2015.07.19

テーブルと椅子との関係でよくある質問【No.1253】

ソリウッドでは、オリジナルの無垢材テーブルの販売と同時に、無垢材テーブルに合う他社製品の木の椅子の注文を承っています。お客さまのご希望に応じて、テーブルのみのご注文、椅子のみのご注文、テーブルと椅子を一緒にご注文など様々な注文パターンがあります。テーブル単体でご注文されるお客様とテーブルと椅子、もしくはテーブルとベンチといったセットでご注文頂くお客様の比率は、おおよそ半半から6割4割といったところでしょうか?

ソリウッドの商品は特にテーブルと椅子のセットというわけではないので、ご自由に組み合わせて注文することが出来ます。今日のブログエントリーでは、テーブルと椅子どの兼ね合いについてよくある質問をFAQ方式で紹介していきます。

テーブルと椅子は同じ樹種で揃えるほうが良いですか?

これは好みの問題ですので、なんともいえないのですが、同じ樹種で組み合わせる方の方が多いと思います。同じ樹種で合わせると当然、統一感がでるので、まとまって見えます。

ですが、個人的には樹種が違っても問題ないと思う組み合わせがあると思っています。例えば、ナラ材のテーブルにチェリー材の椅子の組み合わせや逆のチェリー材のテーブルにナラ材の椅子は意外と違和感なくしっくりくる組み合わせになります。テーブルと椅子を同じ樹種で揃えると、カッチリし過ぎるとお考えの方にはオススメです。

同じ色調で合わせると単調になるかなとお考えの方には、椅子の座面を布か革にして、色味のアクセントをつけることもオススメします。ファブリックの色が違うだけで、全体の印象も変わってきます。将来的に少し飽きた場合は、ファブリックを変えることが出来ますので椅子本体は変えずに印象のみを変えることも可能です。

座面高42cmの椅子に合うテーブルの高さはどのくらいですか?

お客様の中には、椅子は決まっていてそれに合わせてテーブルの高さを決められる方、反対にテーブルの高さは決まっていって椅子をお探しの方がいらっしゃると思います。テーブルと椅子がセットになってシリーズ化されている場合には、ある程度サイズを合わせて設計されている場合があります。ですが、テーブルと椅子別々に買う場合は、高さの関係に注意が必要です。

そこで、是非知って頂きたいのが、”差尺”です。差尺とは、テーブルの高さから椅子の座面高を引いた数値を指します。日本人の場合、この差尺が28〜30cmになっていれば違和感なく使えるとされています。

ですので、質問にある42cmの座面高の椅子に合わせる場合、テーブルの高さは70〜72cmに設定すれば大きな問題はなくなります。後は、実際に座った感覚で決めて頂くのが良いかなと思います。ソリウッドでは、テーブル高70cmを標準としています。

肘掛けのある椅子もテーブルの中にしまうことができますか?

ソリウッドのダイニングテーブルは、基本的に長い辺には天板下に幕板と呼ばれる板がつきません。そのため、高さ70cmで厚み40mmと厚めの天板であっても床から66cmの空間があります。66cmあれば肘かけのある椅子でも大半のものが、少しはテーブルの中に入れることが出来ます。ソリウッドで扱っているHUGチェアやUUチェアのように肘掛けが後方に向かって上に上がって、そのまま背もたれになっているようなデザインですと、全て天板下に入れることは出来ません。それでも、邪魔にならないくらいは納めることが出来ます。

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こちらは、本日納品させて頂いた高さ70cm、天板厚3cmのウォールナット材テーブルです。同時にご注文頂いたisu-worksさんのRINチェアの肘掛けもバッチリ天板下に納まっています。

ソリウッドで扱っている椅子で宮崎椅子製作所さんのLUNAチェアに関しては、肘掛け兼背の部分の高さが70cm程あります。これだと、この部分をテーブルの下に納めるのは、難しくなります。しかし、LUNAチェアも肘掛けが椅子の一番前まではありませんので、半分くらいは納まります。

また、世界的に高い評価を受け、日本でも沢山売れているハンス・ウェグナー氏デザインのYチェアという椅子があります。一度は目にされた事がある方も多いと思いますが、この椅子も肘掛け部分が少し高い位置にあります。標準的な高さのテーブルですと、肘掛け部分が天板下に納まりませんので、ご注意ください。

賢木@吉祥寺

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