2016.06.18

「ASAHIKAWA DESIGN WEEK」にも参加する山上木工さんが製作するISU-WORKS。【No.1588】

来週の水曜日から「ASAHIKAWA DESIGN WEEK 2016」が始まります。家具産地として有名な北海道旭川で行われる展示会です。2014年までは「旭川家具産地展」という家具の見本市でしたが、昨年から名称を「ASAHIKAWA DESIGN WEEK」に変更して家具のみならず、建築やグラフィックデザインなどモノづくり全般に範囲をひろげて開催されるようになりました。多くのメーカーが参加をして大々的に開催されます。今、世界的に注目されている若手建築家・田根剛さんのトークイベントなども企画されています。また、ISU-WORKSブランドの椅子を製作している山上木工さんも参加することになっています。山上木工さんは津別町というところにあり、旭川からは少し距離が離れていますがNC加工や椅子の知名度を上げるために参加しています。賢木@吉祥寺と瑞木@相模湖も会期中に2日間旭川へ行って「ASAHIKAWA DESIGN WEEK 2016」を堪能してこようと思っています。

「ASAHIKAWA DESIGN WEEK」にも参加している山上木工さんはNC工作機の加工を得意としている家具工房です。デザイン性の高い商品を製作するためには3D加工ができるNC工作機の不可欠になってきています。曲線や丸みを帯びた加工は3DNC工作機が最も得意とする作業です。加工精度や時間などを考えるとNC工作機を使った方が、職人が加工をするよりもメリットが多くあります。以前より複数のNC工作機を駆使して様々なものを製作してきた山上木工さんですが、新たに最新鋭の同時5軸複合加工機を導入してさらにパワーアップしました。最新鋭の機械を設置している木工所はそうはありません。

機械で加工すると言うとなんだか楽で誰にでも出来るように感じるかもしれませんが、実際はそうではありません。機械を動かす技術力が必要になってきます。NC機を動かすためにはプログラミングをする必要があります。このプログラミング次第で加工精度や時間なども変わってきます。長年NC工作機を操ってきたからこそ備わる技術力があります。山上木工さんは機械で出来ることは極力機械で行うようにしています。機械で削りだした部材はサンダーなどで研磨する必要があります。綺麗に削り出せればそれだけ研磨する時間を削る事ができます。山上木工さんはNC機械で出来るだけ綺麗に削り出して、サンディングに掛かる時間も少なくしています。そうすることで製造コストを下げるように努力されています。

そんな山上木工さんの技術力が詰まっているのが、ISU-WORKSブランドの椅子です。

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こちらはMEGチェアです。ダイニングチェアとして最適なGシリーズのうちの1つの椅子です。背にもファブリックが張られているので長時間安定して座ることが可能な椅子です。ソリウッドでも数多く受注している椅子になります。座面は柔らかめで少し盛り上がったウレタンフォームが座ると沈んで優しくお尻をホールドしてくれます。シンプルでありながら座り心地とデザイン性に優れた椅子に仕上がっています。

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Gシリーズよりもやや大きめにデザインされているのがNシリーズ。その中で1番人気なのがこのLENチェアです。中でもチェリー材の板座仕様のLENチェアはよく受注しています。Nシリーズの椅子は部材の角が丸みを帯びています。そのためGシリーズの椅子よりも柔らかな印象を与えてくれます。

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布座面だとこうなります。LENチェアの布座面はそれほど柔らかくはありません。適度な柔らかです。

その他にも様々なデザインの椅子がラインナップされています。ISU-WORKSブランドの椅子は全モデル取り扱いをしています。吉祥寺ショールームには全モデルの見本が展示されています。ご自由に座ることができるので、ぜひ吉祥寺ショールームへお越し下さい。

瑞木@相模湖

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