2016.11.20

コンパクトなダイニングチェア【No.1743】

今日はダイニングチェアの話になります。ソリウッドでは椅子の製作まで手が回らないので、他の家具工房が製作する椅子をショールームに展示し、注文を受けるカタチでお届けしています。私が入社した当初はラインナップも少なく選べると椅子が少なかったのですが、今ではダイニングチェアとして使える椅子の種類は23種と大きく増えました。ショールームに展示してある椅子はすべて実際に座って頂けます。椅子を選ぶにあたって重要なのは、座ってみることです。座ってみてしっくりこない椅子に長い間座って生活するのはストレスがたまりますからね。

ただ、座り心地だけでなくしっかりと椅子のサイズも確認をしたほうが良いでしょう。ひとえにダイニングチェアといっても、肘掛けがあるなしでは横幅のサイズがだいぶ違ってきます。何も考えずに注文して、テーブルの脚と脚の間に納まらなかったといったことがないようにしましょう。

ソリウッドで扱っている椅子の中でもW400mmのものからW560のものまで、色々です。そこで今日は比較的小さめなコンパクトな椅子にスポットをあてていくつか紹介したいと思います。特にW1350程度のダイニングテーブルと一緒に使うことを考えていて、横に2つ並べて使うのであればコンパクトなものの中から選んで頂くことをオススメします。

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W400と最もコンパクトな椅子は宮崎椅子製作所さんのPocketチェアです。座面がズボンの後ろについているポケットのようなカタチをしていることから名付けられた椅子です。一見すると、かなり小さいのでダイニングチェアとしてはどうかなと思うかもしれませんが、座ってみると驚くほど座り心地が良いと感じる椅子です。座り心地の良くしているのは、広めに設定された背もたれだと私は考えています。実際、自宅のダイニングにはこのPoketチェアを使っていますが、心地よく食事が出来ています。ただ、デフォルトの座面高が440mmと少し高めに設定されているので、少し高く感じる方もいらっしゃるかもしれません。そういった場合は脚をカットすることも可能です。私も家で使っているPocketチェアはテーブルの高さ700mmに合わせて20mmカットして使っています。

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こちらはISU-WORKSのHUGチェアです。ISU-WORKSではハーフディスタンスの肘掛けがついている椅子でも幅が500mmをきるタイプの椅子がラインナップされています。これはGシリーズをいう名称が付けられています。もちろん、HUGチェアもGシリーズのうちの1つです。HUGチェアは婉曲した背の一前方部分に肘をかけることが可能です。座ってみると、この背に包み込まれるような感覚があり、妙に落ち着いた感覚で座ることが出来ます。HUGチェアはISU-WORKSの第1弾として発表された椅子ですが、当時から可愛らしいフォルムとしっかりと座れる心地よさで人気を博してきました。椅子の数が増えてきてはいますが、変わらず注文数が多い椅子です。

HUGチェアのようにコンパクトでありながら、肘も掛けられるタイプですと、大柄な方はやや狭く感じることもあると思いますので、その辺は実際に座って確かめて頂くのが良いかと思います。冬場になると、厚手のコートを来てご来店頂く方も増えてきます。そのままコートを来たままで座ってみる方もいらっしゃいますが、そこは普段椅子に座るときのようにコートを脱いで座ってみるほうが実際の座り心地を確認することができます。最終的な検討に入ったら、コートを脱いで座ってみることをオススメします。

ISU-WORKSのGシリーズの椅子は同タイプのものでしたら、重ねておいておくことが出来ます。最大4つまで重ねることが出来るようです。コンパクトな椅子ではこのようなスタッキング出来ることが、好まれる機能として求めれる場合があります。しっかりと座ることができて、スタッキング出来る椅子というのは、なかなかお目にかかれないものです。

賢木@吉祥寺

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