2014.03.18

トチ材はバラエティに富んでいる!

昨日のブログでは、個性的な木目を持つトチ材を紹介しました。まだ読んでない方はこちらを先にお読みください。

今日紹介するのは同じトチ材です。しかし、昨日紹介したものとは趣が違う板です。まずは購入した時に撮影した写真からどうぞ。

140318_4.jpg

表面の色が少し変色していますが、とても落ち着いた木目だと思いませんか?ギラギラしたり、赤い部分が入ったりしたトチ材とは全然印象が違います。でも、これもトチ材なのです。

つぎ写真は、上の板を乾燥後に削った時のものです。
140318_2.jpg

同じ丸太から採れたもう1枚の板も。
140318_3.jpeg
ほぼ真っ白。近づいてみると木目が見えます。それでもあまり主張をしない木目です。

この2枚を使用して耳つきテーブル天板を作った場合のイメージを合成写真で作ってみました。
140318_1.jpg

塗装をすれば、もう少し黄色っぽくなると思いますが、全体的には白い印象のテーブルになります。
同じトチ材でも、昨日紹介した天板とは全然違いますね。これがトチ材の守備範囲の広さです。落ち着いた板から、ぶっ飛んだ板までほんとに幅が広いです。

木材業界的な価値でいうと、白いトチ材の方が高値で取引されます。1番高値が付くのは、白くて杢がたくさん出ているトチ材です。幅が広く1枚板テーブルになるようなサイズだととても高値になります。次が杢が無いけど白いトチ。赤い部分があるトチは白いトチに比べると値段は安めです。ただ、赤い部分があった方が良いという人も結構います。(材木屋や家具屋の中でも) そのため、赤い部分があっても高値が付くトチもあります。

僕は、激しいトチ材が好きなのでそちらを仕入れる比重が高くなります。が、たまには白いトチ材も仕入れます。面白みという点では劣りますが、板の綺麗さではかなりの上位クラスです。

2日に渡ってトチ材を紹介しました。これからもトチ材は積極的に仕入れていきます。どんなトチ材に出会えるか、ワクワクさせてくれる木でもあります。

瑞木@相模湖

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest