家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

木工教室の最近のブログ記事

ソリウッド木工教室、新規生徒募集を開始します。【No.2114】

4月スタートの木工教室基礎1年コースの募集を12月1日から開始致します。ソリウッド木工教室は基礎コースと応用コースの2つがありますが、新規にご参加頂く方には基礎1年コースから受講頂いています。基礎1年コースでは共通の課題であるタモ材の花台の製作を通じて、木工の基礎である鉋掛けやホゾ加工などの木工の基本を習得していくクラスになります。木工教室を行う場所はソリウッドの相模湖工房です。ソリウッドの相模湖工房は20数年前に武蔵野市から移転した工房で、JR相模湖駅から車で10分ほどの場所に位置しています。普段はオーダー頂いた家具を製作する無垢材家具の工房ですが、週末は木工教室に変身します。通って頂く場合は、電車で相模湖駅まで来て頂いて、駅から工房まで車で送迎するか、自家用車で直接お越し頂くカタチになります。


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ソリウッドの木工教室は3つの特徴があります。


手道具を使った家具作り

ソリウッド木工教室の特徴は、使う道具にあります。最近では、技術進歩が進み家庭でも使える電動工具も手頃な価格で手に入るようになりました。日用大工でも電動工具が主流になっていますが、ソリウッド木工教室では鉋、鑿、鋸などの伝統的に使われている手道具です。これは、木工の根底にあるのは手を動かすことだと考えているからです。多くの方は、手道具は見たことあるけど実際に使ったことがあるという方は少ないのではないでしょうか?


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手道具を使いこなすのは簡単なことではありません。電動道具のように手にしたその日からプロ並みの仕上がりにといったことはありませんが、苦労しながら手を動かし、試行錯誤しながら1つの目標に向かっていくことが木工の原点であり、モノ作りの楽しさがあると思います。ソリウッド木工教室はプロ養成機関ではありませんので、効率はそこまで追求しません。作業に没頭する楽しみを味わって頂ければと思います。


無垢材を使った本格的な家具作り

ソリウッドは無垢材にこだわり、無垢材をふんだんに使った家具を製作している家具工房です。ですので、ソリウッドが行う木工教室でも無垢材にこだわります。生徒さんにはソリウッドが普段家具作りに使用しているものと同じ上質の広葉樹を使用します。基礎1年コースでは、タモ材を使います。応用コースでは材料についても生徒さんに選んで頂くことが出来るので、ウォールナット材、チェリー材などが使われています。また、家具作りを教えるスタッフもプロフェッショナルの家具職人です。このような家具職人が本格的な無垢材家具の製作を指導する教室はあまり類をみないと思います。


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生涯の趣味として木工を楽しめる

さきほども少し書きましたソリウッド木工教室は家具職人を養成する機関ではなく、あくまでも趣味として木工を楽しみたいという人にあわせてカリキュラムを設定しています。特に基礎1年コースでは木工の経験が全くない方でも安心して通って頂けるように配慮したカリキュラムになっています。最近では、女性の方の参加も多くなりクラスによっては半数近くが女性といった回もあります。基礎クラスでは大きく重い部材を運ぶことはありませんが、応用クラスでもスタッフが極力協力しますので、女性でも大きな家具作りに挑戦して頂けます。


木工は長い間楽しむことが出来る趣味でもあります。応用コースでは課題ではなく、ご自身でデザインした家具をご自身で製作するという形式になります。応用コースでは特に期間を設けてはいませんので、ご自身にあったスピードで作業して頂くことが出来ます。


以上がソリウッド木工教室の基本コンセプトです。4月からスタートする基礎コースは作業スペースの問題から定員を10名までと定めています。定員が一杯になった時点で募集を締め切らせて頂きます。ここ数年は12月頃から申込される方が徐々にでてきて、3月頃には定員に達する感じになっています。申込を希望される方は早めに吉祥寺ショップまでお問い合わせください。資料をご希望の場合は、info@soliwood-crafis.comまでお名前・ご住所・お電話番号をお教え頂ければ郵送致します。


賢木@吉祥寺

4月スタート木工教室にご入会を検討されている方はお早めに【No.1823】

現在、生徒さんを募集している4月から始まる基礎1年コースですが、ここ最近のお問い合わせ&申込の数が増えてきて募集枠の空きがあと2人となりました。作業台の数の関係上、定員を設けております。ご入会をご検討頂いている方がいらっしゃいましたら、お早めにご連絡頂きますようお願い致します。申込までの流れは以下のようになります。


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1. 資料請求

お名前・ご住所・お電話番号をメールまたは電話にて吉祥寺ショールームまでご連絡ください。資料一式を郵送致します。現在お配りしている資料は、ソリウッド木工教室のパンフレット・4月スタート基礎クラスの募集要項・入会申込書・道具購入申込書になります。パンフレットには、ソリウッド木工教室全体のコンセプト・生徒さんの作品例などを掲載しています。


