていますが、あまりクッション性のあるものではありません。座り心地は木のものと大差はないかもしれません。

最後に紹介するのが、GENチェアです。GENチェアは北海道津別町にある木工所山上木工が製作販売している椅子ブランドISU-WORKSのラインナップの1つです。

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ゆったりと座れる背もクッション性のある椅子になります。こちらの椅子も食事用のダイニングチェアとしてだけでなく書斎やワーキングチェアとしても使える椅子です。

今日紹介した椅子はソリウッドの吉祥寺ショップに展示品があります。ショップではご自由に座って頂くことが出来ますので長時間座っても背中が痛くならない椅子をお探しの方はぜひ座りにきてみてください。

賢木@吉祥寺

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