2017.10.02

ウォールナット材の大きめ耳つき2枚はぎテーブル用の板もあります。【No.2059】

※2017年10月16日 関連ブログへのリンクを追加しました。

現在吉祥寺ショップでは現品販売の耳つきテーブルを展示しています。国産材を使用したものがメインになっていますが、チェリー材の現品販売の耳つきテーブルもあります。通常のオーダーで製作する耳つきテーブルより若干リーズナブルな価格設定になっていますのでお見逃しなく!

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これが現品販売中のチェリー材耳つき5枚はぎテーブルです。北米産のチェリー材を使用しています。アメリカンチェリーやブラックチェリーとも呼ばれていますが、チェリー材は北米を代表する広葉樹材です。最近はウォールナット材の陰に隠れてしまっている印象がありますが、色味や木目のしなやかさはウォールナットよりも豊かなものを感じます。今回は5枚の板をはぎ合わせていますが、元々は3枚の板でした。それも同じ丸太から製材された板です。同じ丸太から製材された板のことを”共木(ともぎ)”と呼んでいます。共木の板は色味や木目の様子が似ているのではぎ合わせて使用しても統一感が出ます。上の写真を見てもらうと分かりますが、5枚の板の色や木目は似ていますよね。共木でない板をはぎ合わせたらもっと色味や木目の違いが出ます。

元々3枚の板だったわけですが、乾燥中に大きく割れてしまったために真ん中でカットせざるを得なくなってしまったわけです。幅が400ミリを超えているチェリー材としてはまあまあ幅広い板でした。2枚はぎでもテーブル天板にできる可能性もあった板だったので割れてしまったのは残念ですが… こうして5枚はぎテーブルになりました。厚みもあって存在感があるテーブルに仕上がっています。ぜひ実物を吉祥寺ショップでごらんください。

チェリー材と並んで北米産広葉樹材を代表するのがウォールナット材です。近年は人気もあって価格が高騰しています。もとも高級材として知られていましたが、ここ最近はさらに価格が上昇しています。今現在は価格の上昇は落ち着いていますが、下がらずに高いまま止まっています。他の樹種に比べると価格は高いですが、以前として人気No.1の樹種です。ソリウッドではチェリー材と並んでいますが、他の家具屋さんや材木屋さんではウォールナット材の方が人気が高いようです。耳つきテーブル用の仕入れをしている材木市場でもウォールナット材は人気が高く、価格も高くなるのでなかなか良材を手にいれることはできません。でもなんとか頑張って手に入れた板を乾燥させて使えるようにしています。

材木市場以外にも材木屋さんから仕入れる場合もあります。耳つき2枚はぎ用の板を探している旨を材木屋さんに伝えておくと、入荷した際に声をかけてもらうことができます。現在吉祥寺ショップに並んでいる耳つき2枚はぎテーブル用の板もそんな感じで材木屋さんから仕入れた板です。入荷した板を見せてもらって程度が良さそうだったのでまとめて仕入れた板です。

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こちらがW96テーブルです。W1900mmありますので常時6人掛けが可能なサイズになっています。普段は4人掛けでもご家族や友人が訪れる頻度の高いご家庭では大きめのテーブルがあった方が便利です。また最近ではお子様の宿題をダイニングテーブルを使ってやられるケースが増えています。多目的に使用するなら大きい方が便利です。そしてたまにお子様と卓球を楽しむなんてのも楽しそうです。最近はダイニングテーブルに簡単にネットが張れるようなグッズもあるようです。W1900mmあれば結構本格的に卓球が楽しめるかもしれません。

ダイニングテーブルを選ぶ際に「置けるギリギリの大きさのサイズの方が良い」という考え方もあります。大きいテーブルを置いてしまったがゆえに通行がしにくくなってしまうのは問題ですが、通行に支障が出ない程度の大きさで出来るだけ大きいテーブルというのはとても便利なはずです。食事が終わったらすぐにリビングのソファに行くという方も多いかもしれませんが、ダイニングテーブルをメインの居場所にするというのも良いと思います。最近ではゆったりと腰掛けてリラックスできるけどダイニングチェアとしても使える椅子が開発されています。

Awaza LDRチェアは回転機能がある木の椅子です。名前のLDはリビングダイニングを表しています。リビングでもダイニングでもどちらでも使用できるという意味が込められています。回転機構があるので、ダイニングにいながらリビングのテレビの方に体を向けるなんてこともできます。

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こちらは吉祥寺ショップに展示してあるチェリー材のAwaza LDRチェアです。見本はチェリー材ですが、ウォールナット材で注文をいただくことも可能です。ぜひウォールナット材の耳つきテーブルと一緒に使用するのを検討してみてください。

※追加

“クルミ”材と”ウォールナット”材の違いは?【No.1511】
→ウォールナット材に関連するブログエントリーでよく読まれているものです。”クルミ”材と”ウォールナット”材は同じクルミの仲間ですが、色が全然違います。そうした違いについてまとめたブログエントリーです。

瑞木@相模湖

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