2014.11.05

無垢材テーブル選び方講座の第5回を開催します。

今日は、テーブル選び方講座の告知をさせて頂きます。

今回が第5回目となるソリウッドテーブル選び方講座〜無垢材テーブルを選ぶ際に知っておくべき3つのこと〜は、11月30日(日)14:00からソリウッドの吉祥寺ショールームで開催します。こちらの講座は無垢材テーブルの購入を検討されている方を対象に、検討するポイントについて話をします。時間は、約40分を予定しています。これまで4回同じような講座を実施しています。おかげさまで、講座に出席頂き、その後テーブルをソリウッドでご注文頂くこともあります。

出席には事前予約は必要ありません。当日、直接起こしください。ですが、事前にご連絡頂いた方には座席を確保します。お問い合わせ等はinfo@soliwood-crafis.comまでメールでお願い致します。

11月30日に行う第5回もこれまで同様、話の中心はテーブルを選ぶ際に、悩みがちな3つのポイント「樹種」「サイズ」「仕上げ」について、知っておくべき事項と選ぶ基準などを初めの20分くらいで話します。その後は、テーブルの裏も気にしてみるとそのテーブルについてよりわかるという話をします。

なぜテーブルの裏をみるべきなのか?

それは、テーブルの裏がメーカーによる違いが一番出やすいからです。

テーブルの裏をみると以下の項目についてどのようになっているかがわかります。

・テーブル天板と脚がどのようについているか?

・反りに対する対策がどのようになっているか?

・天板裏の仕上げがどのようになっているか?

 上2つのポイントはテーブルの頑丈さ、長く使うことが出来るテーブルなのかを見極めることにつながります。3つ目の点は、目に見えない点への気配りがされているかなど作り手の姿勢を感じることができます。

講座についての話に戻ります。

テーブルの裏側についての話をした後は、各回話す内容を変えています。第3回では、テーブルとダイニングチェアの組み合わせについて、第4回ではストレートカットテーブルと耳つきテーブルについて話をしました。

第5回では、耳つきテーブルについて少し、深堀りして耳つきテーブルの木取りなどの様子をお話する予定です。耳つきテーブルは、耳といわれる樹皮があった部分のカタチをそのまま残した無垢材テーブルです。耳つきテーブルを製作するには、当然ですが耳がついたまま製材された板を使います。ですが、板の使い方で全く印象の違うテーブルになる可能性があります。

ひとつ例を挙げてみます。

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上の2枚の板は、同じ丸太からとれたトチ材の耳つき板です。この板をどう使い、どういったテーブルにするかは木取りをする人の腕の見せ所といった感じになります。

お客様から木らしさがある2枚はぎ程度の耳つきテーブルの依頼がありました。お話を聞くと、仕事もするし、食事もする万能なテーブルを探していて、見た目は節などがあっても樹脂で埋めて平らになるのであれば問題ないということでしたので、この2枚のトチ材が最適と考え、提案しました。

そして、出来上がったテーブルがこちら。

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どちらの耳のどの部分を使うか、どちらの面を表にするかなど組み合わせはいくつかあります。木取りは、その組み合わせの中で、仕上がりを想像しながらの作業になります。

今度の講座では、実際の耳つきの原木を見ながら、耳つきテーブルの木取りを紹介していこうと思います。

無垢材テーブルを探し始めた方、これから探そうとしている方、ご興味のある方はぜひお越しください。

賢木@吉祥寺

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