2019.02.08

【No.2539】ISU-WORKS Nシリーズの座面比較。

明日は東京都心でも積雪の可能性があるようです。東京都内で積雪があるということは相模湖工房付近も積雪する可能性が高いです。積雪した場合、東京都内よりも5~10cmくらい相模湖の方が積雪量が多い気がします。明日、明後日の木工教室に参加予定の生徒の方は、気をつけてお越しください。無理をなさらないようにお願いします。

大雪になると、鉄道が運休、道路も通行止め&大渋滞になって、相模湖地域は陸の孤島になる可能性があります。数年前に実際になりましたから…しばらく電車もバスも動かず、車も出せず駅まで徒歩で帰った経験もあります。なので、結構注意が必要です。

さて、本日は金曜日なので椅子に関する話題です。

吉祥寺や相模湖とは比較にならないくらい降雪量の多い、北海道津別町の木工所で製作されているISU-WORKSシリーズ。誕生からずっとソリウッドでは取り扱っています。まだ、知名度は高くないですが、細かい部分まで丁寧に作られた椅子は有名メーカーと比べても見劣り全然しません。むしろ、作りの丁寧さでは有名メーカーもしのいでいます。日本のスタンダードチェアになるべく存在として注目して、ことあるごとにこのブログでも紹介しています。が、私たちの力不足でまだ多くの方が知らない存在となっています。

ISU-WORKSブランドの椅子は多種多様ですが、その中でダイニングチェアとして使われることを想定して作られているのがGシリーズとNシリーズの椅子です。Gシリーズ、Nシリーズともにそれぞれの共通部品があって、背の形状や肘掛けあるなしといった感じでバリエーションがあります。

Nシリーズはゆったりと座れるサイズ感で、多くのお客様に選んで頂いています。


左側が去年発売されたZENチェア、右側がGENチェアになります。Nシリーズは部材の角が丸くなっています。そのため全体的に柔らかい印象があります。角がないのでぶつかっても痛さは少なめです。Nシリーズの椅子は全て同じように角が丸くなっています。なので、Nシリーズの中で違う椅子を選択しても全体的には統一感を保ちやすいです。ZENチェアとGENチェアを比較してみてみると、肘掛けと背の接合部分は同じような作りになっています。一番違うのは座面です。

ZENチェアは板の上にクッション性の素材をのせて、ファブリックを張っています。

GENチェアは座面の枠(真ん中が空洞)にベルトを張ってその上にクッション性の素材をのせて、ファブリックを張っています。

この違いによって座り心地が全然違います。

ZENチェアは硬め。

GENチェアは下に沈み込んで優しくお尻を包んでくれます。

この表現だけ見ると、GENチェアの方が良いと思う方も多いでしょう。

でも、硬めの座面はそれなりに良さもあります。ZENチェアの座面は硬めではありますが、すぐにお尻が痛くなるようなことはないです。適度な硬さでお尻を支えてくれるんです。沈み込む感じがないのでより安定して座ることができます。

正直に言うと、人それぞれの好みがあります。ZENチェアの座面が良いと言う人もいれば、GENチェアの座面が良いと言う人もいます。


同じくNシリーズのLENチェアとRINチェアです。左側がLENチェアで、右側がRINチェアです。

ZENチェア、GENチェアよりもこちらの二つの椅子の方が先に発売されました。この2つの椅子に初めて座った時はRINチェアの座り心地の良さに感動しました。”この椅子はなんて座り心地が良いんだあ”と思って、多くの人に買ってもらえると思いました。

ところが、ソリウッドで注文数が多いのは圧倒的にLENチェアです。この結果には正直驚きました。ISU-WORKSの取扱店全体でもLENチェアの方が売れているようです。

ZENチェアとLENチェアの座面は共通です。同じくGENチェアとRINチェアの座面は共通になっています。今のところZENチェアとGENチェアでは注文数はあまり変わらないです。ZENチェアの方が発売時期が最近なので、単純に比較はできないですが…

と言うわけで今日はISU-WORKSのNシリーズの椅子を紹介しまた。

ZENチェア

GENチェア

LENチェア

RINチェア

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