2016.08.13

より自然な感じのテーブルにしたい場合は耳つきテーブルがオススメです。【No.1644】

お盆休みまっただ中になっていますが、このブログは休まずに続けています。この期間はブログを読んでくれる人も少ないですが、一旦休んでしまうと気が抜けてしまうので続けることにしています。今年はオリンピックの年なのでスポーツを観るので忙しい夏ですね。リオオリンピック、高校野球、プロ野球と結果が気になるのでついつい観ちゃいますね。それだけで夏休みが終わってしまいそうで…今年の夏休みは意識的に読書量を増やしたいなと考えてなるべく本を読むようにしています。紙の本で読むのが好きです。しかし本が増えすぎて困ってしまっているので、最近は電子書籍でも読むようにしています。Kindle Paperwhiteという電子書籍リーダーを持っているのでそれを使って読んでいます。今日読み終えた『総理』山口敬之・著 幻冬舎 はとても面白かったです。阿部首相と個人的に付きあいのある政治記者が書いた本で、政治の裏側を読み取ることができて面白い内容でした。一気に読んでしまいました。

さて、今日の話題は”耳つきテーブル”です。ソリウッドでは無垢材を使ったテーブルの製作と販売に力を入れています。その中でも”耳つきテーブル”を主力にしていきたいと考えています。耳つきテーブルは樹皮がついていた部分をそのまま残して製作したテーブルです。そのためカタチが1枚1枚異なります。同じカタチをしたテーブルというのは他に存在しません。そういった意味で個性的なテーブルということができます。耳つきであることで目立ちますし、グッと存在感が増しますよ。

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以前に納品したトチ材の耳つきテーブルです。長辺のエッジに自然が作り出した滑らかなラインが残っています。スパッと直線にカットしたストレートカットテーブルとは印象が異なりますよね。耳つきテーブルの方がより自然感がでて、柔らかい印象がします。このトチ材の耳つきテーブルは比較的エッジに変化があります。もう少し直線的な耳も存在します。

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こちらはウォールナット材の耳つきテーブルです。先ほどのトチ材耳つきテーブルと比べると耳のラインは直線的です。このように使用する板によって耳のラインの形状は異なります。直線的なラインの方がテーブルとしての使い勝手は良いとおもいますが、複雑なカーブになればなるほど個性的なテーブルになります。

より直線的な耳のラインの方が多くの人に気に入ってもらえる可能性があるので、仕入れの段階でなるべく直線的なラインの板を選ぶようにしています。しかし、それだけでは面白みに欠けるので変化に富んだ耳のラインの板も仕入れるようにしています。

ソリウッドで製作している耳つきテーブルの板は未乾燥材を仕入れることが多いです。未乾燥材は乾燥させて使用できるまでに半年から1年ぐらいは掛かります。板によってはもっと時間が掛かるものもあります。乾燥中に割れてしまったり、反ってしまって幅広く使用できなくなってしまうことも多々あります。なので、まずはなるべくロスが少なくなるように乾燥させることが重要です。乾燥させてみてからどのように使用するかを最終決定します。

乾燥が終了した耳つきテーブル用の板は粗木取りをして粗削りをします。そうした板は写真をWebサイトに掲載して、実物は吉祥寺ショールームで展示しています。まだはぎ合わせる前の段階の板なので、サイズもある程度はお客様のご要望に応じて製作することが可能です。まずはWebサイトをご覧になってお気に入りの板を探してみてください。気に入った板があった場合は吉祥寺ショールームにお問い合わせ頂ければ見積を致します。実物をご覧になりたい方はぜひ吉祥寺ショールームへお越し下さい。写真では伝わりにくい部分も実物を見てもらうと分かってもらえると思います。

瑞木@相模湖

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