2017.01.26

W1350のテーブルにオススメなのはPocketチェアだ【No.1810】

先日、「ダイニングテーブルのサイズを考える」というタイトルで、ダイニングテーブルのサイズを検討する上でおさえておくべき指標について書きました。そこでは、食事をする際に必要なスペースは60×40cmとして考え、あとは合わせる椅子との兼ね合いも考慮したほうが良いと書きました。4人掛けのテーブルを考える際、W1350mmあれば食事をする上では問題ないサイズとお考え頂けます。ですが、W1350のテーブルに肘掛けがついているような幅が50〜60cmの椅子を4脚納めようとすると、少し窮屈な感じがしますので、その場合はW1500程度のサイズを検討頂くのが良いかと思います。

今日のブログエントリーでは、W1350のダイニングテーブルにオススメの少し小振りではあるけど、座り心地は抜群に良いという椅子を紹介します。

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宮崎椅子製作所がつくるPocketチェアです。宮崎椅子製作所は、徳島にある家具工房で、椅子をメインに製作しています。昔からOEMの椅子メーカーとして多くの椅子作りに携わってきましたが、現在では複数のデザイナーさんとタッグを組んでオリジナルの椅子を数多く製作しています。Pocketチェアもそのうちの1つで、村澤一晃さんというデザイナイーがデザインされた椅子です。名前の通り、ズポンのポケットのような丸みを帯びた座面が特徴でW400とコンパクトな設計になっています。見た目も非常に可愛らしくなっています。ですが、実際に座ってみると、少し大きめに設定された背もたれがしっかりと身体を受け止めてくれるので、ゆったりと座ることが出来ます。

Pocketチェアは選んで頂ける樹種とファブリックも豊富で、好みの組み合わせがきっと見つかると思います。樹種は、ブナ・ホワイトアッシュ・メープル・レッドオーク・ケヤキ・チェリー・ナラ・ウォールナットが選択肢としてラインナップされています。

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こちらはウォールナット材に黄色の布地を合わせたPocketチェアです。

実は私も家ではW1350のダイニングテーブルにPockeチェアを4脚合わせて使っています。椅子を納めた状態では隙間もかなりあるので、ゆとりがあるように見えます。普段は家族2人で使うことが多いのでサイズ的にも余裕がありますし、人が来て食事をしても窮屈に思うほどではありません。Pocketチェアはデフォルトの設計が座面高440mmと少し高めになっています。中には座った際に足の裏が床につかなくて落ち着かないと感じる人もいらっしゃると思います。その場合は2cmほど椅子の脚をカットすることをオススメしています。そうすることで、テーブルの高さも標準的な700mmにも問題なく合わせることが可能です。実際、我が家で使ったいるPocketチェアも脚を2cmカットして使っています。2cmぐらいであれば、見た目的にもバランスが崩れるといったことはありません。

Pocketチェアはコンパクトなので、木の椅子ではありますがそこまで重さを感じることはありません。掃除をする際にちょっと動かしたりするにはなんの苦労もなく、出来ます。6年以上使っていますが不便に感じたことはありません。本を読んだり、そこに長い時間座っていることがある場合は、肘掛けのあるゆったり座れるタイプのほうがベターだとは思いますが、食事をする・ちょっとした書き物をするといったダイニングチェアとしてお使いになるには全く問題がなく座れる椅子です。W1350などのテーブルに合わせるコンパクトな椅子としては非常にオススメの1脚です。

さて、話は変わりますが今度の日曜日は1月最後の日曜になります。ということは、無垢材テーブル選び方講座の開催日になります。14:00から吉祥寺ショールームで開催致しますので、これから無垢材テーブルを検討したいという方、どれを選んでいいのか悩んでしまっている方のご参加をお待ちしております。

賢木@吉祥寺

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