2015.11.24

椅子の座り心地には背の形状も大きく関わっています。【No.1381】

なんだかんだいってあっという間に11月も終わりに迫ってきました。今年はまだ暖かい日が多いですが、今日辺りはだいぶ寒く感じるようになりましたね。私自身は寒いのが苦手なので嫌な季節になったなという気持ちですが、木の伐倒のシーズンになったので仕入れには力を入れないといけない時期です。さて、今週の日曜日はソリウッドテーブル選び方講座の日です。毎月1回最終日曜日に開催している無料の講座になります。無垢材テーブルといっても、樹種やサイズ、仕上げなど決めなければいけない要素が多く迷ってしまう方も多いです。そんな方向けにどういう風に選択していけば失敗しないテーブル選びが出来るかをアドバイスさせて頂く講座です。押し売りはしませんので、お気軽に参加してください。詳しくはこちらをご覧下さい。

→テーブル選び方講座 11月

一昨日のブログエントリーで賢木@吉祥寺が書いていたように今週は家具の展示会が開催されます。私も賢木@吉祥寺と一緒に見に行ってきます。ソリウッドが取り扱っているISU-WORKSさんといのうえアソシエーツさんも出展されています。

椅子の選び方は結構難しいです。なかなか自分にピッタリの椅子を探すのは大変です。とりあえず片っ端から座ってみて好感触の椅子を選んでいくのが最善策だと思います。しかし、短い時間座るのと長い時間座るのでは感じる座り心地も変わってきます。試し座りする際はできるだけ長い時間座った方が良いですが、それもなかなか難しいですよね。

形が気に入った椅子を選ぶのも良いと思います。やはり気に入った形じゃないと愛着が湧かないものです。愛着が湧いた椅子だったら座り心地も良く感じるものです。ただ、座ってみてどこかが当たって痛かったりサイズ感が自分の身体にあっていない場合は他の椅子を検討したほうが良いです。

腰掛けた際に椅子が支えるのはお尻と背中です。座り心地に意外と影響するのが背です。木の椅子の多くは背中にフィットするように湾曲しているデザインが多いです。ただ、湾曲していれば良いというものでもありません。意外と真っ直ぐな背でも座りやすいものです。

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ISU-WORKSのLOGチェアです。背中を支えるのは2枚の板です。あまり座り心地が良さそうには見えないのですが、座って見るとそれほど違和感を感じません。むしろキリッとしてて姿勢良く座れる気がします。曲線が多く使われてデザインされている椅子が多く存在していますが、LOGチェアはキリッとした直線で構成されています。この点が他の椅子とは違った個性的なデザインと言えるでしょう。

背の2枚の板があることで無垢材テーブルとの調和が取りやすくもなっています。
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直線が多くスッキリした印象ですよね。すがすがしい感じがします。

背中のホールド感を重視する場合は背にファブリックが張ってある椅子をオススメします。
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いのうえアソシエーツさんのAwaza LDチェアです。背が広く、しっかりと背中と腰を支えてくれます。Awazaシリーズは腰に優しいをデザインコンセプトにしています。腰に不安を抱えている人でも安心して座ることができる椅子だと思います。座面も背も柔らか過ぎず硬すぎずでちょうど良い具合になっています。

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こちらも背にファブリックが張られているタイプの椅子です。ISU-WORKSのGENチェアです。GENチェアの座面は座ると少し沈み込みます。沈み込んで優しくお尻をホールドしてくれます。背には薄いウレタンフォームが入っています。背はそれほど柔らかくはなく適度な硬さで背中と腰を支えてくれます。食事時だけでなく、少し長めの時間すわって本を読んだり、仕事をしたりする方にオススメです。

以上、今日のブログエントリーは背に焦点を当てて椅子を紹介しました。

瑞木@相模湖

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