2016.02.17

定番の4本脚以外にも製作が可能な脚【No.1466】

2月14日のブログエントリーでは、ソリウッドでご注文頂くテーブルの脚の種類について、皆様が選ばれている脚の割合を紹介しました。

1番選ばれている脚は・・・

こちらのエントリーでは、ソリウッドで定番となっている4つのデザインの脚のうち、どの脚が人気かを調査しました。日頃に接客での感覚ではType Tの華奢にでスタイリッシュにみえる脚が1番人気とふんでいましたが、予想通りType Tが最も選ばれていました。また、ソリウッドでしか選べないオリジナルティが高いType Xの脚も当初の予想よりは選ばれることが多く、そのことについてはデザインしたものにとっては素直に嬉しい結果でした。これらの4つのタイプの脚は天板がストレートカットでも耳つきでも同じようにつけることが出来ます。さらには、ダイニングテーブルだけでなく、ローテーブルやデスクといったものにもつけることが出来ます。その場合、天板が小さければテーパーの具合を変えたり、脚の太さを変えることも可能です。

また、定番以外の脚についても強度に問題ない限りは出来る限り対応したいと考えています。先ほど述べた脚のデザイン調査でもその他が13%ありました。今日はそのその他の脚にスポットを当てたいと思います。

まずは、残念ながら今現在ソリウッドで対応出来ない脚について述べたいと思います。対応が難しい理由はそれぞれにありますが、強度面や工房の設備面などによるものが多いです。

鉄の脚

ソリウッドは木材加工専門の家具工房になります。鉄の脚については工房での製作が出来ません。お客様のほうで鉄の脚を用意頂く、もしくは市販のもので天板に重さがあってもがたつかない市販の脚であれば対応することも可能です。その場合は別途+料金がかかったり納期を通常より頂くこともございます。詳細はお問い合わせください。

丸テーブルの1本脚

これはカフェやレストランでよく見られる丸い天板の真ん中に円柱の支柱があり、天板および床との設置面に4方にのびた貫もしくは板状のスチールがついているものです。これを無垢材でやろうとすると、脚がかなりごつく大きいものにする必要があります。また、安定面でも不安が残るので木製での1本脚はお断りしているのが現状です。先ほどの鉄の脚と同じく、市販されている脚で強度が保てるものであればそれに無垢材の天板をとりつけることは可能です。

ねこ脚もしくは装飾脚

市販の家具やアンティークの家具でよくみかける猫の脚のように曲線を描いている脚も対応することが難しいです。ソリウッドではねこ脚を効率よく製作できる機械がなく、手のみで製作するとものすごく手間がかかってしまいます。それではテーブルの価格として適正な価格での販売はむずかしくなってしまいます。また、天板と脚を取り付ける際には、何でも着脱が可能なプレート方式を採用しています。ねこ脚のように単体では細い脚をそのままつけただけでは強度が圧倒的に足りません。幕板を四方に回すなど強度をだす工夫が必要になってきます。

また、どうように設備面で堀りで装飾加工がされている脚も対応が難しいです。

ここまで、現状で対応が難しい脚の種類について書いてきましたが、続いて対応ができるその他の脚について紹介します。

まずは単純な丸い脚は製作が可能です。丸テーブルの場合、斜めテーパーがかかった角脚と丸脚を選んで頂くことが出来ます。丸脚の場合は角脚に比べて料金が8000円+消費税分がプラスになります。

また、四角の天板に丸いテーパー脚や円柱の脚をつけることも可能です。

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こちらは以前に納品させて頂いたメープル材のダイニングテーブルです。ストレートカットのテーブルに丸テーパーの脚が4本ついています。もちろん、メープル材以外の材種でも対応が出来ます。

また、2本脚の要望も頂くことがあります。2本脚の場合、ソファーベンチなどを利用する際に出入りが楽になることから注目されている脚でもあります。2本脚の場合、今のところ定番といったデザインは用意しておりませんが、過去にはいくつかパターンの脚を製作していますので、2本脚のご要望を頂いた場合は、それらの製作例をまず見て頂き希望に近いものをもとに相談させて頂いています。

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こちらは貫があるタイプの2本脚です。

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こちらは貫がなく、支柱が四角柱になっているものです。先ほどの貫があるタイプが支柱部分が2つの板に分かれています。

また、I字型の脚以外に板状の脚を2本つけるデザインにも対応が可能です。

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2枚の板をくの字型に角度をつけて配置しています。2枚の板は脚の下部でコマといわれる木片を挟むようにして固定させています。耳つきの天板に組み合わせると雰囲気がでる脚です。

2本脚を中心に定番以外の脚でも条件があえば製作することが出来ます。まずはご希望をスタッフまでお聞かせください。場合によっては対応が難しい場合もありますが、極力ご希望にそったカタチで実現させたいと思っています。

賢木@吉祥寺

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