2016.08.19

Web上で多くの方に見られている耳つき天板とそんなに見られていない耳つき天板。【No.1650】

休憩時間などを利用して木の皿つくりに挑戦しています。木工教室の生徒さんがご自宅で使っていた木工旋盤を譲って頂いたので、それを活かして制作しています。まとまって時間を取ることが少ないので、短い時間を使ってコツコツ作業していますが、なかなか上達しません。本や動画をあさっていろいろと試しています。ほとんどが英語の情報なので、自然と英語力も身についてきたように感じます。先日にミズメ材を削ってサラダボウルを作っていたのですが、全然綺麗に削れない……今までと同じ方法でやっても上手くいかず凹んでいました。そこにやってきた木工仲間のT氏がガウジの角度が寝過ぎてない?と指摘されました。いつも通りにジグで研いでいるのでそんなことないと思っていましたが、確認してみると確かに角度が浅くなっていました。なので、角度を立てて研ぎ直して削ってみると…… 上手く削れるようになりました。ガウジの角度って大切なんですね。ほんのちょっとの違いで削り具合が全然違います。とっても勉強になりました。

さて、夏休み期間中も休まずブログを更新していました。しかし、アクセス数はちょっと落ちています。皆さん、遊びに行ったり、オリンピックを観たり、甲子園の高校野球を観たりしてるんでしょうか?一応自分たちの中ではオリンピックのせいにしています…ちょうどネットサーフィンをするような時間帯にオリンピックの中継をやっていますからね。

そんな中でも健闘しているページがありました。それは耳つきテーブルのページ。しばらくの間アクセス数が停滞していましたが、7月の終わりに新作をアップしたこともあって8月のアクセス数は好調です。特に7月末にアップした新作のヤマザクラ材やウォールナット材の天板用板は多くの方がご覧になっています。幸か不幸かどちらもまだ成約済みにはなっていませんので、実物の板をご覧になりたい方はぜひ吉祥寺ショールームへお越し下さい。やはり実物を見ると、ネットの写真では感じることのできないその板が持っているパワーのようなものを感じることが出来るはずです。気に入った板があった方はぜひ実物をご覧に来てくださいね。

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小さいサイズではありますが、とても綺麗な板です。低温でじっくりと乾燥させたウォールナット材を使用しているので、ウォールナット材が持っている本来の複雑な色を堪能できます。耳のカタチも素直でテーブルとしても使いやすいカタチの耳つきテーブルです。ウォールナット材人気が高いため良質で綺麗なウォールナット材の入手が困難になってきています。そんな中で手にした良質なウォールナット材、小さめサイズでも構わない方に自信をもってオススメできる板です。

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こちらはヤマザクラ材の耳つきテーブル用板です。チェリー材と同じサクラの仲間です。ヤマザクラ材は日本国内に生えている木です。国産のサクラで家具に使用されている多くはヤマザクラの木です。それほど大きくは成長しないので、1枚板でテーブルになるような板はめったにお目にかかれません。サクラ系で耳つきテーブルを探されている方は2枚はぎで探すのが現実的です。こちらのヤマザクラ材は同じ丸太から製材された隣合った板を使用しています。そのため、木目や色は統一感があって違和感はありません。一部変色している部分がありますが、機能的に問題になることはありません。最近はある程度幅のあるヤマザクラ材の供給量が減ってきています。2枚はぎでテーブル天板になる板がなかなか入手できないなかで仕入れに成功した板になります。日本国産材の天板が欲しい方にはオススメです。

ここまでに紹介した2セットのWebページはよく見られています。同時期に更新したのにあまり見られていない板もあるんですね。パッと見は個性的に見え過ぎるのかもしれません…でも面白い表情をしていると思うんですが…

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トチ材のブックマッチ耳つき2枚はぎ天板です。トチ材は日本を代表する広葉樹材で、昔から人気の高い樹種です。特にトチ材の1枚板テーブルは人気が高いです。トチ材は1枚板テーブルになる大きめの板が多く存在しています。この板は2枚はぎで天板にしますので、1枚板テーブルよりは価格を抑えることができます。ちょっと変わった表情のテーブル天板をお探しの方にはオススメです。

瑞木@相模湖

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