2018.02.27

八の字型のテーブル脚。【No.2207】

新しい試みとして現品販売するテーブルで新しい形状の脚を作りました。漢字の八の字型をした脚です。ソリウッドの無垢材テーブルでは脚の形状は4種類を用意していました。それ以外にもお客様のご要望で2本脚なども製作しています。今回製作した脚はその4種類とは別のシリーズで現品販売用のテーブルにつけることを考えています。

木口方向から見てみるとこんな感じになります。
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木口方向から見ると漢字の八の字の形をしています。だから八の字脚です。木口方向から見るとシャープな印象です。
木端方向から見るとこんな感じになります。
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木端方向から見ると脚の幅が広いことがわかると思います。強度を出すことを考えるとこのぐらい幅があった方が良いと思います。特にこのテーブルは長さがあるので…脚をつけて揺らしてみましたが、ほとんど揺れませんでした。末広がりで踏ん張っている分、揺れにも強いのでしょう。

こちらクルミ材でW1900×D850×H700mmで製作しました。W1900mmでちょっと半端な印象を受けるかもしれませんが、常時6人掛けをするならW1900mmは欲しいです。W1800mmで常時6人掛けは少し窮屈に感じるはずです。W1900mmあれば少しゆったりしたサイズ感の椅子も置くことが出来ます。W2000mmとなると置く場所がなくなる場合も多いと思うのでW1900mmで製作しました。

ソリウッドのテーブル脚はプレート式で天板に固定するのがスタンダードでした。今回製作した八の字型の脚はプレートを使わずに直接天板にボルトで固定しています。天板には鬼目ナットという金具が埋め込まれていてそこにボルトで固定することになります。

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物は違いますが、このような形で天板に固定しています。ボルトを緩めれば脚を取り外すことが可能です。日本の住宅事情を考えるとテーブル天板と脚が取り外せることは必要な条件です。特に大きなテーブルになればなるほど脚が取り外せないと家の中に搬入することが困難になります。脚も四角に組んである状態では搬入が難しいのでバラバラにする必要があります。最近は2Fにリビングダイニングがある場合も多いですよね。そして他のスペースを広く確保するために階段はギリギリのサイズで作られることが多くなっています。特に都心の一軒家住宅はそのような傾向になっています。また、引越しをする場合もテーブルと脚が簡単に取り外せた方が便利です。

今回製作したこちらのクルミ材のテーブルはすでに成約済みになってしまいましたが、今後も現品販売する八の字型の脚テーブルを製作する予定になっています。少し形状が変わる可能性もありますが、基本路線は変わりません。今回はクルミ材で6人掛け用のテーブルを作りましたが、今後はW1500mm以下の少し小さめのサイズも製作します。予定ではウォールナット、ナラ、チェリー、カバといった樹種で製作することになっています。チェリーとカバは耳つきテーブルを予定しています。

現品販売のテーブルはすでに脚もセットになっているので、脚の形や高さが選べません。でもその分、お買い得な価格設定になっているので、サイズ的に希望サイズにあっているなら買いです。天板の木目もすでに製作してあるので自分の目で確かめることもできます。現品販売のテーブルはオイル仕上げで仕上げています。なのでウレタン塗装のテーブルが欲しい場合は従来通りの受注生産方式のテーブルとなります。また、受注生産だと納品までに2~3ヶ月ほど時間を頂いていますが、現品販売のテーブルはすぐに納品することが可能です。購入後すぐに発送の手配を取れば一週間後にはご自宅に届けることも可能です。すぐにテーブルが欲しい場合は現品販売のテーブルの中から選ぶというのも良いでしょう。

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