2018.01.05

椅子選びは座って必ず座り心地を確認するのが大事です。【No.2154】

吉祥寺ショップは本日から営業を開始していて、相模湖工房は明日から2018年の仕事をスタートさせます。あっという間に年末年始の休みも過ぎてしまいました。あれやりたいこれやりたいと考えていたこともありましたが、やっぱり消化不良に終わってしまいました。でも、普段観られないテレビやゆっくり読書なども楽しめたので良しとします。明日から仕事が再開しますが、また頑張りたいと思います。

さて本日は金曜日ですので椅子に関するブログを書く日です。椅子を選ぶ際に皆さんは何を重視しますか?見た目重視な人もいれば、座り心地重視な人もいるはずです。または有名な椅子ということを理由に選ぶ人もいるでしょう。どれも正解ではありますが、椅子を販売するサイドからするとやっぱり座り心地を確かめてから購入して欲しいと思います。そうは言っても座り心地を確かめるのはとても難しいことです。お店でちょっと座ったぐらいでは分からないのが正直なところです。でも、それでもやっぱり短時間でもいいので一度自分で座ってみて座り心地を確かめて欲しいです。

人はそれぞれ骨格が違います。なので、ある人にとってベストな座り心地の椅子が他の人にとってベストな座り心地である保証は一切ありません。製作するサイドも人間工学に基づいて設計したり、様々な人に試し座りをして感想を聞いたりして色々工夫をしていますが、誰にとっても座り心地の良い椅子という境地まで達していません。日本人が設計した椅子は基本的には日本人の体型を意識して作られているのでマッチする確率は高いと思います。逆に海外製の椅子は日本人の体型は無視されていますのでマッチしなくても不思議ではありません。と言っても海外製の椅子の全てが日本人に合わないという訳ではないので、購入前に必ずチェックが必要だと思います。日本でも大人気のYチェアも外国人デザイナーによる設計ですので、基準になっているモデルは外国人のはずです。そのため、小柄な日本人にとってはちょっと大きいように感じます。実際にそのような声も聞くのでやはり事前に座ってみて確認した方がいいと思います。

というわけで椅子は購入前に必ず試し座りをした方がいいです。見た目で選んで後悔したという声をちらほら聞きますので…

あとダイニングテーブルに合わせる椅子は同じ椅子で揃えた方が良いと考えている方も多いです。でも必ず同じ椅子である必要はありません。確かに見た目は同じ椅子が並んでいる方がいいです。格好がつきますからね。でも、実際に座る人は体型もバラバラですよね。誰かに合わせれば誰かには合わないということが必ずおきます。逆を言えば、家族全員に合う椅子を探すのは困難です。だったらそれぞれが座り心地が良いと感じる椅子を選択するというのもいいと思います。実際の生活では見た目よりも座り心地が重要なはずです。

家具のお店やショールームでは見栄えも大事な要素なので揃いの椅子を並べていることが多いです。でもそれはあくまでも見栄えを重視しているだけです。それ通りに購入する必要は全くありません。ソリウッドで椅子を購入される方は全て同じ椅子を選択されるお客様もバラバラの椅子を選択されるお客様もいます。2脚ずつで違う椅子も2種類選んで合計4脚にするお客様もいらっしゃいます。ソリウッドでは椅子4脚でセット売りはしていないのでバラバラで購入することができます。

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北海道の木工所で製作されているISU-WORKSの椅子はダイニングチェアにぴったりな椅子が2シリーズ用意されています。コンパクト設計でスタッキングも可能なGシリーズとゆったり設計のNシリーズです。Gシリーズは角の面取りが少なくシャープなデザインになっています。Nシリーズは面取りが大きくされていて優しい雰囲気の椅子に仕上がっています。でも、使用している樹種や仕上げ、塗装方法が同じなので全体の雰囲気は似ています。なので、シリーズを超えて2脚2脚づつでも全く見た目の違和感はないです。女性は小振りなGシリーズ、男性はゆったりめのNシリーズと使い分けても良いです。

というわけで今日のブログエントリーは椅子選びの際は座り心地をチェックすることが大事ということを書きました。

瑞木@相模湖

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