2019.01.14

【No.2518】木工教室の生徒募集中

ソリウッドの相模湖工房は第1〜第3周目の週末は、家具製造工房から木工教室へと変身します。まだ工房が吉祥寺にある頃から、家具製造とともにソリウッドの事業の柱として木工教室を開催してきました。現在では約70名の方が月1回、工房を訪れ木工を楽しんでいます。Soliwood木工教室は、プロの育成を目指すものでなく、あくまでも趣味としての木工を楽しんで頂くことに主眼をおいてカリキュラムを作成しています。趣味としての木工を標榜していますが、決してクオリティには妥協しない本格的な木工教室といえるものだと思います。Soliwood木工教室の特徴はいくつかありますが、最も大きなものは「手道具を使った家具作り」ということです。「手道具」とは、伝統的な木工道具で鉋、鑿、鋸といった手を動かして作用する道具をさします。今の生活ではなかなか使うことがなくなったこれらの道具ですが、やはり木工では手を動かすことが基本であり、効率より手を動かす楽しみを知って頂きたいと思い、開設当初から変わらないコンセプトになります。鉋や鑿などの作業は自分だけでモノにしようと思ってもなかなか手強いものがあります。これらの道具はまず仕立てをして、道具として使えるようにする必要があります。それだけでもハードルが高めです。基礎1年コースの第1回目の教室では、道具を仕立てるところから始めます。

基礎1年コースでは、全12回をかけてタモ材の花台を共通課題として製作していきます。花台は一見シンプルですので、製作するのも簡単そうに見えますが、天板の鉋がけやほぞ組など木工の基本が詰まっている課題となります。また、製作には無垢のタモ材を使用します。タモ材は無垢材家具にも多く使われる定番の材です。木目もはっきりしていて木ぽい感じが強く、木質も堅いです。ソリウッドは無垢材を専門に扱う家具屋ですので、木工教室でも無垢材を使用していきます。最近ではホームセンターで2×4などの材も多く流通してDIYなどには頻繁に使われています。DIYでは杉材なども使われていますが、材質的にはやはり広葉樹のほうが堅く長く使う家具には広葉樹のほうが好ましいと感じます。DIYで広葉樹を使おうとすると、なかなか手に入らないことも多いかと思います。基礎1年コース修了後、希望があれば応用コースに進むことが可能ですが、応用コースでも基本的に無垢材を使って、自由制作を進めていきます。材料は、ソリウッドがお世話になっている材木屋さんから仕入れ、販売することができますので、ソリウッドが普段家具作りに使っているものと同じ高い品質の無垢材を用意することができます。

新規募集に関して、よく頂く質問に「初心者ですがついていけますか?」というものがあります。この点はあまり心配せずに通って頂ければと思います。カリキュラム自体、初めて道具を触る方でも安心して通えるようにゆとりをもったものになっています。毎月しっかりと教室に通って頂ければ課題を制作することは可能です。講師を務めるスタッフも長年、初心者の方を指導している経験がありますので、難しいと感じるところがあればスタッフを頼って頂ければと思います。

次回の新規募集は4月21日から開講となるクラスです。すでに申込を開始しており、ご入会された方もいらっしゃいます。今回の募集は10名です。まだ空きはございますが、例年より資料請求などの数も増えており早めに枠が埋まってしまうことも想定されます。ご希望の方はSoliwood木工教室のサイトから資料請求を問い合わせフォームでお願い致します。資料と申込用紙を郵送致します。また、ご不明な点がある場合もメールフォームよりお問い合わせください。

 

 

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