家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

木工教室の最近のブログ記事

木工教室新規クラスの募集が始まっています【No.1729】

2017年4月からのソリウッド木工教室基礎1年コースの募集をしております。すでに資料請求や申込を頂いておりますが、今日は再度教室の概要とお申し込み方法をお知らせしたいと思います。ソリウッド木工教室は35年以上の歴史がある本格的な木工教室です。まだ、工房が東京・吉祥寺にあった頃から開講しており、家具製作と並ぶソリウッドの2大事業の1つとして続いています。実は教室が始まった頃からずっと通われている生徒さんもいらっしゃいます。今となっては、工房も相模湖に移り、講師も途中から入社したスタッフも加わり、変わっている部分も沢山ありますが、開講当初から変わらないのは「趣味としての木工を楽しむ」「手道具を使って家具を製作する」というコンセプトです。


本格的な家具作りと聞くと、職業訓練の場を想定されるかもしれませんが、ソリウッド木工教室ではそれを目指してはいません。中には、木工教室を卒業された後、木工の世界で仕事をされている方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が趣味として教室に通われています。もちろん、道具を触ったことがない初心者の方でも安心して通って頂けるようカリキュラムを組んでいます。


基礎1年コースでは共通の課題を通して家具作りの基本を学んでいく場になります。現在はタモ材を使った花台が共通課題になります。


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タモ材は無垢材家具の中でもよく使われるメジャーな木で、堅く強度もありながら作業する上でのクセがあまりないので加工はしやすい材です。そういった意味でもはじめに作る家具には適している材といえるでしょう。基礎クラスではこのタモ材を使いますが、自由製作が基本となる応用クラスでは樹種の幅も少し広がります。基本的にはソリウッドが注文家具作りで使用している定番の樹種から選んで頂くことが出来ます。材によっても加工のしやすさなど違いも少し出てきます。応用クラスではそういったことも体験しながら、木材への理解も深まると思います。


さて、基礎クラスの課題に話を戻します。この花台(電話台としても使用可能)の構造はとってもシンプルで4本の脚を組み、その上に天板をのせている構造になります。脚と脚を組むにはホゾ組みを採用しています。ホゾ組みとは組み合わせる部材の1つに出っ張りをつくり、もう片方にはそれを受ける穴をあけ、その穴に出っ張りを差し込むカタチで組んでいる木工の基本的な接合方法です。また、天板をのせるために上部には同じくホゾ組みで幕板を組んでいます。この幕板に4つの角を鋸でカットした天板をのせます。脚の部分と天板の接合には木ネジを使用します。


基礎1年コースのカリキュラムは、脚のほぞ加工、天板の接ぎと加工の順で進み、組立てをします。組立てが終わると最後に残るのが塗装です。塗装にはオイルを使います。無垢材家具の代表的な仕上げ方法で、木の本来の質感を活かした塗装方法になります。ソリウッドの家具作りではドイツのリボス社のオイルを使っていますが、教室でもこのリボスオイルを仕上げに使います。オイルを塗る作業はさほど難しくない作業ですが、まんべんなくオイルを浸透させたあと、しっかりと余分なオイルを拭き取るのがキレイに仕上げるコツです。


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4月スタートの基礎1年コースの定員は10名となります。先着順となりますので、定員に達した時点で応募は締切らせて頂きます。例年、11月12月頃から申込があり、3月頃になると定員に達することもありますので、入会ご希望の方は早めに申し込み頂くことをオススメしています。申込に際しては、まず募集要項や申込用紙一式がはいった資料をお取り寄せください。資料請求はinfo@soliwood-crafis.com宛にメールでご連絡ください。お名前・ご住所・電話番号を明記の上、メール頂ければ資料の一式を郵送致します。もちろん、吉祥寺ショールームで配布もしていますので、近くまで寄った際にはお立ち寄り頂ければお渡し致します。


賢木@吉祥寺

ソリウッド木工教室基礎年コースの募集を開始します。【No.1715】

4月スタートの木工教室基礎1年コースの募集を10月29日(土)から開始をします。ここ最近では4月と10月の年2回、新たなクラスを開講しています。4月クラスも10月クラスもカリキュラムは同じですが、募集人数には少し差があります。4月クラスは10名の募集定員があり、10月よりも多くなっています。10月のクラスも定員が埋まってしまってから問い合わせを頂くこともありますので、すぐに受講したいという方には4月クラスのほうがオススメではあります。


もう来年の話をする時期になったとは、やはり時が経つのは早いものです。今度開講する基礎1年コースの初日は2017年4月16日(日)になります。電車でお越し頂く方は相模湖工房の最寄り駅であるJR相模湖駅まで車で送迎します。自家用車でお越し頂くことも出来ます。車でお越しの場合、直接相模湖工房までお越し下さい。工房に車を停めるスペースがあります。

さて、今日はソリウッド木工教室について書かせて頂きます。ソリウッド木工教室では首都圏では珍しい本格的な家具作りを習うことができる木工教室です。長く使える家具を作って頂きたく、材料のほとんどはソリウッドが普段家具製作に使っているものを同じ広葉樹を使用します。広葉樹は比較的材質が硬く、加工には手を焼きますが出来た家具の質は格段に違うものになります。


