2019.01.12

【No.2517】無垢材テーブルを調べると価格差が結構あるけど、何が違うの?

無垢材テーブルが欲しいと思ったきっかけはそれぞれだと思いますが、多くの方は無垢材テーブルを使っている方を見たり、ネットでテーブルについて調べていたら無垢材テーブルの存在を知ったりしたんだと思います。知り合いの方のお宅で見たのならその方にどこで購入したかなどの情報を聞けばいいのですが、ネットの写真だけだと詳しい情報は分からないですよね。それで色々と検索していたらこのブログにヒットしたのではないかと思います。

無垢材テーブルを色々と検索していると価格の幅がとてもあることに気づくはずです。同じサイズなのに10万円を切る価格の無垢材テーブルもあれば100万円を超える無垢材テーブルもあります。価格の幅がありすぎてよく分からないと感じる方も多いようです。

無垢材テーブルの価格を決めている大きな要因は天板にどんな板が使われているかです。一番高いのは一枚板テーブルと我々が呼んでいるものです。これはテーブル天板に使われている板が紛れもなく一枚というわけです。通常のダイニングテーブルなら幅(奥行き)が800mm~950mmくらいあります。なので一枚板テーブルの場合はその幅の板がないと製作できないのです。実際に立っている木を想像してもらえれば分かりますが、幅が800mm以上の板を取れる木というのはかなりの巨木です。我々が生活している身近な場所ではそう簡単にそんな巨木に出会えません。そういった巨木があるのは神社やお寺ですね。あるいは古い街道沿いにあるお家の庭に結構大きいケヤキがあるケースもあります。山にいってもそのくらいの木に出会うことってあまりないです。よく観察してみれば分かりますが、太い木はそんなにありません。なので、一枚板テーブル天板になる板はとても貴重です。なので、価格が高くなります。さらに木目に特徴ある杢が出たりしているとプレミアム価格になってどんどん価格は高くなります。

逆に価格の安い無垢材テーブルの天板は何枚もの板をはぎ合わせています。長さ方法に板をはぎ合わせることはできないので、幅方向に板をはぎます。長さも接着されている板は一般的には集成材と呼んでいる部類に入ります。(一枚板以外、幅方向にだけはぎ合わせをしている板を集成材と表記している場合がたまにありますが…) 10万円を切っている価格帯の無垢材テーブルはこのはぎ合わせの枚数が極端に多いと思います。850mm幅のテーブルで15枚くらいはぎ合わせてあるものもあります。ソリウッドの無垢材テーブルはあんまり細い板が入らないようにはぎ合わせをしています。850mm幅のテーブルの場合、樹種にもよりますが5~8枚はぎくらいになります。価格抑えるために細い材料だけをはぎ合わすといったことはしていません。

あとは樹種によっても価格が違います。ソリウッドの場合はウォールナット材は他の材に比べるとちょっと高くなっています。他のお店でもおおよそそうだと思います。ウォールナット材は人気があるため価格が上がっています。そのため、他の樹種に比べると価格が高くなってしまいます。木材の価格は結構変動します。今は昔の比べるとだいぶ高くなっています。そのため、無垢材テーブルの価格が今後大幅に安くなったりすることはないと思います。(安くなることより高くなることの方が可能性は高いです。)

ソリウッドのストレートカットテーブルの場合、W1500×D850 天板厚30mmで比較すると

ウォールナット材 : ¥189,000(消費税8%込み)
チェリー材    : ¥166,320(消費税8%込み)
メープル材    : ¥164,160(消費税8%込み)

となります。

チェリー材とメープル材の価格差は2,160円ですが、ウォールナット材とメープル材だと24,840円となります。なので、なるべく価格を抑えたいという人はウォールナット材以外の樹種から選ぶのが良いです。椅子に関しても樹種別に価格が決まっているので、当然ウォールナット材だと高く設定されています。なので、椅子を含めて考えると価格差はもっと出てきます。

ということで今日のブログでは無垢材テーブルの価格差について書いて見ました。

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest