2014.11.26

IFFT展で「isu-works」の新作をみてきました。

今日の東京は、終日雨が降り、寒い一日になりました。天気予報を見ずに出掛けてしまったので、寒さにびっくりしてしまいました。そんななか、東京ビッグサイトで今日から3日間開かれる「IFFT interior lifestyle living 」展に行ってきました。

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こちらの展示会は、家具業界においては最も大きなイベントといえるでしょう。全国の家具メーカーが集結し、新製品の発表や新しい販売店の開拓などを行う場になります。元々は、東京国際家具見本市という家具インテリア専門のイベントでした。以前はソリウッドも出展していた時期もあります。現在では家具の卸はしていないので、出展者として参加はしていませんが、家具業界動向や販売できそうな椅子があるかなどの情報収集をしに、出掛けています。近年はライフスタイル提案型というコンセプトのもとに更なるパワーアップが試みられています。

ここ数年、この展示会をみてると、家具業界は少し元気がないかなという印象を抱くことがありました。しかし、今年の展示会はなんとなくですが、椅子を中心とした木製家具の展示が多く少し盛り上がりを感じる印象でした。

今回の目的の1つは、ソリウッドで扱っている「isu-works」さんが発表する新作の確認でした。

「isu-works」は北海道で活動している木工作家の高橋三太郎さんがデザインし、北海道津別町にある家具工房で山上木工さんが製作している椅子プロジェクトです。これまで10種類のデザインの椅子がラインナップされています。

北海道で家具の産地といえば、旭川が有名です。今回のIFFT展にも旭川家具工業共同組合に参加している家具メーカーが10数社出展しています。山上木工さんは旭川地区とは異なるオホーツク地域で頑張っていて、NC機械による加工と職人による質の高い手仕事を組み合わせた椅子作りは日本でもトップクラスといえるでしょう。

さて、「isu-works」の新作チェアですが、これまでのダイニングチェアとは少し趣向が違います。座面高が370mmと低く、幅は730mmと広めです。ゆっくりとくつろいで座れるイージーチェアです。一緒にいった瑞木@相模湖はここ数年読書用の椅子を探しているようです。これまでは、「isu-works」のNシリーズが第一候補だったようですが、この新作がでるのを待っていて、今日実際に座ってみて満足げな表情をしていました。もちろん、私も座ってみましたが、座り心地も抜群で、まさに読書には最適だと感じました。

このイージーチェアーは、「MAY」という名前がついています。画像などは「isu-works」さんのウェブサイトに掲載されているので、そちらをご覧ください。

http://isu-works.com/may/

そして、もうひとつ、高橋三太郎×山上木工のダッグで取り組む新しいプロジェクトの発表もありました。それが、「isu-papyrus(イス パピルス)」という4サイズを揃えたメープル材のスツールです。

座面高が最も高いSH620mmのものはカウンター用のハイスツールとして、椅子と同じ420mmの座面高のものは、ご家庭内のもう1つの椅子として、最も低いSH370mmのものは玄関において靴をはく補助としての椅子として様々な用途に使えるスツールです。あったらいいなと思える小型の家具で、こういうのが欲しかったと感じるお客様も多いのではないでしょうか?同じサイズでしたら重ね合わせて保管すること(スタッキング)も可能ですし、ノックダウン(組立て)式なのでコンパクトにしまえるようです。

デザインとしてもコの字型をしていて、4本脚のものと比べるとスッキリと見えます。本体にメープル材を使用することで強度も十分に出ているとのことです。

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「MAY」チェアも「isu-papyrus」もソリウッドで扱う予定です。展示用の椅子が出来るまでもう少しかかりますが、準備が整いましたら、また案内させて頂きます。

賢木@吉祥寺

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