また、ソリウッド木工教室の特徴として、手道具を使った家具作りという点があります。最近では電動工具が主流となりDIYでも電動工具を使う方が増えてきていると思います。我々の工房でも当然木工機械を使用して家具を製作しています。ただし、本格的な木工機械は高速で刃物が回転しているものが多く、常に怪我の危険が伴います。木工教室の生徒さんひとりひとりが木工機械を使うのではとても管理が出来ないので、ソリウッドの木工教室では手道具で作業することを学んで頂いています。手道具とは具体的に、木材を切るのは鋸、木材に穴をあけるには鑿、木材磨くには鉋といった道具です。多くの方が耳にしたことはあると思いますが、実際に使ったことがある方は多くはないと思います。


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これらの道具を使いこなすことは簡単なことではありません。ですが、苦労しながら手を動かし、身体を動かしながら上達していく過程は、電動工具を使った作業ではなかなか味わえない楽しさがあります。鉋で上手く削れたときの快感、鑿で微調整をしながらほぞ組を完成させる達成感、日々の暮らしではなかなか体験できないことを経験して頂きたいと思っています。

ソリウッドの木工教室は、週末に開催されます。平日は家具を製作する木工所で、職人がお客様からオーダーされたテーブルや棚類を製作しています。木工教室の教師となるのは、普段家具職人をしているスタッフになります。


最後にお伝えする特徴は、趣味としての木工を指導する教室であるということです。基礎1年コースでは1年をかけて共通の課題作品を1つ製作するカリキュラムを組んでいます。これは初めて道具に触る方でも焦らず安心して作業頂けるようにするためです。作業が早い方は個別に先に進むこともスタッフの判断で行いますので、ご自身のペースにあった作業が可能です。


木工は長い間楽しむことが出来る趣味といえます。基礎1年コースが修了した方で、さらに続けたいという方は応用コースに進んで頂くことが出来ます。応用コースは、課題作品があるわけでなく、ご自身で製作したい家具をご自身でデザインし、ご自身で製作することになります。応用コースも原則的に月1回になりますので、生徒の皆さんは1年から2年くらいの時間をかけて1つの作品を完成させています。


ご興味のある方は資料と申込書を郵送致しますので、info@soliwood-crafis.com宛に、お名前・ご住所・お電話番号をメールでお知らせください。


賢木@吉祥寺

木工教室で制作した茶盤を使った中国茶をご馳走になりました。【No.1646】

夏休みの初日に山梨県にゴルフに行ってきました。ゴルフは年に数回やる程度で頻繁には行けませんが、楽しんでやっています。スコアの方も全然伸び悩んでたいした事がないんですが、それでもやっぱり楽しいです。ゴルフは自分と戦うスポーツでもあるので毎回終わったあとには反省することが多いです。ゴルフの後に木工教室の生徒さんの山荘にお邪魔しました。そこで極上の中国茶を頂きました。

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台湾に行った際にお茶屋さんでこうした煎れ方をしているのが気に入ってぜひやってみたいということで、この台を木工教室で制作しました。台の中には銅板でつくった箱(フタなし)が入っているため、お茶碗や急須を温めたお湯などを捨てることができるようになっています。使用している材はウォールナット材、水やお湯で濡れるために木固めエースという塗料を塗っています。オイルで仕上げると水やお湯にたいして弱いので、すぐにシミになったり白っぽく色が変化してしまいます。なので、水などで濡れる用途で使用する場合は木固めエースで仕上げることを進めています。木固めエースは、オイル仕上げとウレタン塗装の中間のような塗料です。オイルのように染み込んで固まるタイプの塗料です。ウレタン塗装のように塗膜で覆うわけではないので、割と自然な雰囲気で仕上がります。ただし、塗装する際にシンナー溶液で薄める必要があります。なので、塗装後しばらくシンナー臭がすることもあります。固まってしまえばシンナー臭がすることは少なくなりますが、熱いものを入れるとシンナー臭がするといった報告もあります。また、塗り方や薄め方で艶の出方が大きく変化する場合もあるので、仕上がり具合を一定に保つ難しさもあります。

少し話しが飛んでしまいましたが、入れてもらったお茶はとっても美味しかったです。始めにジャスミン茶を頂きました。とっても優しいジャスミン茶でした。日本で普通に出てくる(コンビニで売っているペットボトルのジャスミン茶を含める)ジャスミン茶は香りが強すぎるように感じます。おそらく香料を足しているのでしょう。入れて頂いたジャスミン茶はもちろんジャスミンの香りがするのですが、とてもマイルドで飲みやすかったです。一煎目が1番香りがして、二煎目、三煎目と回を重ねるごとに香りしなくなります。

ジャスミン茶に続いてウーロン茶も頂きました。こちらもマイルドに感じました。やはり飲みやすかったです。

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本場の飲茶というのは、こうしたお茶を煎れて飲みながら点心を頂くようです。これで美味しい肉まんやシュウマイがあったら確かに言うことなしです。

