2016.01.15

耳つきテーブル用在庫板のイメージ写真の撮り方を少し変えてみまた。【No.1433】

耳つきテーブルを製作するための在庫板をWebサイトに掲載しています。ソリウッドにはこんな天板ができる板があるよという情報を皆さまに伝えるために作ったぺージです。耳つきテーブルのぺージのトップには在庫板で製作する耳つきテーブル天板のイメージ写真と実際に製作して吉祥寺ショールームに展示してある耳つきテーブル天板の写真を掲載しています。

耳つきテーブル用の在庫板を掲載することで耳つきテーブルに興味を持って貰おうと考えて作りました。実際にある板の写真を撮って、それから合成で天板になった時をイメージした写真を作って掲載しています。板の写真だけではテーブル天板をイメージしづらいので、こうした合成写真を作っています。

イメージ写真を製作する過程は現状こんな感じです。

1.板を乾燥させる

2.乾燥が終わった板でどんな天板を作るかを決める

3.板の表面をハンドプレーナーで削る

4.板の写真を撮る

5.写真を加工して合成写真を作る

こうして出来上がったのが
160115_1.jpg
このような写真です。

乾燥が終わった板の表面はとても汚れています。乾燥中についたシミなどが表面を覆っていて木目がハッキリと見えません。この状態の写真をお客様に見て頂いても正直ピンとこないと思います。なので、こうやって表面を少し削った状態で写真を撮っています。

このように出来上がりのイメージがしやすいように工夫をして写真を掲載していますが、Webサイト上の反応はイマイチです。まだ製作していないでイメージ写真をアップしているのと、既に出来上がった天板の写真をアップしているのでは、皆さまに見られている数が全然違います。どの板の情報が見られているのか定期的に数字を追っています。イメージ写真を掲載していた板で天板を製作してその写真を掲載した途端にアクセス数が4倍増えたケースもあります。

やはり具体的に天板になっていた方がお客様の興味を惹くようです。製作をはじめてしまうとサイズや塗装方法をこちらで決める事になるので、お客様の細かいご要望にお応えすることが出来なくなってしまいます。だから、乾燥が終わった板はそのままの大きさで在庫してありました。大きさをある程度カットしないと機械に入らないため、そのままの大きさで表面を削るのにハンドプレーナーしかありません。でも、これからはある程度の大きさでカットをして途中まで製作を進めた形で写真を撮って掲載するようにします。

D1346 ケヤキ材耳つき2枚はぎテーブル天板用の板は現在製作を開始しています。粗木取りが終わった所で写真を撮りました。で作ったイメージ写真がこちら
160115_2.jpg

今まで掲載していたのが
160115_3.jpg
これです。

そんなに違いがないようにも感じますが… より実際に製作する天板にイメージを近づけるようにしました。さてお客様の反応は変わるでしょうか?

まだ製作していない板をみて、テーブルとして注文するのは結構ハードルが高いですよね。なので、本音は実際に製作した物をみてもらった方が良いと思っています。でも、作ってしまうとサイズを限定することになってしまうので、できれば大きい状態で在庫しておきたい。矛盾している悩みを抱えています。これまでもW1800取れる板でもW1650で製作した途端にW1800の依頼が入るなんて事がありました。依頼が入った時にはW1800で作れる代わりの板がなくて逸注してしまうこともあるんです。その辺をうまく解消する方法はまだ見つかっていませんが…

なので、写真をみて気になる板があるようなら相模湖工房に来て頂いて実際に板を見てもらうこともしています。これまでにも何組ものお客様が相模湖工房まで足を運んでくださっています。もちろん、実物を見て気に入らなければ注文して頂かなくても構いません。電車で来られる方はJR相模湖駅まで送迎をしています。ただし、板を準備する時間が必要なので事前に工房に来られる日時は決めさせてもらっています。

耳つきテーブルの情報はこちらのぺージをご覧下さい。気になる板がありましたら吉祥寺ショールームまでご連絡ください。詳細や見積を致します。また、掲載がない板でもご希望の樹種やサイズを伝えて頂ければ、製作可能な板があるか調査して連絡を致します。より自然な雰囲気を感じられる耳つきテーブルをぜひご検討してみてください。

瑞木@相模湖

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〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
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