2018.02.28

丈夫で使い勝手も良い木の座面の椅子【No.2208】

今日は椅子の話題を書きたいと思います。ソリウッドではすっかり定着してきた3つの国内ブランドの椅子をメインに扱っていますが、その数26種類と豊富になってきています。もちろん、椅子の注文を主な目的で来店され、椅子のみをご注文されることもあります。ソリウッドの吉祥寺ショップには26種類の椅子が展示されています。これらは自由に座って頂けるので、その座り心地などは十分にご確認頂けます。逆に、座らずに椅子を決めることは、後々こんなはずじゃなかったと後悔がでる可能性が高くなりますので、そう簡単に買い換えるものでもないと思いますので、ぜひ一度は座ってみることをオススメします。

椅子の座面は種類によって、肘掛けがあったり、なかったり、椅子の座面の硬さが違ったりと様々な違いがあります。今日は、座面にスポットを当ててみたいと思います。木の椅子には、座面も木を使用しているものとウレタンフォームなどクッション性が高い素材を布や革で覆った座面の2種類があります。数的には、後者の方が多いと思います。量販店などで販売されている椅子もほとんどがこのタイプだと思います。座面が木のものは、本体同様座面部分も無垢材が利用されていることが多いです。ここでは、板座と呼ぶことにします。

板座のメリットとしては、

・丈夫であること

・張り替えの必要がないこと

の2点が挙げられます。椅子は毎日座り、体との接触面積も大きいため、布や革で覆われた座面の場合は、擦れたりしてどうしても傷んできてしまいます。板座であれば座面に硬さがあるので、通常の使い方では傷むことはほとんどありません。2つ目のメリットも1つ目と関連性が高いですが、丈夫な分、張り替える必要性もありません。クッション性の高い素材が入っている場合、中がへたってしまたり、表面の布や革が汚れたり磨り減ったりしてしまいます。一般的に布の場合は6、7年、革の場合は7〜9年ぐらいで張り替えのタイミングが来ると思って頂いた方が良いと思います。当然、普段の使い方などによって違ってきますが、長年使用することを想定した場合は、やはりどこかのタイミングで座の交換は必要になると考えておいた方が良いでしょう。ソリウッドで扱っている椅子の中で、クッション性のあるものも当然、座の交換が必要になる時期が来ると思いますが、ほとんどの椅子が本体と座面部分に分かれて作られています。このため、交換が必要になった場合は、新しい座面と簡単に交換することができます。交換作業は簡単で座面がつけられているネジを外せば、本体から座面がとれ、新しいものはその反対の順でつけていくことになります。このぐらいの作業であれば、お客様だけで、十分にやって頂けます。

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こちらは宮崎椅子製作所のboチェアです。デザインは小泉誠さんで、全体的にウィンザーチェアの佇まいを残しつつ、モダンなインテリアとも合う椅子になります。こちらは、板座のみの仕様になります。座った感じは、木の座面独特の硬さを感じることがありますが、コンパクトながら座り心地も良く、最近、ご注文が多い椅子になります。

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こちらはISU-WORKSのMAGチェアです。コンパクトサイズの椅子でW1350など小さめのダイニングテーブルとも一緒に使える椅子です。ハーフアームなので肘掛けとしても使えますが、アームが短い分、出入りは楽にできます。限られたスペースしかないけど、肘掛けのある椅子が良いなというケースでは非常に重宝する椅子だと思います。こちらの椅子は、布座やレザー座も選ぶことが可能です。

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板座の場合は、はぎ合わせて1枚にした板を使うのではなく、5枚の無垢材をすのこのように少し隙間をあけて配置した座面になります。このMAGチェア以外にも,ISU-WORKSの椅子では板座の場合はこのような構造になっているものが多いです。こうすることで軽量化と通気性を良くすることができます。見た目も軽い印象になります。

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