Iさんが制作したこのお茶を煎れるための台の詳細は木工教室の生徒さん作品のページにも掲載されています。作品の写真をもっと見たい方はこちらをご覧下さい。

今日のブログでは普段あまり紹介していない木工教室の生徒さんの作品を取り上げてみます。はじめの1年は基礎コースに在籍して頂きます。このコースは1年間で課題の花台を制作しながら木工の基礎を学んでもらいます。その後続けたい方は応用コースに進んで頂きます。応用コースでは生徒さんが制作したいものを制作してもらいます。今日紹介するのは応用コースの生徒さんが完成させた作品になります。

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長さが2メートル近くあるトチ材の耳つき2枚はぎテーブルです。基礎コースを終えて応用コースに移って1作目に取り組んだ作品です。根気があればいきなりこんな大作も作れます。テーブルを作りたいというTさんの要望に応えてこちらのトチ材を提案してみたところ気に入って頂けたので採用になりました。本音を言うとこの板でソリウッド製の耳つきテーブルを製作したいなと思っていたのですが......私も気に入っていた板なのです。

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綺麗な木目がでていますよね。トチ材に鉋をかけるとすぐに刃が切れなくなってしまうので、何回も研ぎながら時間をかけて仕上げた天板です。とっても綺麗に鉋が掛かっています。

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こちらもなかなかの大作。接合部が90度もしくは45度になっていないので難易度がグッと上がっています。もちろんスタッフが手伝ってはいますが、ホゾの加工などは地道に作業してほとんど隙間なく接合できています。組み立てはかなり大変でしたが......

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こちらはナラ材のスツール。貫があるために少し難易度が高いですが、ほぼ自力で完成させています。可愛らしいフォルムで良い感じ。

といった感じの作品を生徒さんが作り上げています。その他の作品はこちらからご覧下さい。

木工教室の生徒さん募集ですが、次回は2017年の4月スタートの基礎コースになります。毎年4月と10月に基礎コースをスタートさせていますが、2016年10月スタートの基礎コースは既に定員に達しているので応募を締め切らせて頂いています。次回の応募は少し先になりますが、資料等をご希望の方は吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。2017年4月スタートの詳細が決定したら資料を送付致します。

瑞木@相模湖


ソリウッド木工教室 よくある質問2【No.1578】

5日のブログエントリーでは、10月スタートの木工教室基礎1年コースの募集受付開始のお知らせとよく頂くご質問に対する答えをかきました。今日はその続きになります。今回の10月スタートのクラスは定員3名と少ない人数の募集となりますので、ご入会をご希望の方はなるべく早くお申し込み頂ければと思います。定員に達した場合は、募集を終了しそれ以降の入会希望の方には、次回(2017年4月スタート予定)をご案内させて頂きます。


前回のブログエントリは以下のリンクからどうぞ。


10月スタートの木工教室基礎1年コースの募集を開始します【No.1575】

Q. 基礎1年コースでは何を作ることが出来ますか?

→基礎1年コースでは、タモ材の花台を共通課題に設定しています。全12回のクラスでこの課題を製作していくことになります。はじめは道具の仕立てに始まり、材の見方や使い方からはじめ、鑿でのほぞ穴をあけたり、天板の鉋掛けなどの作業を行います。最後はオイルで仕上げを行います。共通課題を製作する過程で、木工の基本工程をしっかりと学ぶことが出来ます。カリキュラム自体は初心者の方でも安心して木工を楽しんでもらえるよう、ゆったりとしたカリキュラムになっています。人によって作業スピードが違うので、作業が早い人は12回かからず課題を終える方もいらっしゃいます。そのような場合は、その都度スタッフと相談の上、残りの回で取り込むことを決めさせて頂きます。


Q. 基礎1年コースと応用コースの違いは何ですか?

→応用コースは基礎1年コースを修了した方が進んで頂くことができるクラスです。現在は第1〜3土曜日、第1〜2日曜日に設定されています。応用コースでは、基礎1年コースと違い共通の課題が設定されているわけではありません。ご自分で製作したいものをご自身で製作していくことになります。応用コースの生徒さんが製作するものは様々でカトラリーや鏡などの小物からテレビボード、収納、テーブルといった大きな家具まで多岐にわたります。下の写真は、応用コースに通われているSさんが製作した収納になります。


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応用コースの生徒さんの作品は以下のページでご覧頂けます。

応用コース 生徒さん作品

また、基礎1年コースは1年と期限が決められていますが、応用コースには原則的に期限が設けられていません。ソリウッドの木工教室は約35年前に始まりましたが、教室がはじまった初期から30年以上通われている方もいらっしゃいます。また、月額の月謝も応用コースは¥12,420(2016年6月現在)と基礎1年コースに比べると少し安くなっています。


