2017.11.14

腰に優しく、回転する。人気のAwaza LDRチェア。【No.2102】

冬間近になり寒い日が増えてきましたね。工房の周りに生えている木々の葉は紅葉し、落ち葉となって地面に落ちるようになりました。葉が落ちた木を見ると改めて木って生きているんだなと思います。木は秋から冬にかけては活動が鈍くなります。春から夏にかけては水分や養分の移動が活発になりますが、秋から冬は”冬眠”状態になるようです。木の伐採が行われるのもこの時期です。木の成長が落ち着いているこの時期に伐採するのか一般的です。その方が製材して板にした時にダメージが少ないのだと思います。これから3月の終わりごろまでは材木市場にも伐採されたばかりの新物が並ぶことになります。この冬も何度か材木市場に行って仕入れをしたいですね。

ソリウッドでは国内生産をしている3社の椅子を取り扱っています。来週の月曜日から始まるIFFTという展示会では3社とも出展することになっています。新作が発表される展示会でもあるのでどんな新作が出るのか楽しみでもあります。”腰の椅子”がデザインコンセプトになっているAwazaチェアのいのうアソシエーツさんはパーソナルラウンジチェアの完成品が展示されると思います。過去の展示会でプロトタイプの展示がありましたが、すでに完成して発売が始まっています。ソリウッドでは取り扱ってはいませんが、注目の椅子であることは間違いありません。Awaza PCと名付けられたこの椅子は、ゆったりと寛ぐための椅子です。かなり大型な椅子で身体をスッポリと覆ってくれるような感じがします。オットマンも合わせて開発されています。今回の展示会でまた座って色々とチェックしようと考えています。

Awazaチェアでは回転機能を持った椅子がラインナップされています。木の椅子で回転機能があるのは珍しいです。今までにない商品であるためか売れ行きは好調です。1脚10万円程度してしまう椅子ですが、お客様の評価は高評価です。

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Awaza LDRチェア(回転椅子)を後ろから見た様子です。脚と座面の間に回転させるための金具が入れてあります。脚部はしっかりと組まれていますので、座って回転させてもぐらつくことはありません。安定性が高いです。その分、重くはなってしまっています。座面を回転させるためにはこれは仕方ないことだと思います。脚部を軽くしてしまったら安定性が低くなってしまいますから。金具も重さの要因になっていますね。でも、この重さがあるから安心して回転させることができるのです。

座ってみると座面の心地よさを感じることができます。硬すぎず柔らかすぎず、ちょうど良い具合です。座面の好みは個人差がありますが、硬いよりは柔らかい方が座りやすく感じます。でも柔らかすぎると身体への負担は大きくなります。長時間座っても腰への負担が少なくなるように考えられたAwazaチェアの座面感は絶妙です。この快適さはぜひ一度味わってもらいたいです。

背も椅子を構成する重要なパーツです。Awazaチェアの背は大きいです。最近の椅子はスタイリッシュに見せるため背は大きくないものが増えています。点で当たる感じの椅子も結構あります。でもAwazaチェアの背は点ではなく面でしっかりと背中を支えてくれます。見た目的にはどうしても野暮ったさが出てきてしまいますが、機能面では背は大きい方が良いと思います。

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大きな背でしっかりと背中を支えてくれます。これなら腰への負担を少なくなるはずです。Awaza LDRチェアはダイニングでもリビングでも使える椅子です。長時間座っても疲れにくいのでデスクワークにも向いています。様々なシーンで私たちの生活を支えてくれそうな椅子です。ぜひ座りにソリウッドの吉祥寺ショップにいらしてください。

瑞木@相模湖

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