2014.06.06

長くて綺麗なカバ材耳つき2枚はぎテーブル、Webに情報アップしました!

耳つきテーブルの情報をWebサイトにアップしました。
K1316 美しい赤褐色の耳つきテーブル天板の登場です!

同じ丸太から採れた板を使用した耳つき2枚はぎテーブルです。木口からの割れもほとんどないため、W2000mmぐらいまでのテーブルが製作できそうです。隣り合った2枚の板なので、ブックマッチ天板の製作が可能になります。ブックマッチ天板とは、本を開くように板を使用して木目がほぼ左右対称になるようにはぎ合わせた天板の事です。アメリカで活躍したジョージ・ナカシマさんもブックマッチ天板のテーブルを数多く製作していました。木目が左右対称になる面白さが楽しめるため、昔から人気のある天板製作方法です。ジョージ・ナカシマさんについて書いてブログ記事がありますので、興味がある方はこちらからどうぞ。→ジョージ・ナカシマさんの言葉  (超巨大なウォールナット材のブックマッチ天板の写真も載せています。)

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現状の板の様子です。既に乾燥は終了しています。多少の反り・ネジレはありますが、厚みも45mmは確保できそうです。

それぞれの板に小さな節が一つずつあります。隙間があいている部分には合成樹脂で埋めるので、使用には全く問題なくなります。

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塗装すると色が濃くなります。完成時の様子をイメージしやすいように濡らしてみました。とっても綺麗な色です。赤いカバ材は人気があります。しかし、最近は産出量がとても少なくなっています。上質なカバ材を見掛けることも少なくなってきました。

カバノキにはたくさんの種類があります。今回紹介したカバ材はウダイカンバというカバです。木材業界ではこのウダイカンバの事を”マカバ(真樺)”と呼んでいます。それ以外のカバ材の事を”ザツカバ(雑カバ)と呼ぶこともあります。それだけウダイカンバが特別扱いされているのが分かってもらえるでしょう。乾燥もそれほど難しいということもなく、水分の抜けも早いほうです。この2枚の板も反り・ネジレはそれほどなく厚みもある程度厚く確保できます。

堅くて摩耗に強いので、フローリングにカバ材はよく使われています。赤味が強い材がフローリングに使われる事はあまりありませんが、昔からフローリングにはカバ材が良いと言われてきています。

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同じ丸太から採れたカバ材で製作したテーブルです。まあ、こんな感じの天板に仕上がります。

気になる方は吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。希望サイズ、脚のカタチを伝えて頂ければ見積もり致します。

瑞木@相模湖

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