Q. 電動道具・工作機械の使い方も教わることが出来ますか?

→ソリウッド木工教室では、鉋や鋸、鑿などの伝統的な大工道具を使った家具作りを重要なコンセプトと位置づけています。そのため、生徒さんが教室において電動工具を使うことは出来ません。従いまして、工房においてある電動道具・工作機械の使い方に関しても指導することはしておりません。応用コースでは基礎1年コースの課題に比べて大きく、作業工程も複雑なものがでてきます。効率を考えると機械を使った加工のほうが効率的な場合も出てきます。そういった場合は、スタッフが機械加工を請け負い、それに応じた加工料を頂きます。


Q. 作品を早く作りたいので、月2回以上通うことは出来ますか?

→基礎1年コースでは共通の課題を製作するというカリキュラムで進んで行きますので、月2回以上通われることはご遠慮頂いております(振替はのぞく)。ただし、応用コースでは、追加の料金を頂くかたちになりますが2回以上通って頂くことは可能です。しかし、参加人数の多いクラスの回への出席や基礎コースが設定されている日程への参加はお断りさせて頂く場合があります。


2回にわたってよくある質問をまとめてみました。これ以外でのご不明な点などありましたら、メールなどでお問い合わせください。


賢木@吉祥寺

10月スタートの木工教室基礎1年コースの募集を開始します【No.1575】

木工教室の次回募集について問い合わせがありますが、10月スタートの基礎1年コースの募集要項がまとまりました。初回の開講日が10月16日(日)になります。カリキュラムにつきましては、これまで通り共通課題であるタモ材の花台を12回の教室で製作していきます。既に資料請求頂いている方には明日資料を発送させて頂き、9日(木)から入会申込の受付を開始致します。


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今日は木工教室につきましてよく頂く質問とその回答をまとめてみました。ご興味のある方、入会をご検討の方はぜひ参考にしてみてください。


Q.  初心者でも通うことが出来ますか?

→はい。はじめての方に受講頂く基礎1年コースは、道具を触ったことのない、普段木工とは無縁の生活をしている初心者の方でも安心して受講頂けるようカリキュラムを組んでいます。そのため、初心者であっても安心して受講頂けます。実際にお申し込み頂く方のほとんどが本格的な木工の経験がない方です。


Q. 女性でも通うことが出来ますか?

→はい。教室に通われている方の男女比は6:4ぐらいになります。多くの女性の方に通って頂いております。基礎クラスの募集を行って半数が女性というクラスも過去にはあります。男性と女性によって特にカリキュラムに違いがあるわけではありませんが、鉋(かんな)については手の大きさなどの違いから男性用と女性用のサイズが違うものをご購入頂いております。また、基礎コースの課題ではあまり大きな部材を使うことがないので、力が必要な場面もほとんどありません。応用コースに進まれた場合、大きな部を運んだりする必要がある場合はスタッフがお手伝いしますので、心配無用です。


Q. 道具のレンタルはありますか?

→ソリウッド木工教室では、道具のレンタルは行っておりません。必要な道具は生徒さんにご用意頂いています。道具をお持ちでない方は、ソリウッドが推奨する道具をご購入頂くことをオススメしています。基礎1年コースにご参加頂く際に必要な道具は以下になります。


鉋(男性:一寸六分、女性:一寸四分)・小鉋(一寸)、両刃鋸(八寸)・鑿(三分・六分・一寸)・玄能・ケヒキ・スコヤ・砥石


サイズにつきましては、厳密にこれ通りでなくても構いません。すでにお使いの道具がある場合はそれを使って頂くことが出来ます。ですが、長い間使っていなかったり、ご本人がお使いでない道具の場合、すぐに使えない状態のものがありますので、そういった場合は新規でご購入頂くことをオススメします。


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ソリウッドで推奨している道具は、大工道具を専門に扱うお店から購入している本格的な道具になります。その分、ホームセンターなどで手軽に買えるものより価格は高くなりますが、比較的な硬い広葉樹を扱うこと、長い間使えることを考えると初めからきちんとした道具を使ったほうが良いと考えます。道具についてご不明な点がありましたら、お問い合わせください。


Q. 工房まではどうやって行けば良いですか?

→工房まではお車で通って頂くか電車を利用して頂くかの2つになります。お車で通われる場合は工房に駐車スペースがございますので、直接工房までお越しください。電車を利用する場合、最寄りの駅はJR相模湖駅になります。相模湖駅と工房間は行き帰りの送迎を車で行います。朝は指定の電車をご利用頂き、相模湖駅で降車頂ければ車で工房までいくことが出来ます。送迎に関して費用はかかりません。


Q.  都合が悪くなって欠席した日の振替は出来ますか?

→決められた教室の日にご参加頂けない場合は、別の教室開催日(第1〜3土曜日・第1〜2日曜日)に振替が可能です。原則的に2回までは振替が可能になります。第4以降の土日につきましては教室が開催されませんので、振替えることは出来ません。また、教室開講日であっても日にちによっては参加者が多数のため、作業台を用意出来ない場合あります。振替をご希望の場合は事前にスタッフにご相談ください。


Q. 道具や作りかけの作品を置いて帰ることは出来ますか?

→生徒さん用のロッカーを用意しています。道具や小さな部材についてはそちらをご利用ください。また、作りかけの作品につきましても工房に置いておくことが出来ます。


よくある質問と回答は以上になります。この他にご不明な点がある場合は、何なりとご連絡ください。


賢木@吉祥寺

鉋を使ってみたくなったら・・ソリウッド木工教室【No.1558】

突然ですが、鉋(かんな)で木を削ったことがありますか?


