2016.07.12

ウォールナット材とクルミ材の無垢材ストレートカットテーブル。【No.1612】

梅雨ってどうなってしまったんですかね?あんまり雨が降っていない印象です。むしろ暑さの方が印象に残っています。もう夏ってことですかね?最近は、雨が降って幾分涼しいのが良いのか?、晴れてとてつもない暑さになるのがよいのか? なんか究極の選択みたいになっていますね。個人的には晴れて欲しいのですが……

さて、ソリウッドのメイン商品は無垢材テーブルです。ソリウッドが設立して既に30年以上が経っていますが、無垢材テーブルはずっと主力商品です。時代の移り変わりでテーブル天板の厚みや塗装方法は変わっていますが、木の良さを愉しんでもらうというコンセプトは変わりません。この30年間で木材の流通がだいぶ変化してきています。昔なら当たり前に手に入った木材が今は全く手に入らなくなったということが珍しくはありません。特に日本国内産の木材はこういう傾向が顕著です。ソリウッドでは、国産のナラ材やシオジ材などの1枚板テーブルを多く製作していました。しかし、今では1枚板でテーブルになるナラ材やシオジ材を手に入れることはほぼ不可能になっています。

やはり国産広葉樹材の流通量はだいぶ減ってきています。国産広葉樹材をメインに扱ってきた材木市場もそれだけでは成り立っていかなくなったために外国産の広葉樹を多く取り扱うようになっています。日本の林業の衰退を考えるとこうした状況は致し方ないと思います。(そもそも広葉樹林業は発展もしてなかったんじゃないかとも思いますが…)

ソリウッドでも外国産の木材を使用する機会が増えてきています。幸いなことにウォールナット材やチェリー材など北米産の広葉樹材で流通量が多い木材が人気のため、無垢材テーブルを製作し続けることができています。ソリウッドで扱っている無垢材テーブルは大きく分けるとストレートカットテーブルと耳つきテーブルに分けることができます。

ストレートカットテーブルはエッジが真っ直ぐにカットされているテーブルです。いわゆる長方形や正方形をしたテーブルです。耳つきテーブルは、樹皮がついていた部分を残して製作したテーブルです。なのでカタチはひとつひとつ違います。

ストレートカットテーブルに使用している木材はほとんどが外国産の木材です。たまに国産のナラ材が手に入ることがありますが、それ以外は外国産の木材です。ウォールナット材・チェリー材・メープル材はそもそも国内には生えていない木なので、全て北米産になります。

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こちらはウォールナット材のストレートカットテーブルとribチェアです。ウォールナット材は北米産の木材で、ブラックウォールナットとも呼ばれています。ウォールナットは英語で”くるみ”を表す言葉ですね。なので、ウォールナット材はアメリカのクルミということになります。ウォールナット材はこのように濃い茶色をしています。

日本やアジアのクルミ材はこんなに濃い色をしていません。

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こちらがクルミ材のストレートカットテーブルです。色が全然違いますよね。同じクルミの仲間なのにこれほどにも違いがあるのです。色は全然違いますが、木目の様子は似ています。ウォールナット材もクルミ材もよく見ると同じような木目をしています。材質は若干違います。クルミ材の方が少し軽くて柔らかいですね。ただ、粘りはクルミ材の方があると思います。

クルミ材は去年からソリウッドのストレートカットテーブルのラインナップに加わりました。おかげさまでお客様からもご好評を頂いていて、順調に受注台数を増やしています。クルミ材の優しい雰囲気がお客様に好評の理由だと思います。

瑞木@相模湖

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