2015.05.16

オーダーメイドで世界にひとつしかないテーブルを。

昨日のブログエントリーではオーダーメイドでつくる無垢材テーブルの話をしました。取り上げたのはストレートカットのテーブルでした。今日は引き続きオーダーメイドでつくる耳つきテーブルの話をしたいと思います。

ソリウッドでは耳つきテーブルの製作・販売を行っています。耳つきテーブルは現品で販売するものと受注後に生産するオーダーメイドものがあります。現在、吉祥寺ショールームには4枚耳つきテーブル天板が置いてあります。賢木@吉祥寺が先日のブログでこのうちの2枚を紹介しています。

20万前後の耳つきテーブル

紹介しているのは、カバ材耳つき2枚はぎテーブル天板とチェリー材の耳つき3枚はぎテーブルです。現品販売の耳つきテーブルは長さ・幅・脚を取り付ける位置・塗装は決まっているので、それらを変更することはできません。ただ、脚の形やテーブルの高さについては選んで頂くことができます。耳つきテーブルの天板厚に関しては、仕上がり最大厚にあげています。耳つきテーブルに使用する板は50mm~60mmに製材されている板を使用しています。乾燥中に反ったり、捻れたりします。それらを平面にするとだいたい40mm~45mmぐらいに仕上がります。ただ、もう少し薄い板もあります。薄い板の場合は間に耳裁ち材(ストレートカットテーブルに使用する板)を入れてはぎ合わせる場合が多いです。

オーダーメイドでつくる耳つきテーブルは、相模湖工房にストックしてある乾燥済みの板で製作します。乾燥が終了していて、すぐに製作に取り掛かれる板に関してはこちらのページに準備OKな板として掲載しています。

準備OKな板というのは、乾燥が終了していて直ぐに使える板です。乾燥後の板の表面はシミや汚れが付着して、木目がとても見づらくなっています。そこで電動カンナという道具で表面を少し削って綺麗にします。綺麗にしてから写真を撮れば、木目を分かりやすく、その板が持つ雰囲気を感じてもらうことができるでしょう。

準備OKな板には想定サイズという表記がしてあります。これはこの板で出来る天板のサイズを表しています。大きな節があったり、木口から割れていたりして、長く使う事ができない板もあります。使えない部分を落としてどのぐらいの長さや幅をとることができるかがわかるようにしています。

耳つきテーブル板の一覧にはそれぞれにW1301といったコードがついています。こちらの管理の都合でつけているコードではありますが、コードが表す意味を解説します。まず、先頭のアルファベット。W・C・K・M・Dがあります。これは樹種を表しています。W=ウォールナット、C=チェリー、K=カバ、M=カエデ メープル、D=その他 になります。その後の数字13は2枚はぎか3枚はぎという事を示しています。15は4枚はぎ以上を表しています。最後の2ケタは通し番号です。13ラインと15ラインで別々に通し番号をつけています。

個別のページに飛んで頂くと一番上にテーブルにした状態を想定しやすいように制作した合成写真を掲載しています。
150516_1.jpg
朱理桜材の耳つき2枚はぎテーブル天板の合成写真です。実際にはまだこの形にはなっていませんが、写真上ではぎ合わせています。こんな感じのテーブル天板になることが分かってもらえると思います。まだ粗削りの状態で写真を撮るので、実際の仕上がりとは違うことはご了承ください。

耳つきテーブルのページにお気に入りの板があった場合は、吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。その際にどのぐらいのサイズが良いかを教えてください。見積を提出させて頂きます。準備OKな板は、サイズ、塗装、脚の位置、脚のデザインなどご希望にあう形でテーブル天板を製作することができます。こうして世界に一つしか無い耳つきテーブルを手に入れることができます。

瑞木@相模湖

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