2015.07.02

10月スタート木工教室の生徒募集をはじめます

ソリウッドの相模湖工房は、平日はご注文頂いた家具を製作する家具工房ですが、週末は木工教室の場と変わります。場所だけでなく、スタッフも家具職人から先生へと変身します。こうしたスタイルは木工教室がはじまった30年以上前から続いています。ソリウッドの木工教室は東京近郊では、あまり類がない本格的な木工教室です。

ソリウッド木工教室は、初めて受講する方を対象にした基礎1年コースと基礎コースを修了した方が引き続き受講できる応用コースに分かれています。原則として第1〜第3の週末の6日が木工教室の開催日です。そのうち、第3日曜日が基礎コースの日となります。生徒さんの新規募集は4月と10月の2回になります。

このたび、10月スタートの基礎1年コースの募集を開始致します。

今日は改めてソリウッド木工教室の30年変わらない基本コンセプトについて紹介致します。

無垢広葉樹を使った本格的な家具作り

ソリウッドは、無垢材にこだわった家具工房です。当然、木工教室でもそのこだわりを貫きます。教室で作る家具類は基本的に無垢材を使用したものになります。基礎1年コースでは、共通の課題としてタモ材の花台を製作します。これも材料はタモの無垢材です。タモ材は、広葉樹で硬い材質の木になります。加工のしやすさを考えると杉や檜、ホームセンターで販売されているホワイトウッドのような針葉樹のほうが柔らかく作業自体は簡単です。しかし、耐朽性や質感を考えると広葉樹をつかったほうが質の高い家具が出来ます。ですので、生徒さんにもソリウッドの家具作りで使っているものと同じ材を使って製作して頂きます。

鉋や鑿といった手道具を使う

教室で使う道具についても特徴があります。DIYといえば電動工具を使うことが前提になってきています。そういった時代ですが、あえて鉋(かんな)、鑿(のみ)、鋸(のこぎり)といった古くから使われている伝統的な手道具を使います。これらの道具を見た事がある人は多いと思いますが、日常的に使っている人はあまりいないと思います。

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基礎1年コースの初回のクラスでは、まずこれらの道具の仕立てから行います。大工道具の多くは買った状態ではすぐに使えません。例えば、玄能はまず柄をつけるところから始めます。ホームセンターなどでは、柄がついた状態で売っていることがほとんどですが、本来は自分でつけるところから行います。

生涯の趣味として木工を楽しむ

ソリウッド木工教室は、趣味としての木工を指導する教室です。職業訓練や職人育成といったことは目的とはしていません。そのため、はじめて道具を触る人でも無理なく家具作りが出来るように基礎1年コースのカリキュラムは、ゆったりと作業出来るように組んでいます。初めての方でも安心してお越し下さい。

木工は長い間楽しむことが出来る趣味でもあります。基礎1年コースは1年という期限が設けられていますが、さらに続けたいという方は応用コースに進んで頂きます。こちらのコースでは、共通の課題作品があるわけではありません。ご自身で作りたいものをデザインし、ご自身で製作していくスタイルになります。デザインや設計の段階からスタッフが相談にのり、効率よく製作できる方策を一緒に考えていきます。

応用コースは基本的に月1回ですが、期限はありません。いくつかの作品を作り終えて、修了となる方もいらっしゃいますし、20年、30年にわたり、通い続けている方もいらっしゃいます。このあたりもご自身のペースで行うことができます。

10月スタートの基礎1年コースの募集要項や資料をご希望の方は、ご自宅に郵送致します。info@soliwood-crafis.comまで、お名前・ご住所・電話番号をお知らせください。

賢木@吉祥寺

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
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