2015.02.16

4月スタートの木工教室基礎コースの生徒さんを募集しています。

木工教室の生徒さんを募集しています。ソリウッドの木工教室は鉋(かんな)・鑿(のみ)・鋸(のこぎり)といった手道具を使って、作品を作り上げる教室になっています。はじめは1年間の基礎コースに所属してもらいます。基礎コースは毎月第3日曜日に開催されています。4月と10月に新規の基礎コースの生徒さんを募集しています。現在は、2015年4月にスタートするクラスの生徒さんを募集しています。

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基礎コースではこちらの課題を制作しながら、木工の基礎を学んで頂きます。タモ材の花台になります。タモ材は、無垢材木工の基本を学ぶには最適な木材です。粘りがあって加工がしやすいので、初めて使う道具を試すのにはピッタリの材料です。

構造は最も基本的なホゾ組みです。計16箇所のホゾ組みを加工して頂きます。使うのはこんな道具です。
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鉋(かんな)は2つ。平鉋と小鉋。平鉋は平面を仕上げるために使う鉋です。小鉋は面取り用に使用します。鑿(のみ)は3本ほどあれば最初は充分です。必須なのは3分鑿です。3分鑿は幅が約9ミリになります。このサイズの鑿で基礎コースの課題のホゾ穴を彫っていきます。

砥石は中砥石を用意して頂きます。仕上げ砥石は工房にある共有の砥石を使ってもらっています。玄翁は、頭と柄に分かれて販売されています。最初の日にこれらの仕込みをします。鋸(のこぎり)は両刃ノコギリ。縦挽きと横挽きの刃の違いを理解してもらっています。

罫引き(けひき)は、加工するための線を引くために使う道具です。毛引きとも書きます。けびきと濁って発音する場合もあります。罫引きは、マイナーな道具ですがとっても役に立つ道具です。これを使いこなせるようになると、木工の精度が高くなります。

スコヤは、墨つけと直角の確認に使います。これもマイナー道具ですが、木工では欠かせない道具ですね。

これらの道具は木工をする上で必ず必要になる道具ですので、はじめに買いそろえて頂きます。道具を持っていない方は、この基本セットを注文してもらえれば、初回の教室までにこちらで手配をしておきます。三鷹にある”やまあさ”さんという道具屋さんにお世話になっています。”やまあさ”さんは鉋台職人の伊藤さんが営む道具屋さんです。刃物類はとても良く切れる確かな道具を販売している道具屋さんです。ホームセンターなどで手に入る道具とは佇まいが違う一級品ですので、刃物系の道具はこちらの物を使って頂くことをおすすめします。

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基礎コースを修了した方は、応用コースに進んで頂くことが可能です。応用コースは自分の制作したい物を制作して頂くコースになります。木材はソリウッドに発注して頂き、希望の木材を必要なサイズにしてお渡ししています。最近出来上がった生徒さんの作品をご覧頂きましょう。

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ブナ材のダイニングテーブルです。脚はローテーブルにもなるようにデザインされています。

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タモ材の本棚です。途中で設計変更があったりしましたが、無事に完成しました。細かくみていくとアラもありますが、俯瞰してみると、とっても立派に見えますよね。

大きなものになると2年、3年と時間が掛かりますが、コツコツやれば必ず完成に至ります。素材はソリウッドで製作・販売している無垢材家具と同じ木材を使用しています。なので、完成作品の見栄えはとても良いものになります。生徒さんの満足度も高くなっています。

木工教室に関して書いたブログエントリーは以下にもあります。
ソリウッドでは手道具を使って家具を制作する木工教室を開催しています。
手道具を使った家具制作の基本が学べる木工教室基礎コース

ソリウッド木工教室のWebページはこちらです。

気になる方は吉祥寺ショールームまで資料請求をしてください。木工教室の資料を郵送させて頂きます。よろしくお願い致します。

瑞木@相模湖

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