【No.2510】たくさん種類があって決めらない人にはこの3モデルの椅子から決めてもらえれば間違いないです。

HOME＞家具屋で働く双子のブログ

家具屋で働く双子のブログ

2019.01.04

【No.2510】たくさん種類があって決めらない人にはこの3モデルの椅子から決めてもらえれば間違いないです。

2019年、いかがお過ごしでしょうか？今日から仕事始めという方も多いですよね。でも、7日からという人も多いはずです。今日から3日間くらいはお正月イベントもひと段落して落ち着いて過ごせるという人も多いでしょう。ソリウッドでは吉祥寺ショップ、相模湖工房共に5日から通常営業となります。年末年始は天気が良い日が続いてとても気持ちよく過ごせましたね。

さて、2019年に新居に引っ越す予定がある人も多いでしょう。新築マンションの出来上がりを待っている人、家が建っている途中の人などは新居のインテリアをどうしようか考えている方もいらっしゃいますよね。でも、調べれば調べるほどどれが良いのか分からなくなって、結局購入するのや決定を先延ばしにしてしまっている方も多いでしょう。今日はそんな方のために人気があってオススメの椅子を3脚紹介します。この中から予算や座り心地を試して決めてみるのも良いと思います。

私の一番のオススメはZENチェアです。北海道札幌市の木工家・高橋三太郎氏と北海道津別町の木工所・山上木工さんがタッグを組んで取り組んでいる椅子プロジェクトであるISU-WORKSの椅子になります。2018年に発表された新作椅子です。

私が思うZENチェアの良いところは
1.背の位置が絶妙
2.座面と背の硬さが絶妙
3.サイズがちょうど良い
です。

椅子は座る人によって感じ方はそれぞれなので、実際には座って感じ取って欲しいのですが、私はこんなところが気に入っています。実際に自宅でダイニングチェアとして使っていますが、不満はないです。

強いて欠点を挙げるとすると
1.価格が少し高い。(製品のレベルを考えると割高感はありませんが)
2.肘掛けの上部が丸いので、肘を立ててのせると滑りやすい
という点です。1.の価格面は樹種やファブリックによって異なりますが、1脚7万円台になります。(消費税8%込み) でも、他の椅子と比べて割高な感じはしません。値段相応だと思いますが、4脚揃えるとなると30万円ほどになるので、その辺は予算との兼ね合いですかね。ちなみに我が家は3人家族で子供がまだ小さいので別の子供椅子を使用しているため、購入したZENチェアは2脚です。(普段使わない椅子を置いておくスペースと予算がないので、お客様用で+2脚を買うことはしませんでした。)

価格的にリーズナブルに感じるのは宮崎椅子製作所のPePeチェアです。税込み価格で1脚4,5144円からとなっています。樹種やファブリックによって価格は違います。が、布座面なら一番高い樹種でも1脚6万円くらいです。背にファブリックが張られているタイプもありますが、それだと+3,000円~4,000円くらいになります。樹種とファブリックによっては4脚で20万円以下に抑えることができるのがPePeチェアの最大の魅力です。

肘掛けが付いているタイプの椅子でこの価格は他ではなかなか見つけることができないと思います。それでいて、しっかりとデザインされているのでコストパフォーマンスは抜群です。
座面は少し硬めですが、とても心地よく感じます。

私的にPePeチェアの気になる点は、背の位置が少し高いことです。もう少し低い位置を支えてくれるともっと安定した座り心地が得られると思います。ただデザイン上、これよりも背の位置は下げられない(肘掛けの高さとの関係上)と思います。私的にはZENチェアやAwazaLDチェアの背の高さが好きなので、PePeチェアを自宅で使う椅子には選びませんでしたが、この点が気にならないのなら価格、デザイン面では納得できると椅子になるはずです。

究極的な座り心地を求めるならAwaza LDチェアがオススメです。長年大手メーカーの椅子開発に携わってきた井上昇氏が立ち上げたいのうえアソシエーツさんが発売している椅子です。Awazaシリーズの椅子はいくつかありますが、Awaza LDチェアはその中の中核を担うスタンダードモデルです。Awazaシリーズは”腰の椅子”と歌われています。要するに腰に優しい椅子です。身体に負担をかけないようにするためには広い座面と広い背が必要です。そして座面や背の素材にもこだわって開発されたAwazaシリーズはとても座り心地が良いです。座面内のウレタンフォームも厚いものが使われているので長時間座っても疲れにくくなっています。長時間座る場合にはこのAwaza LDチェアがオススメです。最近は家のダイニングテーブルで仕事をするという人も少なくないでしょう。仕事もするとなると必然的に座る時間が長くなります。そうしたケースにも十分対応できるのがAwaza LDチェアです。

身体をしっかりと支えることをメインに考えられているので、サイズが少し大きめです。丈夫な作りになっているのでその分重さもあります。あとは価格が高めです。一番安い樹種とファブリックの組み合わせでも税込み8万円を超えます。樹種、ファブリックによっても10万円を超えます。予算的に許されるならAwaza LDチェアは本当にオススメできる椅子です。

というわけでたくさんある椅子の中から迷ってしまって絞りきれないという人にはこの3モデルを座り比べて決めてもらったら良いかなと思っています。