2017.04.02

低めの棚も製作できます【No.1876】

「この場所に本や子どものおもちゃや絵本を収納する棚が欲しいなぁ」なんて思っていませんか?

そんな時は、オーダーで作る無垢材棚なんていかがでしょうか?いざ棚が欲しいと思って、家具屋さんに行ったり、インターネットで検索してみても欲しい大きさの既製品を見つけることはわりと難しいことだと思います。例えば、幅も奥行きを大丈夫そうだけど、窓枠の下に納まる高さではないとか、カウンター下に納める高さだけど、奥行きがあり過ぎてカウンターから出っ張ってしまうなど、惜しいものは見つかるのになんてこともあるでしょう。オーダーで製作する場合には好きなサイズで作れるというメリットがあります。

これまでも吉祥寺ショールームにはいくつかオーダー製作する本棚やL字棚、リビングラックなどを展示していましたが、新たに背の低い棚を製作してみました。

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こちらの棚は、窓の位置よりも下になるようなイメージで全体の高さを690mmにおさえて設計してあります。全体の幅は2200mm、奥行きが250mmになります。今回展示品を作成したのは、フィンランドバーチという材で、フィンランドで採れたバーチ(カバ)材になります。こちらのフィンランドバーチは普段お世話になっている材木屋さんから紹介を受け、試しに少量を購入し、今回の棚を作ってみました。色みはメープル材に似ていてかなり明るい印象の材です。これまで使用してきたバーチ材は中央に赤身とよばれる赤茶褐色の部分と外側の白っぽい部分の色味の違いがはっきりとしていましたが、こちらのものは全体的に白く、赤茶褐色部分はありません。こちらのフィンランドバーチは今すぐにご注文を受けれるかというと、そうではなく材木屋さんでも次回の入荷を待っている状態です。そのため、現在は試作品として展示しており、フィンランドバーチで受注はうまくいっても、製作開始が2ヶ月ぐらい後になると思います。従って、現在では試作品としての扱いにしています。この棚は実は3つのパートに分けられて製作してます。

ひとつは、W2200×D250mmの天板部分です。本体部分は2分割にしています。写真ではわかりづらいかもしれませんが、向かって左側の仕切り板が少し厚くみえます。これは2つ棚を金具で固定しているためにそうなっています。2つの棚は1つの棚の側板にボルトを通す穴をあげてもう一方の棚にはメスのネジを埋め込んでいます。こうしてボルトで固定をしています。このように分割して製作することで、大きな棚でも搬入出来ないという事態を避けることが出来ます。

こうした棚は、もちろん他の材でも製作することが出来ます。ウォールナット材、チェリー材、メープル材、タモ材、ナラ材の中から選択頂けます。どの材もある程度の硬さがあり丈夫な木なので、頑丈さといった意味ではほとんど違いはありません。見た目の色味や木目の出方などの好みで選んで頂ければと思います。ですが、樹種によって価格は異なってきます。現状ですと、ウォールナット材、ナラ材、タモ材の価格が高騰しており、比較的販売価格も高くなっています。上の写真の棚と同じサイズのものを製作した場合、価格はウォールナット材の場合で¥191,160-、タモ材の場合で¥187,920-、メープル材の場合で¥172,800-となります。いずれも消費税込みの価格になります。

こうした棚類はお客様のご要望を聞いて製作することになるので、まずはご希望のサイズ・樹種・仕様などをお聞かせください。見積りは店頭以外にも、メール・電話でも受け付けておりますので、気軽にお申し付けください。ご希望の仕様における見積価格を算出して提示します。価格感を見て頂き、先に進めるようでしたら図面を描いて詳細をご相談させて頂きながら最終図面を決定させていきます。

賢木@吉祥寺

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