2017.03.03

チェリー材の耳つきテーブルと同時に納品したチェリー材の椅子。【No.1846】

3月になりましたね。日中は暖かく感じる日も多くなってきました。まだ朝晩は冷えこみますが陽が出てると暖かくて上着を脱ぐ季節になりました。もう春は間近に感じています。おかげさまでこの時期は受注件数も多く忙しく作業させてもらっています。発送する品も増えています。今日発送したチェリー材の耳つきテーブルの天板を紹介します。

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W1350mmと小さめの耳つきテーブルですが、迫力満点のテーブル天板になりました。節が入る板でしたが写真をお客様に見てもらって受注に至ったものです。全体的に適度な杢が入っていて綺麗ですね。

椅子も一緒に受注しました。ISU-WORKSのMEGチェアです。

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MEGチェアは背にもファブリックが張られているタイプの椅子です。ソリウッドでもたくさんの受注を頂いている椅子ですが、全国の販売店でも人気があるようです。ISU-WORKSブランドの椅子を製作している山上木工さんのInstagramで1番人気がある椅子と以前紹介されていました。座面は少し盛り上がっていて座ると良い具合に凹みます。とても柔らかい座り心地ですね。背も適度に柔らかく背中をしっかり支えてくれます。

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こちらはグリーンの生地を張っているチェリー材のMEGチェアです。グリーンとチェリー材の相性も良いですね。

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チャコールグレーの生地が張られたMEGチェア。こちらは落ち着いた感じでどんなインテリアにも合うと思います。私が家で使用しているチェリー材のMAYチェアもこのチャコールグレーの生地を張っています。チェリー材は時間が経つと色が濃く変化していきます。どんどん濃くなっていき、最終的には艶のある焦げ茶色になります。私のMAYチェアもだいぶ濃い色になってきていてチャコールグレーの生地との具合も良い感じになっています。

ISU-WORKSの椅子は北海道札幌市在住の木工家・高橋三太郎さんと北海道津別町の木工所・山上木工さんがタッグを組んで製作している椅子ブランドです。デザインを高橋三太郎さんが担当していて、製作は山上木工さんが担当しています。高橋三太郎さんは長年椅子のデザインや製作をしている木工家で数多くの椅子を手掛けています。北海道の公共施設などにも多く採用されています。2015年には北海道近代美術館で『高橋三太郎展』が開催されました。高橋三太郎さんは自ら手を動かす木工家でありながらデザインの知識も豊富にもっている方です。MEGチェアは直線的なラインでシャープなデザインになっています。

山上木工さんは北海道のオホーツク地方にある木工所ですが、最新鋭のNC工作機が導入されています。数台のNC工作機を駆使して椅子の部材を削り出しています。NC工作機はコンピューター制御で動く機械で効率良く部材を削り出すことができます。こうした機械を駆使することで製作コストを下げることができます。部材を削り出すのは機械の仕事になりますが、その後の作業は職人さんの手作業になります。いくら機械で削りだしても最後の仕上げは手作業になります。組み立ても人の手による作業になります。組み立ては椅子作りにおいて1番大切な作業です。ここで手を抜くと長持ちしない椅子になってしまいます。ISU-WORKSの椅子は丁寧に組み立てられているので長く安心して使用することができます。

MEGチェアはISU-WORKSのGシリーズにラインナップされている椅子です。Gシリーズはコンパクトにデザインされているので少し小さめなテーブルでも横に並べて使用することができます。今回のようにW1350mm程度のテーブルでも4つ入れて使用することも可能です。コンパクトなダイニングチェアをお探しの方にはぜひオススメしたい椅子です。

瑞木@相模湖

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