2016.03.04

柔らかい空気感を持つクルミ材テーブルは家族だんらんの場所にぴったり。【No.1482】

ソリウッドの無垢材テーブルは大きく分けて2種類あります。ストレートカットテーブルと耳つきテーブルです。ストレートカットテーブルは長方形や正方形のテーブルのことです。丸テーブルもこちらに分類してあります。要するに端をカットしてあるテーブルですね。一方、耳つきテーブルは端をそのまま残してあるテーブルです。皆さんをよく知っていると思いますが、木には樹皮がついています。丸太をそのまま製材すると樹皮がついていた部分がそのまま残ります。この部分を残してあるのが、耳つきテーブルです。なので、端は自然が作り出したラインになります。

この2種類のテーブルは、カタチの違い以外にも微妙な違いがあります。使用する板の流通経路が違います。ストレートカットテーブルに使用する板は、我々が入手する時点ですでに耳がカットされています。使用する板もストレートカットな訳です。ストレートカットテーブルに使用する板は150mmから220mm程度の幅の板です。こうした板は製材する時に同時に耳もカットされています。ウォールナット材やチェリー材など北米産の木材は現地で製材されて板が日本に入ってきています。乾燥も終わっている場合がほとんどです。タモ材、ナラ材、クルミ材などは丸太の状態のまま日本に輸入され、日本の製材所で製材されています。こちらも製材時に耳をカットしてしまうことがほとんどです。

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ストレートカットテーブルに使用するチェリー材です。厚みは規格サイズで製材されていますが、1枚1枚の幅は違います。長さもほぼ統一されています。こうしてひとまとめにされて日本に入ってきます。板をまとめたこの状態をバンドルと言います。バンドル単位でコンテナに入れられて日本へとやってきます。

ソリウッドが現在取り扱っているストレートカットテーブルの樹種は6種類です。ずっとブラックウォールナット材・ブラックチェリー材・ナラ材・タモ材・メープル材の5種類でした。去年からもう1樹種の取り扱いを始めました。それがクルミ材です。

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こちらがクルミ材のストレートカットテーブルです。明るすぎず、暗すぎずちょうど良い按配の色しています。クルミ材が醸し出すのは優しく柔らかな雰囲気です。木材としては少し柔らかい部類になりますが、針葉樹などに比べたら全然堅く、ダイニングテーブルとして使用する分にも全く問題ない堅さです。重さも軽い部類に入りますね。最近はあまり重くならないテーブルを好む方が増えています。そういった方にはクルミ材はオススメです。軽いとは言ってもそれなりの重さはあるのでご心配なく。フローリング床だったら、脚の裏にフェルトを貼れば引きずって動かす事も可能になります。フェルトをつければ床をキズつけることもなくなります。配達時に足裏に貼るようのフェルトを用意していきますので、組立時に脚の裏にフェルトを貼る事が可能です。

クルミ材のストレートカットテーブルについての詳細はこちらをご覧下さい。大きさごとに価格を表示していますので、参考にしてください。もちろん、表に出ていないサイズで製作することも可能です。その場合は、お問い合わせ頂ければ見積を致します。お気軽にご相談ください。

クルミ材ストレートカットテーブルの納品事例です。
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クルミ材で製作された椅子の取り扱いがないため、椅子はナラ材のものをチョイスしています。同じような系統の色をしているので違和感を感じることはないと思います。クルミ材ははじめは少し赤身がある薄茶褐色ですが、時間が経つにつれて徐々に色が濃くなっていきます。チェリー材ほどの色変化はありませんが、出来たての色よりか落ち着いた色へと変化していきます。私も自宅でクルミ材のテーブルを使用しています。使い始めてから6年ほどが経過していますが、ちょっと色が濃くなったと感じています。手触り感も良いですよ。

瑞木@相模湖

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