2017.03.07

ここに置きたい棚がある方、こんなカタチの棚できる?と思っている方、ぜひご相談下さい。【No.1850】

ソリウッドでは自社工房で乾燥から手掛ける耳つきテーブルと無垢材の良さを活かすためのシンプルな本棚や収納棚を主力商品にしています。基本的にソリウッド取り扱っている家具は受注生産品となります。そのためお客様のご要望に合わせたカタチで製作することができます。特に棚類はお部屋に合わせたサイズで製作できるので、既製品ではなかなかピッタリくるものがないと悩んでいる方にオススメできます。

棚類でお客様からよく注文を頂くのは、シンプルなカタチのオープン棚です。収納棚の場合もありますし、本棚の場合もありますし、テレビボードの場合や収納棚兼お部屋の簡単な仕切りに使う場合もあります。今日はそんなオープン棚を紹介していきます。

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ウォールナット材の本棚です。棚はすべて固定棚になっています。入れるものが決まっている棚の場合は固定棚にした方がスッキリして格好いいと思います。この本棚は棚板と棚板の間の高さがすべて違っています。下の方が大きめの本用で、上にいくにしたがって間隔が狭くなっています。棚のバランス的に大きめの本は下側、小さめの本が上側になるほうが良いでしょう。移動棚にする場合は側板と仕切りの板に棚ダボを打ち込みます。間隔をあけて複数個の棚ダボを打ち込みますので、使わない棚ダボの穴が見えてしまうという欠点がありますが、入れるものに合わせて棚の位置をズラせるメリットがあります。ただ、一度モノを入れてしまえば棚板の位置を動かすということはほとんどしないと思います。置く場所と中に入れるものが決まっている場合はその大きさに合わせて固定棚にしてしまった方が良いかなと考えています。

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こんな棚も製作したこともあります。左右の棚板の間隔が違うパターンです。こうすると固定棚であっても複数の高さの棚を設けることができます。また、この棚ように棚板の置くにストッパーをつけることもできます。
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このようなストッパーをつけることで背板がなくても、入れたものが向こう側に落ちなくなります。また定型のものを入れた時に手前がキッチリ揃えやすくなります。こちらの棚はメープル材を使用しています。

棚類が製作できる樹種は、ウォールナット材、チェリー材、メープル材、タモ材、ナラ材、ブナ材、カバ材などです。これらの樹種は30mm、20mm程度の厚みに仕上げられる板材を手に入れやすいです。ケヤキ材やトチ材といった樹種はテーブル天板に使われることが多い樹種で薄めに製材されている板があまりありません。そのためケヤキ材やトチ材では棚ものを製作することはほとんどありません。材料が確保できれば製作可能ではありますが、材木屋さんがコンスタントに在庫している板ではないので、タイミングが合えば製作することができますが、あまり現実的ではありません。

続いてテレビボードの製作例です。

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チェリー材で製作したテレビボードです。高さが低めになっています。最近はテレビに付随する機械が薄くなっているのでこのように背の低いテレビボードでも充分ですね。DVDプレーヤーがある家はまだ結構多いと思いますが、 ビデオデッキがまだ現役のご家庭はもうほとんどないでしょう。最近ではDVDプレーヤーもなくてあるのはHDDだけという所も多いはずです。そうなると今までのカタチのテレビボードは少し時代遅れかも知れませんね。棚がなくてただコの字型をした台だけで充分に事足りるケースも増えてくるでしょう。今後は今までに作ったことのないカタチのテレビボードの注文が増えてくるかもしれません。また、テレビボードという家具のカテゴリーがなくなってしまうかもしれません。こんなテレビ台が欲しいけど、売っていないと嘆いている方はぜひ一度ソリウッドの吉祥寺ショールームまでご相談ください。製作可能かどうかを調査させて頂きます。製作可能な場合は見積を合わせて提出させて頂きます。

瑞木@相模湖

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