2016.01.16

"タモ材"と検索してソリウッドのWebサイト訪れる方が多くいます。【No.1434】

ソリウッドのWebサイトを訪れる方はGoogleなどの検索エンジンを経由して来られます。どんな検索ワードで検索されているかのを定期的に調べています。ソリウッドのWebサイトに来られる方は検索エンジンで木の種類を検索している事が多いです。特に多いのが”タモ材”です。

タモ材は家具に使用される木材の中でもっともポピュラーな樹種なので、この結果はある程度は納得がいきます。無垢材に限らず化粧合板の家具にもとても良く使われています。タモ材は無垢材家具を製作している所で使わないことはないほど一般的な木材です。当然、流通量も多く広葉樹を扱っている材木屋さんなら大抵のところには在庫があります。ソリウッドでも木工教室基礎クラスの課題にタモ材を使用しています。また無垢材のタモやテレビボードの見積依頼で特に樹種の指定がない場合はタモ材で見積りしています。

日本で流通しているタモ材の多くはロシア産のタモ材です。北海道産のタモ材が手に入る場合がたまにありますが、通常よく流通しているのはロシア産のタモ材です。ロシアからは丸太のままのタモが日本に入ってきます。その多くは北海道の港に着きます。丸太で輸入されたタモ材は日本の製材所で製材されて乾燥されます。ソリウッドで仕入れているタモ材は人工乾燥されたタモ材です。日本で製材されているので、厚みは27mm、34mm、45mmが主流です。これらの厚みの板は耳をカットして製材されることが多いです。また21mmなど薄い板は片側の耳がついた状態で製材されることもあります。逆に厚い板は両耳付きで製材されています。厚みは55mmや60mmといった厚さです。このようにタモ材は製材されている厚みも豊富で、使用する側から見てもとても使いやすい樹種になります。

このように広く使われているタモ材なので、多く検索されるのは分かります。でも、タモ材家具の注文を受けることはそんなに多くありません。ここが謎です。タモ材と検索してソリウッドのぺージに訪れる方が多いのにタモ材家具の注文はそれほど多くないのです。

きっかけはタモ材、でもいろいろ調べてみたら他の樹種も良さそうだという感じになっているのですかね?

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タモ材のストレートカットテーブルです。タモ材は木目がクッキリで出るのが特徴です。色は明るめの茶褐色で、木といって一般の方がイメージに近いのではないでしょうか。重さは普通でやや硬め材質をしています。加工もしやすく仕上がりも綺麗です。環孔材なので導管は太く、木目はクッキリとでます。ダイニングを明るくしたい方にはオススメの材です。

タモ材で耳つきテーブルを製作することも可能です。幅の広い板が材木屋さんの在庫にあれば2枚はぎのテーブル天板を製作する事も可能です。ですが、常にあるとは限りません。4枚〜5枚はぎの耳つきテーブルなら材木屋さんに在庫がある可能性が高くなります。

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タモ材でオーダー製作した耳つき4枚はぎテーブルです。タモ材は白太部分が少なく、色の差もそれほどないので雰囲気はストレートカットテーブルとそれほど変わりがありません。耳の形も直線に近いことが多いです。タモの木は比較的真っ直ぐ成長します。タモ材の耳つきテーブルを希望の方は吉祥寺ショールームまで問い合わせください。製作できる板が手配できるかどうか確認致します。

ソリウッドではタモ材を本棚に使用することが多いです。どんな部屋にも合う無垢材本棚が出来上がります。色の濃い本棚だと部屋全体が暗くなってしまいます。その点、タモ材なら部屋を暗くせずに雰囲気のある本棚にすることができます。

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というわけで、今日のブログエントリーは検索される件数が多い”タモ”についてでした。

瑞木@相模湖

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