2013.12.15

今年の漢字は「輪」。では今年の木は・・・

先日、「今年の漢字」が「輪」と発表されました。これは毎年、日本漢字能力検定協会が公募し一番投票が多かったものを、その年の世相を反映する漢字として発表しています。

2013年は、

日本中が「輪」になって歓喜にわいた年

人とのつながりの「輪」を感じた1年

未来に向けた更なる「輪」を実感、注目

ということのようです。

「今年の漢字」は公募制だとは知りませんでした。毎年揮毫している清水寺の住職が審査委員長のようなかたちで決めていると勝手に思い込んでいました・・・

ちなみに2位は「楽」、3位は「倍」ということです。結果はこちらのサイトで見えますが、1位と2位は思いのほか差はありませんでした。「輪」や「倍」はイメージがつきやすいですが、「楽」はちょっと??な感じがします。株価は上がりましたが、暮らしや生活が楽になったと感じるまでの景気回復ではないと思います。

とはいえ、やはり、今年は東京五輪の招致決定がインパクトを与えたようです。実際にオリンピックが開かれるのは7年後ですけど、そのときの「今年の漢字」はどうなるのでしょう!?

「今年の漢字」のニュースを見ていて、このブログでも無垢材家具屋らしく「今年の木」を選んでみようと思い立ちました。決定方法は簡単で、今年1番多くご注文頂いた木をソリウッドの「今年の木」にしようと思います。

では、発表します・・・・

今年の木はウォールナット

「今年の木」は「ブラックウォールナット」です!

漢字のように揮毫することも考えましたが、人様にお見せできるような字はかけないので、自粛します。

やはり今年も人気があったウォールナット。実は年の初めはすぐにウォールナットでの注文がなかったので、少し変化があったかなと思っていました。樹種でみると、今年は6番目に注文が入りました。出遅れたもののその後はコンスタントに注文がはいりました。詳細な記録をとっていないので正確ではないですが、ここ5年ほどはおそらく1番注文がある木をキープしていると思います。

ウォールナット以下は、チェリー、ナラと続きます。これもここ数年の傾向といえます。

チェリーは今年後半に注文が続くなど、ウォールナットにせまる勢いがあります。2014年は、最大のライバルであるウォールナットを1位の座から陥落させることは出来るでしょうか?工房の板在庫としても乾燥済もしくは乾燥中のチェリー耳つき板の量がそろってきました。今年以上にバリエーション豊かな提案が可能になるのではとふんでいますので、よろしくお願いします。

3位のナラは、根強い人気といえるでしょう。特に椅子の注文の割合が多いです。ナラ材の色味は合わせやすいのも人気の秘訣といえるでしょう。

その他、耳つきテーブル以外の製作が少ないので、どうしても全体順位として上位にあがってこないのですが、耳つきテーブルにおいては、カエデ、カバ、トチといった木目が明るめの木もご注文頂きました。

また、仮に吉祥寺ショールームマネージャー特別賞があるのなら「タブノキ」を挙げたいです。タブは、なんともいえない赤茶褐色の色味で独特の暖かい雰囲気に仕上がります。流通の量からみても頻繁に製作できる訳ではありませんが、今後も注目したい木です。

さあ、来年はどうなるでしょうか?このような集計は可能な限り続けていきたいと思っているので、来年も楽しみにしておいてください。

賢木@吉祥寺

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