2015.07.03

椅子からよく似合う無垢材テーブルをシミュレートしてみましょう。

今日は1日よく雨が降りました。これだけたくさんの雨が降ったのは久しぶりな気がします。梅雨って感じです。6月に買い付けにいった木材が本日工房に届きました。雨が降っていたのでよくチェックできていませんが、クリ材とチェリー材を買いました。これらの板に関しては後日紹介すると思います。クリ材は薄い耳つき板と厚い耳つき板を仕入れました。どちらも耳つきテーブルにしようと考えています。薄い方は今まであまり仕入れていない厚みです。これで28ミリ厚ぐらいの耳つき天板ができれば最高なんですが…全ては乾燥がうまくいくかに掛かっていると思います。チェリー材に関しては耳つきはぎテーブル用の板がだいぶ充実してきました。まだ乾燥が終わっていない板が多いですが、かなりの台数の耳つきテーブルが製作できる数が集まってきました。現在も乾燥庫に入っているチェリー材があります。

さて、本日は無垢材テーブルに合わせて使う椅子についてのブログを書こうと思います。ソリウッドでは無垢材テーブルをメイン商品にしているので、まずは無垢材テーブルを選んで頂きたいと考えています。が、椅子から選ぶという方法もあるんじゃないかと思います。いろいろと座ってみて気に入った椅子があったらそれに合うテーブルを選ぶという方法です。まあ、家族全員が座り心地が良いと感じる椅子が一緒ということは少ないと思いますが…

例えば、宮崎椅子製作所さんのHakuチェアを選んだ場合を考えてみましょう。

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こちらがHakuチェアです。とてもシンプルな形の木の椅子です。脚も極限まで細くして軽快さを実現されせています。背はしっかりと幅があるので、背中をしっかりホールドしてくれます。木の椅子と言うと、無骨なイメージでなんとなく重い印象があると思います。しかし、最近は強度を持ちつつ細部を細くしたスタイリッシュな椅子も増えてきています。

そんなスタイリッシュなHakuチェアですので、テーブルも軽快な印象にした方が似合うと思います。まず天板は薄い方が良いでしょう。ウォールナット材やチェリー材などの北米産の場合は30mmの天板が良いでしょう。タモ材やナラ材の場合は28mm天板が合います。

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タモ材の28mm厚天板に斜めテーパー角脚をつけたバージョンです。斜めテーパー脚はスッキリした印象で軽やかなイメージを演出できる脚です。スタイリッシュなHakuチェアとの相性は抜群だと思います。

では続いて少しワイルドな椅子の場合はどうか考えてみましょう。

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isu-worksのLOGチェアです。だいたいに配置された背板が特徴的です。特にナラ材の場合は木目がクッキリと出るのでLOGチェアらしさがより明確になる気がします。直線的なデザインが格好いいんですよね。特に肘かけの部分が直線なのは珍しいと思います。

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LOGチェアは横から見た時に美しいと感じます。

合わせるテーブルですが、ストレートカットテーブルでも耳つきテーブルでもどちらも合いそうな雰囲気はあります。直線的なラインで統一するならストレートカットテーブルですかね。脚はどっしりとした80mm角4本脚が似合うのではないでしょうか?

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LOGチェアとストレートカットテーブルを合わせた写真がないのが申し訳ないんですが、ドッシリとしたテーブルに直線的なラインが綺麗なLOGチェアを合わせるのが格好いいんじゃないかと思います。

でもLOGチェアは耳つきテーブルとの相性も良いのではないかとも考えています。耳つきテーブルの柔らかいエッジラインとLOGチェアの直線的なラインが対称的でお互いを際立たせるのではないかと思います。

と言うわけで今回のブログエントリーでは椅子から似合うテーブルを考えてみようという話でした。皆さんもいろいろとシミュレーションしてみてはどうでしょうか?

瑞木@相模湖

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