2018.05.17

ISU-WORKSの新作SOLAチェア展示をはじめています【No.2286】

ISU-WORKSの新作チェアであるSOLA(宙)チェアが吉祥寺ショップに到着し、展示をはじめています。今回吉祥寺ショップにやってきたのは、ウォールナット材×MI1の布の組み合わせです。箱からだした瞬間の印象は高級感があるなということでした。サイズ的にもワイドが610mmとダイニングチェアとしてはかなり大きめな部類ですが、どっしりと構えている椅子です。そのフォルムから今のところ、ショップ入り口の真っ正面においていますが、なんだか待ち構えている感じがでて、この椅子っぽいかなと個人的には思っています。他の椅子同様にウォールナット材以外でチェリー材とナラ材で製作することが可能です。また、座面や背の部分のファブリックもISU-WORKSのファブリックから選択頂けます。

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価格的には、税込で7万後半〜9万台の価格帯になるので、ISU-WORKSの中でも高価な部類に入りますが、この見た目と座り心地であれば納得の価格です。椅子の場合、高価なものは加工が大変でもあるので曲線が多いもののほうが価格は高くなる傾向にあります。このSOLAチェアは見た目は直線的ですが、テーパーがかかったり、よくみると曲線になっていたりと気づきにくいところで高度な加工がされています。

宙(SOLA)と名付けられた椅子

こちらの椅子の名前はSOLAチェアですが、漢字として「宙」という字が当てられています。ISU-WORKSのラインナップにある椅子の中でもここまではっきりと意味のわかる名がつけられているダイニングチェアは珍しいです。宙といえば宇宙をイメージしますが、宇宙空間のように奥深いという意味なのか、宇宙空間にただようような重力を感じない座り心地なのか、妄想は広がります。デザイナーであり、名付け親である高橋三太郎さんの思惑はどういったところにあるのか、今度お会いした際にしっかりと聞いてみたいと思います。

背がしっかりと支えてくれる安定感

座ってみると、抜群の安定感があります。背の部分も広くどこかがあたるといったことは感じられませんでした。背にもクッションとなるウレタンフォームを覆った布張りの部材がついていますが、ここは沈み込むような柔らかさはなく、ほどよい固さに仕上がっています。背の部分とは別に肘掛けもこのSOLAチェアの特徴といえます。背の部分から前脚にかけて肘掛けが伸びています。パッとみると直線のように見えますが、よくみると緩やかなカーブを描くように真ん中が凹んでいます。この部分は、製造元である山上木工さんの得意分野である高度な機械加工をうまく利用しています。このカーブは緩やかなので、肘をおいた感触としてはまっすぐと同じようにしっかりと支えられている感触になります。

ホテルや美術館のロビーなどに最適

こちらの椅子は食事をするダイニングチェアというわけかたも出来ますが、ご家庭以外でも活躍の場がありそうです。ホテルや美術館のロビーにおいてあるイメージがこの椅子をみていると自然に想起されます。テーブルが一緒になくても絵になる椅子だと思います。

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ゆったりと座れて、座り心地にも妥協はしたくないという方には一度座ってみて頂きたい椅子です。全体の印象は直線的なフォルムではありますが、包み込まれているような感覚もあるという不思議な椅子です。

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