どうでしょう?何割ぐらいの方があると答えるでしょうか?普段から頻繁に鉋を手にして木を削っている方は、仕事として鉋を使っている人ぐらいでしょう。ちょっと体験したことがあるという方を含めても、20〜40%ぐらいではないでしょうか?。もちろん、世代による差は当然あると思います。木工に近い職業についている私自身も鉋で木を削ったことは数えるぐらいしかありません。昭和の前半の時代は、まな板がちょっと汚くなってきたので、鉋でスッと削るなんて光景が家庭でも見ることが出来たかもしれませんが、現代ではなかなか日常生活で鉋をみることもないでしょう。


数日前に、岐阜県の高山で鉋削りの薄さを競う全国大会が行われたというニュースを見掛けました。


鉋削り、薄さを競う 高山市で全国大会 (岐阜新聞)

こちらの大会は、伝統的な木工技術の継承や大工道具を使った家具製作の技術向上を目的に毎年実施している大会だそうです。全五区の鉋自慢の職人さんが1ミクロン単位の精度で鉋で削った削りかすの薄さを競うもので、今年は850人が参加したようです。高山地方は無垢材を利用した家具作りや木の産地としても有名ですので、毎年高山で行われているのか推測しましたが、実際には毎年場所は変わっているそうです。


テレビなどで職人の方がす〜っと鉋を削り、鉋の上から短冊状の薄い削りかすが出てくるのを映像で見たことのある人は多いと思いますが、あれってそんなに難しいことには見えません。ですが、実際に鉋を手にしてひいてみると、なかなか上手くいきません。


私が鉋を削った際は、ある程度刃の調整が終わったもので、スッ〜と木材の上を滑らすように引くだけでしたが、安定して同じ薄さで削るというのは至難のことだということを身を持って体験しました。鉋は一度調整が終わったからといってもそのままにしておけば常に使えるといった道具ではありません。このあたりの扱い方が難しく一般の方が使うハードルをあげているような気がします。


鉋を使って綺麗に削るには、鉋を良い状態にしておく必要あります。鉋を使う際に事前にチェックしなければいけない点は、鉋台の状態、続いて刃の状態、最後に板の状態です。それぞれの細かい点については、2014年に瑞木@相模湖が書いたブログエントリーは読んでみてください。


鉋で綺麗に仕上げるためにチェックしなければいけない3つのポイント

このブログで書かれている内容は鉋を手にしたことがない人には何を言っているのかよくわからないかもしれません。要は綺麗に鉋がけするには事前準備が必要だということです。こういったことは意外と知られていない点だと思います。


鉋で木を削ったことはないけど、やってみたいと思う方は多いかもしれません。そんな方にオススメ情報です。


それがソリウッドが開催している木工教室です。


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ソリウッドの木工教室では鉋をはじめとする伝統的な木工道具を使った家具作りをコンセプトにしています。とはいえ、入会される方のほとんどが手道具をほとんど使ったことがないといった初心者の方です。はじめに受講して頂く基礎1年コースは、初心者の方でも無理なく作業できるよう比較的時間をとったカリキュラムになっています。よく全くの初心者ですが、ついていけますか?といった質問を受けますがもちろん大丈夫です。作業のスピードについては個人の差がありますので、同じクラスでも進捗が違うこともあります。ですが、そのあたりは状況に応じて講師となるスタッフがサポートしますので安心して通って頂けます。


ここ数年、基礎1年コースは年2回の募集を行っています。今年もその予定で4月に新たなクラスがスタートしましたので、次回の募集は10月スタートのクラスになります。現在、募集要項を固めており、それが出来次第6月中旬頃から募集を開始する予定でいます。詳細が決まり次第、ソリウッドのウェブに情報をアップしますので興味のある方はそちらも適宜チェックしてみてください。


賢木@吉祥寺

木工教室基礎クラスの新しいクラスが始まりました。【No.1528】

この前の日曜日は木工教室基礎クラス4月スタートクラスの初日でした。おかげさまで大勢の方に申し込みを頂き、新規生徒さん12名を迎えることになりました。私がソリウッドに入社してからでは、過去最高の申し込み人数です。ちゃんと運営できるように頑張っていきます。初回は、教室の概要説明、工房内の案内、無垢材についての説明、道具の仕立てといった内容になっています。私は1日中しゃべり続けたのでノドがカラカラになりました。

ソリウッドの木工教室に入会される方の多くは、はじめて木工を習う方です。初めての方でも課題が製作できるように一から説明するように努力はしています。が、どうしても専門用語を使ってしまいがちです。なので、初回のクラスでは我々がつい使ってしまいがちな専門用語について解説するようにしています。

木口・木端・柾目・板目・木表・木裏・心材・辺材などの専門用語を解説しています。こうした用語は無垢材を扱う上ではどうしても理解しておきたい用語です。いきなり全てを覚えるのは困難ですが、慣れてももらうためには初回に説明しています。皆さんはこれらの言葉どのぐらい理解できますかね?

