2014.12.07

今年最後の無垢材テーブル選び方講座は12月27日(土)。

はじめに、今年最後の無垢材テーブル選び方講座の告知をさせて頂きます。

これまでは、その月の最後の日曜日に開催していましたが、12月は28日と年の瀬がせまっていることもあり、27日(土)14:00〜開催することにしました。普段は忙しくて、テーブルなどじっくり検討出来ないけど、年末年始には時間があるから考えてみるかと思っているあなた、ぜひ27日に吉祥寺ショールームにお越しください。

12月の回で6回目を数えるこのテーブル選び方講座は、約40分で無垢材テーブルを選ぶ際にキーとなる3つの点について、ポイントをお伝えしています。

出席には事前予約は必要ありません。当日、直接お越し頂いて大丈夫です。ですが、事前にご連絡頂いた方には座席を確保します。お問い合わせなどは、info@soliwood-crafis.comまでメールでお願い致します。

これまでも講座については、ブログに書いてきたので、告知はこのあたりにしたいと思います。講座の内容については、これまでのブログを参考にして頂きたいと思います。

無垢テーブル選び方講座ではこんなことを話します。

無垢材テーブル選び方講座の第5回を開催します。

さて、後半は最近気になった木材・家具関連のニュースをみていきます。

丸太の輸出急成長 円安追い風、中韓で需要増(中日新聞)

一ドル=一二〇円前後まで進んだ円安を追い風に、国産スギやヒノキなどの丸太の輸出が急増している。建設ラッシュの中国では、低価格木材の需要が急増。韓国では高級ヒノキが「健康に良い」と人気を集める。国産材は安価な外国産木材に押されて長らく生産が低迷していたが、海外で存在感を増してきた。

これは、木材業界にとっては明るい話題です。国内では、なかなか売れないといわれている国産の針葉樹ですが、ここ数年で輸出量が急激に増えています。記事の中に、輸出量の変化のグラフが出ていますが、昨年からの伸びが半端ないのがひと目でわかります。中国や韓国で需要が高いのは細く、安い丸太のようですが、量的には産出できるポテンシャルはあると思うので、広がっていけば林業などの新しい道が広がるかもしれません。

個人的には、量を売るのは難しいかもしれませんが、トチやケヤキなどの日本産の広葉樹も家具用の材(ホテルの什器や家庭内のテーブル)として海外で売れるのではと思っています。

兵庫 伝統建築に光る職人技…竹中大工道具館

神戸にある日本で唯一の大工道具をテーマにした博物館です。ここはぜひ行ってみたいと思っているスポットです。今年の10月にリニューアルオープンとなっています。最近では、使われることが少なくなってきた大工道具ですが、独特の文化とともに発展してきた道具についてはいろんなことを知っておきたいと思っています。

木質ペレットストーブで教室ポカポカ(日高新報)

和歌山県にある小学校の教室にで木質ペレットを燃料とするストーブが設置されたようです。

燃料となる木質ペレットは地元の間伐材が原材料で、瀧本校長は「龍神の林業を教材とした学習を進めており、子どもたちにも地元の木材に一層関心を持ってもらえる」と話している。

非常に良い取り組みだと思います。林業が再び盛んになるには、間伐材の効果的な利用を考えなくてはならないと思っています。こうした木質ペレットにして、燃料とすることは1つの道でしょう。こちらの龍神村のように地元の子どもたちに地元の産業や木材に関心を持ってもらうことは大事だと思いますが、こういった取り組みは、首都圏などもっと木になじみのないところで出来たらよいのになと思いました。エアコンのボタンひとつ押しただけで暖かくなるのは非常に便利ですが、木材を燃やして暖をとる昔ながらのスタイルを知らずに子どもたちが育つのもなんだか寂しい気がします。ペレットは薪に比べれば、輸送コストを落とすこともできるので、無理な話でもないような気がします。

賢木@吉祥寺

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