2016.08.03

無垢材テーブルのサイズを考える【No.1634】

ソリウッドの無垢材テーブルはオーダーで製作するため、テーブル天板のサイズにもある程度対応が可能です。吉祥寺ショールームで接客をしていても「小さめのテーブルでも製作は可能ですか?」「最大でどのくらいの大きさまで作れますか?」といったサイズに関わる質問を受ける機会が多々あります。今日のブログは「テーブルのサイズ」について書いていきます。

まずはテーブルサイズの選び方についてまとめておきます。最適なテーブルをサイズを導きだすためのポイントは「座る人数から考える」と「テーブルを置くスペースから考える」の2つです。

「座る人数から考える」はテーブルの長手方向に座る人数を考えます。最適なサイズを導きだすために抑えておくべき指標があります。それは人1人が食事をするために必要とされるスペースのサイズです。幅60cm×奥行き40cmが最低限必要とされています。

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仮にテーブルの長辺に2人が座るとなると、最低でも120×80cmのテーブル天板が必要になるということになります。また、3人が並んで座ると180×80cmが必要になります。ただし、この数値はあくまでも最低限の目安となる数値であることです。実際には椅子を並べて使うことがほとんどです。例えば4人掛けを想定して120×80cmのテーブルだと、テーブルには脚がつくので脚と脚の間が100cm程度になります。椅子の種類は様々ですが、肘掛けがついていて少しゆったりと座れる椅子だと横幅が50cmを超えるあるものも多々あります。この椅子を横に2脚並べようとすると当然100cmを超えてしまい脚と脚の間に納めることが出来ません。50cm程度の幅がある椅子を2脚並べると場合は脚と脚の間の寸法が130cmぐらいあるものを選んだほうが間違いがありません。

つぎに「テーブルを置くスペースから考える」ですが、ここにも抑えておくべき数値があります。椅子にかけるために、椅子をひいてすわるのにテーブルの端から1番近い壁もしくは家具などの距離が60cm必要とされています。壁と壁に挟まれた空間にテーブルを納めることを想定すると、60cm×2プラステーブルの奥行き寸法が必要になります。一般的なダイニングテーブルの奥行きが85cmですから、この場合205cmが少なくと必要なスペースとなります。

また、人が椅子に座っている状態でその後ろを人が歩いて通ろうとすると、壁から110cm離れていると問題ないとされています。配膳などで座っている人の後ろを通る必要がある場合は気をつけてみてください。

さてここで一番はじめに書いたお客様からよく頂く質問の回答を書いていきます。「小さめのテーブルでも製作は可能ですか?」という質問の回答ですが、簡潔に答えると「はい。出来ます。」ということになります。ソリウッドではサイズオーダーで製作する4辺が直線のストレートカットテーブルでは小さいサイズから2メートルを超えるものまで製作が可能です。小さめサイズで見積りを頂くのは、1200×400から600mm程度のリビングテーブルと800×800程度の正方形のダイニングテーブルです。もちろん、これ以外のサイズでも製作が可能ですので、ご希望のサイズをスタッフにお伝えください。

ストレートカットテーブルの他に木の樹皮の部分のカタチが残っている耳つきテーブルがあります。耳つきテーブルは原木市場で仕入れる耳つきの板から製作します。耳つき板の場合、450〜600mmぐらいの幅で長さが2000mmを超えるものが多いです。耳つき板の場合は出来るだけ長くとれるように木取りをします。そのため、なかなか小さいサイズのみがとれる板が少なくなります。あるとしたら、3メートルこ超える長い板から2メートル程度のテーブル天板をとった残りの板などになってしまいます。ご希望を頂くことはあるのですが、条件にあてはまる板を提案できることが出来ないケースがあります。ですが、タイミングがあえば提案することも可能なので、ご希望をスタッフにお伝えください。

賢木@吉祥寺

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