木口は丸太や板の横断面です。木目に直交する方向で切断すると見える面が木口です。木口と書いて"こぐち"と読みます。きぐちではないので要注意です。木口はいわゆる年輪が見える面です。木口は他の面と違って性質が異なるので扱いには注意が必要です。まず重要なのは、木口は接着剤が効かないという点です。木口は導管の横断面が揃っています。ストローを束にしてまとめたようになっています。なので、水分をたくさん吸います。接着剤も吸われてしまうのです。なので、木口面は接着強度がでません。そういう理由から無垢材を使用する場合は長さ方向で板を接着することはありません。接着して部材を大きくするのは幅方向と厚み方向に限られます。長さ1mの板が必要なら1m以上ある板を用意しないといけません。長さ50cmの板が2枚あってもどうすることもできないんですね。

まあ、こういった感じで用語の説明をしています。木は我々の身近にある素材ですが、意外と知らないことも多いのです。まずは木をよく知ってもらうことが大切だと考えています。

そして初日のメインイベントは道具の仕立てです。大工道具には使い始める前にやっておかなければいけない作業があります。代表的なのは鑿のカツラを下げることです。叩いて使う鑿にはカツラと呼ばれる金属の輪っかがついています。お店に売られている状態では、カツラは柄の端にツラで入っています。このままの状態で柄を叩いてしまうと、カツラを直接玄翁で叩くことになります。そうするとカツラが伸びて柄にかぶさってしまいます。その状態で叩き続けるとカツラが取れてしまいます。そうならないために事前にカツラを下げて柄の部分を潰して被せるようにしておきます。この作業をしておくと、玄翁が直接カツラに当たらないのでカツラが取れてしまうことがありません。具体的な方法については以前にまとめたブログ記事があるのでそちらをご覧下さい。

買ってきたノミはカツラを仕込んでから使うのがgood!

鉋も使う前にやっておかなければいけない大事なことがあります。それは台頭の角を丸くしておくことです。
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台頭の角は鉋の刃を引っ込めるために叩く場所です。ピン角の状態のまま、ここを叩くと割れが入ってしまう可能性があります。折角購入した鉋もここから割れが入ってしまえばおしまいです。そうならないために必ず台頭の角は丸めておきましょう。その他にもやっておくことがありますが、まずは最低限の仕立てをやってもらいます。あとは使っていくうちに説明していきます。

このように大工道具は使い始める前にやっておくことがあるんですね。ところが、鉋や鑿には説明書なんてものは付いていません。なので、初めて使う方は分からずに使い始めてしまいます。ホームセンターで鑿を購入してカツラを落としてから使い始める人はほとんどいないと思います。独学で木工をやっていた方が持ってくる鑿の多くはカツラをそのままで使い始めてしまっているものです。それで使えないわけではないですが、すぐにカツラが取れてしまいますからね。永く使うためには、カツラを下げておいた方が絶対良いのです。こうしてソリウッドの木工教室では道具の使い方から家具を製作する上で考えるべきことまで木工の基本をいちから学んで頂いています。

次回の募集は10月スタートの基礎クラスになる予定です。夏前頃になりましたら、ソリウッドのWebサイトで詳細を発表します。興味がある方はチェックしてみてください。

瑞木@相模湖

木工教室新年会を開催しました!【No.1448】

今日は木工教室の新年会でした。前日の夜から雪が降るという天気予報が出ていたので開催できるかとても不安でしたが、結果的には雪は降らずに雨すらも止んでしまったので良かったです。ソリウッドの相模湖工房は神奈川県相模原市緑区にありますが、回りは山ばかりの山間部にあります。そのため、路面に雪が積もってしまうと車で工房にたどり着くのが難しくなってしまいます。少しでも雪が積もっていたら中止にせざるを得ない状況の中で、前日からなんだかソワソワしていました。天気予報では都内でも積雪が5cm程になるとあったので、新年会の開催は絶望的と感じていました。でもなんとなく雪が降らなそうな気もしていたので、中止の決断は前日にせずに当日の朝に決める事にしました。社長は前日の段階で中止にすると主張していましたが、なんとか説得して決定を当日の朝に延ばしてもらいました。結果、良かったです。

30名ほどの生徒さんが参加して頂き、とても賑やかな新年会になりました。基礎クラスの生徒さんもたくさん参加して頂きフレッシュな顔ぶれの新年会という印象でした。

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スタッフが朝から準備をしました。料理はスタッフ自らが腕を振り作っていきます。私は毎年恒例になっている生春巻きと茹で鶏のネギソース添えというメニューにしました。その他、キノコ鍋・焼き鳥・干物(千葉県館山にお住まいの生徒さんから頂きました。Tさん、ありがとうございました。)・ミネストローネ・サラダ・揚げ物といった料理でおもてなしをしました。

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こちらは人気の日本酒、獺祭です。私はお酒が飲めないので日本酒についての知識がなく全く知りませんでしたが、今1番人気があるお酒だそうです。飲み物を手配してもらっている酒屋さんから「獺祭という人気のお酒を入れておいたから」と言われましたが、いまいちピンときていませんでした。しかし、お酒の好きな方は皆さん「獺祭」の存在を知っていましたね。真っ先に空になりました...

