2016.01.17

ウォールナット材耳つき天板をテーブルにして展示販売中【No.1435】

先日、吉祥寺ショールームに立て替えてあったウォールナット材の耳つきテーブル2台に脚をつけてテーブルにした状態での展示をはじめました。

20160117 1

まず1台目は、W1341という番号がついているウォールーナット材3枚はぎのテーブルです。3枚はぎですが、元々は2枚の板から出来ています。両サイドの耳がついている板は元々1枚の板ですが、真ん中に大きな割れが入ってしまったため、そのままでは使えない状況でした。割れが入ったからといって粗悪な板ということではなく、その部分を外してしまえば全く問題なく使えます。今回も割れているところで割くような感じでカットし、2枚の板にしました。また、3枚はぎの真ん中に配置している板も元々は耳がついていましたが、耳の損傷部分が激しく耳の部分が使えない状態でした。木材の世界ではこうしたことは日常茶飯事で、1枚の板に割れや損傷がないもののほうが珍しいくらいです。仕入れるときにそうした欠点がわかっている場合は事前にどう使うかを考えた上で、その板を仕入れるか判断が出来ます。ですが、材木市では1枚まるごと使えそうだとふんで、仕入れた板であっても乾燥過程でぱっくり割れたしまうなんてこともあります。後から割れてしまったときは、非常にショックですが、すぐに立ち直って違う使い方を模索する必要があります。使えない部分がある部分をどう除いてその板の良いところを活かしてあげるかを考えるのも、木取りのポイントです。こちらのW1341の板は、そのままでは使いづらい板の良いところは接ぎ合わせて1枚の天板にしました。まさに、木取り担当した瑞木@相模湖の苦悩の中から生まれた天板といってもいいかもしれません。

出来上がった天板は、結果的に真ん中に山型の木目がでる板目、両サイドに縦に線がはいったような模様の柾目の配置となり、1枚板の天板に近い雰囲気に仕上がっています。

20160117 2

サイズはW1900×D830〜850、天板の厚み45mmになります。長さがありますので、脚と脚の間に椅子を3脚入れる事が可能です。6人掛けに適したサイズのテーブルです。吉祥寺ショールームでは、黒く塗装した80mm角4本脚を暫定的につけています。通常は、同じウォールナットで脚を製作することが多いですが、こちらのテーブルのように黒く塗装した脚もばっちり合います。このW1341のテーブルが欲しいといった場合は、脚は新たに製作してお届けとなります。ですから、4本脚であればデザインや樹種は相談の上、決めることが可能です。もちろん、黒く着色した脚を選択することも出来ます。

こちらの天板を使ってテーブルにした場合、価格は¥313,200(消費税込み)となります(価格見直しでよりリーズナブルな価格になりました)。お届け先が東京・神奈川・埼玉・千葉であればこの価格で搬入・設置まで行います。その他の地域にお住まいの場合は、送料が数千円プラスにはなりますが、お届けは可能です。詳細な価格についてはお問い合わせください。

もうひとつの耳つき天板は、サイズW1650×D840、天板厚47mmのウォールナット材2枚はぎになります。こちらの天板は同じ丸太からとれた2枚の板を接ぎ合わせています。板の幅が少し短くはぎ面になる側の白太をカットした状態で接ぐと奥行きが800いくかいかないかといった感じになってしまうので、奥行きの寸法を重視して一部白太を残した状態で接ぎ合わせました。そのため、テーブル中央の接ぎ面周辺に白い部分が残っています。仕上がった天板を見てみると、この白太部分がかえってこの天板を個性的な面白みのある表情にしています。奥行きも840mmありますので、ダイニングテーブルの機能としても全く問題ないサイズです。

こちらの天板も脚は定番の4つのタイプからお好みで選んで頂くことが出来ます。テーブルの高さもお客様のご要望に応じて製作しますので、椅子を使うダイニングテーブルだけでなく、座卓のようなローテーブル仕様でも製作出来ます。4本脚のダイニング用の脚がついて状態で価格は¥291,600(消費税込み)となります。こちらはW1341と同様に、東京近郊でしたらプラス料金なしで搬入・設置まで行います。

20160117 3

いずれの天板も1点モノです。同じ木目のテーブルは二度と作れません。ご興味ある方はお早めに吉祥寺ショールームまでご連絡ください。

賢木@吉祥寺

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest