2018.03.14

ダイニングテーブルの選び方 サイズ編【No.2222】

先日賢木@吉祥寺が担当したブログでは

ダイニングテーブルの選び方 素材と樹種編

と題してダイニングテーブルを選ぶ際のポイントの一つとなる素材と樹種について解説しました。今日のブログエントリーはその続編で、内容的にはダイニングテーブルのサイズにスポットを当てます。

ダイニングテーブルのサイズは既成のものでは当然サイズが決まっていますが、全国統一の規格というものはなく、それぞれのメーカーが商品ごとに設定しているものが多いです。ダイニングテーブルのサイズを決める際には、毎日座る人の数からある程度サイズを絞り込むのと、ダイニングテーブルを置くスペースから考える2つの視点があると良いでしょう。

食事をする上で必要なスペースは一人W60×D40cm

毎日座る人数からおおよそのサイズを絞り込む上で、目安となる指標が上記の一人分に必要なスペースW60×D40cmです。ですので、二人並んで食事をする場合は、少なくと60cm×2の120cmは必要になります。ところが、120cmの横幅だと脚が少し内側に入ってたりすると、椅子を2脚並べてギリギリ入るといったケースが少なくありません。肘掛けのある幅の広い椅子だと脚と脚の間に収まらないといったことも出てくる可能性があります。基本的には、椅子はテーブルの脚と脚の間に入ることが望ましいと考えられるので、2人が並んで座る場合は脚と脚の間で120cm以上あるということを条件にした方が良いでしょう。それでも、肘掛のある幅の広い椅子を2脚並べるのが厳しい場合もありますので、肘掛のある椅子を検討する場合はそのあたりの考慮も必要です。個人的には4人掛けを考えているのであれば1350〜1650mmの天板サイズでそれぞれの置くスペースや一緒に使う椅子のサイズなどを考えて選ぶのが良いと考えています。W1350だと、肘掛けのあるような幅500を超える椅子を並べて置く場合、窮屈に感じる場合が出てきます。幅500mmを超える椅子を検討しているもしくは将来的に置きたいと考えている場合は1500mm以上にしておいた方が無難です。W1500でも4人掛けとしては十分なサイズですが、さらに余裕が欲しいということであればW1600もしくは1650を選択するのが良いでしょう。W1650だと来客時にお誕生日席を使うといった時にお誕生日席に座る人もある程度のスペースが確保できるメリットがあります。

横に3人並んで6人掛けにしたいという場合は、W1900以上がオススメです。既成のものではW1800というサイズを割と見かけますが、1800mmだと椅子3脚を置くと窮屈になるケースが多いです。たまの来客時でスツールなどの小さい椅子を間に使うというケースではOKな場合もありますが、常時椅子を3脚置くとなるとW1900は欲しいところです。

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置くスペースから考える際に知って置くべき2つの指標

もう一つの検討角度はダイニングテーブルを置くスペースとの兼ね合いです。まず、椅子を引いて座るのに必要なスペースがテーブルの端から壁まで少なくとも60cmは必要ということを知っておきましょう。両側が壁の場合、少なくとも60×2+テーブルの奥行きは確保されておく必要があります。さらに、椅子の後ろを人が通る動線として使う場合、テーブルの端から壁まで100〜110cmが必要になります。図面などを実際の空間を見ないでテーブルを注文するということもあるかと思います。その場合は、図面上で少なくとも上述の2点は確認しておきましょう。

最後に、ダイニングテーブルを置くスペースに立入れることができる、すでに居住している場合に、テーブルサイズをメジャーで測ることはすると思いますが、それだけだと実際にテーブルを置くと予想以上に大きかったといったことが起こり得ます。可能であれば、検討中のダイニングテーブルの大きさと同じスペースを新聞紙や雑誌などで埋めてしまってから動線などを確認することをオススメします。

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