木工教室の新年会なのに飲んだり食べたりしただけなのかと感じる方もいらっしゃるでしょう。ちゃんとそれらしいこともやっています。こうしたパーティー的なものにはつきもののビンゴ大会を!景品は板です。ねっ、木工教室の新年会らしいでしょ!

耳つきである程度の大きさの板を景品としてだしています。今回はトチ・ミズメ・ウォールナット・チェリー・セン・ニレなどの板を出品しました。製品にはしづらいよう節や入り皮を含んでいて表情の良い板などを選んでいます。今回はわりかし大人しくて綺麗な木目の板が多かったように思いましたが...どんな板が景品になっているか紹介しようと思っていましたが、写真取り忘れていました。機会があったら紹介します。

自分で無垢の板を使って製作するということは世の中に出回っていないような家具が作れるチャンスです。デザインであったり、個性的な板であったりと製品としては成り立ちにくいカタチがあります。製品となるとどうしてもコストや効率を無視できなくなるので。でも、無垢材に関してはそういったコストや効率でと割り切って捨ててしまうにはもっいない部分が多く存在します。そうした板を提供して、面白い作品を作ってもらおうと願って板を景品にしています。
過去の新年会の景品として当たった板で制作した作品を紹介します。

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トチ材のベンチです。虫喰いの穴があいているカタチに変化のあるトチ材を上手く活かしていると思います。

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カバ材のコブを含んだ板をスライスしていくつかの板にして制作したジュエリーボックスです。コブの部分の豊かな表情が目立つ作品になりました。

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一枚の板を真ん中でカットしてその間に鏡を入れた作品です。自然が作り出した柔らかなラインを活かして温かみのある姿見になりました。

どうですか?良い作品になっていますよね。今年の新年会の景品たちはどんな作品に化けるのか今から楽しみです。


新年会に参加して頂いた生徒の皆さん、ありがとうございました。

瑞木@相模湖

4月スタートの木工教室基礎クラスの生徒さん募集中です。【No.1443】

4月からスタートする木工教室の基礎クラスの生徒さんの募集を開始しています。既に申し込みをして頂いた方が4名いらっしゃいます。定員は10名で先着順とさせてもらっていますので、ご希望の方はお早めに申し込みください。4月スタートのクラスを逃すと次回は10月スタートのクラスで募集をする予定になっています。昨日は基礎クラスの日でした。見学を希望される方が2名来工房して頂き、教室の様子を見ながら概要を説明しました。来月のクラスでも見学が可能ですので、見学を希望される方は資料請求の際にその旨をお伝えください。詳細をご連絡いたします。見学は事前に申し込んで頂くようにお願いしています。

木工教室の基礎クラスは課題制作を通じて木工の基本を学んで頂くという趣旨で開催しています。ソリウッドの木工教室は、鉋(かんな)・鑿(のみ)・鋸(のこぎり)といった手道具を使った木工を学んで頂いています。木工の基本であるこうした道具の使い方を習得して無垢材で家具を作っていきます。基礎クラスは月1回の全12回です。その後も続けたい方は応用クラスに進んで頂く事が可能になります。応用クラスでは自分が制作したいものを作る自由制作になります。使用する木材は無垢材広葉樹で、ウォールナット・チェリー・ナラなど普段ソリウッドで製作して販売している家具と同じ木材を使用することができます。基礎クラスの課題は最もオーソドックスな広葉樹材であるタモ材を使用します。

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こちらが基礎クラスの課題になります。これは生徒さんが制作した完成品です。クリアーのオイルで仕上げています。こちらの作品を制作したのは、これまで木工の経験がない女性の方です。鉋や鑿を使ったことがない方でもちゃんと完成させることができます。脚と幕板や貫の接合分はホゾになっています。ホゾ組みは最も基本的な仕口で、応用クラスに進んでからも多用する仕口ですので基礎クラスでしっかりと学んで頂きます。仕口の加工をした後はは鉋で表面を仕上げてもらいます。鉋は刃と鉋台で出来ているシンプルな道具ですが、使用するにはそれなりの技術力が必要です。基礎クラスではまず切れる鉋で鉋の使い方を習得してもらいます。鉋台の調整や刃物の研ぎなどはスタッフがおこなって、切れる状態をまず体験してもらっています。刃の出し具合、裏金の寄せに関しては、自分でできるようになると応用クラスに進んでからの作業がうまくいくと思います。

