2017.05.02

耳つきテーブルとストレートカットテーブル。【No.1906】

山々が美しい季節です。4月終わりから5月の頭にかけては相模湖工房付近の山々がとても綺麗です。毎日のように色が変わるその様は本当に驚きです。日々緑が濃くなるのが分かります。自転車通勤も慣れてきて、周りの景色を楽しむ余裕も生まれてきました。寒さもなくなり自転車通勤が1番楽しい時期になりました。これからは暑さとの戦いになりそうです。とにかく春の山々は美しく、大好きです。GWというわけであまりこのブログを見る方はいないと思いますが更新は続けていきます。

今日は改めてソリウッドが販売している無垢材テーブルについて説明します。ソリウッドが販売している無垢材テーブルは大きく分けて2種類あります。耳つきテーブルとストレートカットテーブルです。耳つきテーブルは樹皮がついていた部分を残して製作する無垢材テーブルです。テーブル天板の2辺(長辺)は自然が創り出したラインになり、短辺は直線になります。ストレートカットテーブルは樹皮がついていた部分をカットしてエッジが4辺とも直線なテーブルです。

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こちらが耳つきテーブルです。自然が創り出したラインをそのまま採用するので同じ形の天板はこの世に1つしか存在しません。使用する板によって長辺エッジのラインは異なります。直線に近いものもあれば、緩やかな弧を描いているものもあります。上の写真の耳つきテーブルのように途中にボコっと膨らんでいる部分があるものなんていうのもあります。

また耳つきテーブルの場合は板のどちらの面を表にするかでも形や印象が変わってきます。上の写真のテーブルで手前のエッジは樹皮がついていた耳の部分がよく見えています。

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こちらの耳つきテーブルの手前側のエッジは耳があまり目立ちません。こちらは木裏と呼ばれる面を上に使用しています。逆に木表を上にするとはじめに紹介した耳つきテーブルのように耳の部分が目立つようになります。木裏を上にしようしたほうが幅が広くなるので木裏を上にして使うことが多いですが、お客様の希望があれば木表を上にして製作致します。また、ブックマッチ天板といわれるものは片側が木表が上に、もう片方は木裏が上になります。

テーブルの機能としては耳つきテーブルであってもストレートカットテーブルであっても変わりはありません。違いは見た目です。耳つきテーブルの方が存在感があって、より自然なテイストになります。また、自然が作りだしたラインを活かすので、同じ形の天板は1枚しか存在しません。ソリウッドでは耳つきのはぎテーブル用の板を常に仕入れて乾燥させています。特に耳つき2枚はぎテーブル天板には力を入れています。国産材から外国産の人気樹種まで様々な樹種の板を用意しています。国産材にこだわる方は耳つきテーブル天板で探されると良いかもしれません。

ストレートカットテーブルは長方形でも正方形でも製作することが可能です。正方形のテーブルが欲しい方はご相談ください。また丸テーブルも製作する事ができます。

ストレートカットテーブルはよりシンプルでスタイリッシュなテーブルに仕上がります。天板厚も薄いものも用意しています。樹種はウォールナット材、チェリー材、メープル材、クルミ材、ナラ材、タモ材の6樹種を天板樹種としてラインナップしています。その他にも材木屋さんに在庫があればブナ材やカバ材でもストレートカットテーブルを製作することができます。定番樹種以外の樹種でストレートカットテーブルを製作して欲しいという方もぜひ1度ご相談ください。樹種によってはソリウッドで製作が出来そうなものもあるので、可能な場合は提案させて頂きます。

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こちらは定番樹種のクルミ材のストレートカットテーブルです。柔らかい印象が人気のクルミ材です。耳つきテーブルに比べるとストレートカットテーブルはやはりスッキリしていますね。

というわけで今日はソリウッドが製作する2つの無垢材テーブルについて解説をしました。

瑞木@相模湖

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