道具に関しては、すでに持っている道具を使用してもらっても構いませんが、自分で使用しているものでなかったり、ホームセンターで購入した物などの場合は新しくソリウッドの木工教室が用意する道具を購入して頂いた方が良いです。特に鉋や鑿はきちんとした物を使った方が上達も早く、綺麗に仕上げることができます。

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道具は三鷹にある「やまあさ 伊藤商店」さんから購入しています。やまあさの伊藤さんは鉋台職人さんで、これまでに数え切れないほどの鉋台を仕込んできた名人です。刃は伊藤さんが選んだ鍛冶屋さんの刃物で、求めやすい価格でありながら切れ味がよく入門には最適なものです。

教室を行うのはソリウッドの相模湖工房です。電車で来られる方はJR相模湖駅から送迎をしています。車で来られても平気です。中央高速道路からのアクセスも良いです。生徒さんには道具をしまっておくロッカーを貸し出しますので、いちいち道具を持って帰る必要はありません。また制作途中の材料も工房においておくことができます。なので、電車で来られる方も毎回重い荷物を持ってくる来なくてはいけないなんて事にはなりません。ご安心ください。

ソリウッドの木工教室に興味が有る方は吉祥寺ショールームまでご連絡ください。資料を送付致します。

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瑞木@相模湖

木工教室の新規募集を開始します【No.1403】

来年4月にスタートするソリウッド木工教室基礎1年コースの募集要項が固まりましたので、生徒募集をまもなく開始します。すでに、資料請求の連絡を頂いている方もいらっしゃいますので、順次送付させて頂きます。ソリウッド木工教室は35年の歴史があります。開講当初は吉祥寺にあった工房でやっていましたが、相模湖への工房移転とともに木工教室の会場も現在の相模湖工房に移っています。相模湖工房へは、お車でいらっしゃることも出来ますし、電車を使ってくることも可能です。木工教室の開講日には、タクシーをチャーターして相模湖駅まで生徒さんの送迎を行います。車をお持ちでいない方、道路の渋滞を避けたい方は電車でいらしてください。


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基礎1年コースは、毎月第3日曜日に開講されます。ソリウッド木工教室に参加される方には、必ず受講して頂くことにしています。基礎1年コースでは、共通課題製作を通して木工の基礎を学んで頂きます。全12回が終わると、空きがある場合にもよるますが、ご希望の方は応用コースに進むことが出来ます。応用コースでは、ご自身でデザインした家具を、ご自身で製作することがメインです。基礎コースでは教えきれなかった刃物の研ぎ方などの指導を交え、生徒さんの家具作りに全力でサポートします。


さて、場所は変わったにせよ木工教室の基本コンセプトは今も変わっていません。基本コンセプトは、「無垢材を使った本格的な家具作り」「手道具を使う」「生涯の趣味として木工を楽しむ」の3つです。新規生徒さんの募集にあたり、3つのコンセプトについて改めて紹介したいと思います。


「無垢材を使った本格的な家具作り」

ソリウッドは、無垢材にこだわった家具作りをしている工房です。ですので、ソリウッド木工教室でも無垢材を利用したものになります。ホームセンターなどで販売している木材は、針葉樹がほとんです。杉、ヒノキが有名ですが、木部は非常に柔らかく、家具に使うと耐朽性や強度において、広葉樹に軍配があがります。そのため、生徒さんにも極力広葉樹を使って頂きます。


教室で指導にあたるのは、ソリウッドのスタッフです。平日は、お客様からオーダー頂いた家具を製作していますがが、週末は木工教室の先生となります。これまで培ってきたノウハウや木工知識を余すところなく、教えていきます。


「鉋や鑿といった手道具を使う」

鉋(かんな)や鑿(のみ)といった道具を知っている方は多いと思います。最近ではなかなか使う機会がなく、一回も触ったことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?いわずもがな、古くから伝わる日本の伝統的な大工道具です。ソリウッド木工教室では、生徒さんが木工機械を触って木材を加工することはございません。応用コースにおいて、複雑な加工などが生じた場合は、加工賃を頂いてソリウッドのスタッフが機械にて加工します。基礎1年コースでは、これらの道具の仕立てからはじめていきます。


「生涯の趣味として 木工を楽しむ

ソリウッド木工教室は、趣味としての木工を指導する教室です。ですので、訓練校といった雰囲気ではありません。訓練校はその道のプロを養成することを目的としていますが、ソリウッドの教室のモットーは純粋に木工を楽しむことにあります。基礎1年コースのカリキュラムは、1年で1つの花台を製作するように組まれています。作業のスピードは人によって異なりますが、カリキュラムに余裕がありますので、ゆっくり慎重に作業をすることが可能です。


また、木工は長い間楽しむことが出来る趣味でもあります。基礎1年コースは1年という期限が設けてありますが、応用コースではその縛りがありません。応用コースも基礎クラスと同じく、月1回の出席が基本です。ですが、期限がありませんので、ご希望されるまで在籍が可能です。現在通っている生徒さんでも、木工教室が出来た当初から通われている方がいらっしゃいます。


賢木@吉祥寺