2. ご入会申込

資料をご覧頂き、ご入会頂けると場合は入会申込書に必要事項をご記入の上、吉祥寺ショールームに郵送・FAX・ご来店の3つのうちお選び頂けます。吉祥寺ショールームには実際に基礎1年コースで製作するタモ材花台(電話台)の実物サンプルを用意していますので、製作するものイメージがわかないなどの時は、ご来店頂けるとイメージが把握頂けると思います。


3. 必要な方は道具購入申込

教室で必要な道具は、鉋(男性一寸六分・女性一寸四分)・小鉋(一寸)・両刃鋸(八寸)・押入鑿(三分)・押入鑿(六分)・押入鑿(一寸)・玄能(450g)・ケヒキ・スコヤ・砥石800#になります。これらの道具をお持ちでない方は、ソリウッド推奨の道具の購入をオススメしています。郵送する道具購入申込書に必要事項をご記入の上、お申し込みください。ソリウッド木工教室で使用する材は木の中でも硬い部類に入る広葉樹がほとんどです。広葉樹を加工するにはしっかりとした道具を使うことが必要になります。ホームセンターではソリウッド推奨の道具より安いものが販売されていますが、中には硬い材を加工するとすぐにボロボロになってしまうものがあります。ソリウッド推奨の道具はしっかりとしたものなので、しっかりと手入れしながら使っていけば長く持たせることも出来ます。また、良い道具を使うと道具の善し悪しも把握出来るし、上達も早いと考えています。特に鉋はやまあさ商店さんの一流のかんな台職人が作った鉋を購入することができます。


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普段ご使用頂いている道具がある場合はそちらをご使用頂くことが出来ます。その場合、第1回の教室の際に持参ください。そこでスタッフが道具を見させて頂きます。場合によっては、広葉樹の加工に向かないものもございますのでその場合は新規購入をオススメする場合がございます。また、お知り合いの方から譲って頂いたり、長い間誰も使わずにそのままにしてあったなど普段ご自身でお使いでない道具をお持ちの方も新規でご購入頂くことをオススメします。


4. 初期費用のご入金

ご入会申込書の提出とともに初期費用¥50、220のご入金をお願いしております。入会申込書の受領と初期費用のご入金の確認をもちましてご入会手続きの完了となります。


5. 第一回の集合案内の送付

ご入会頂いた方には3月に入ると第一回の集合案内をご自宅に郵送致します。工房には電車でJR相模湖駅に来て頂き、そこから送迎するか、ご自身で自家用車で直接いらして頂くことが出来ます。電車でお越しの方は、電車の時間などを案内します。


申込の流れはこのようになります。繰り返しの案内になりますが、ご入会を検討されている方はお早めに吉祥寺ショールームまでご連絡ください。4月スタートのクラスは定員になり次第、募集を締切させて頂きます。それ以降に申込希望があった場合は10月スタート予定のクラスを案内させて頂きます。


賢木@吉祥寺

今日は木工教室の新年会でした!【No.1812】

今日は木工教室の新年会でした。比較的温かい日で良かったです。多くの生徒さんに参加して頂いて無事に終わりました。私が記憶している限りでは最多の生徒さんが参加してくれました。基本は食ったり飲んだりですが、ほかの新年会と違う点はお楽しみのゲーム大会でしょう。やるのは普通のビンゴゲームですが、景品が他の新年会とは違います。景品に用意しているのは、板です。自分が当たった板を使って作品を作ってもらうというのが狙いです。

今回の目玉賞品は、ウォールナット材の1枚板。幅は500mm程度ですが、長さが3mを超えています。3mを超えている板はそれほど多く流通しないので貴重です。割れが入っていたりしますが、綺麗な木目がでているウォールナット材です。実はこの板は丸太を1本同じ厚みで製材した板の1枚です。この丸太から製材した他の板は耳つきの2枚はぎテーブルに使用しました。丸太1本を同じ厚みで単に製材することを丸挽きやダラ挽き、ズバ挽きと呼んでいます。

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丸挽きとはこういう事です。製材した板を積み重ねるとほぼ元の丸太の形に戻ります。単純に端から端までズーと挽いただけです。幅広い板材がとれる丸太ではこうした挽き方をすることが多いです。細かく部材をとる場合は角材をとる部分、板目の板をとる部分、柾目の板をとる部分などと分けて製材していきます。ソリウッドで使用する耳つき板は丸挽きした板が多いです。

話を元のウォールナット材に戻しますね。このウォールナット材は某ツキ板メーカーから仕入れたものです。ツキ板で有名な会社ですが、普通の板材を販売している部署もあるそうです。そこの方から声をかけてもらって仕入れたのが先ほど紹介したウォールナットの板です。大きな節がある丸太だったので、ツキ板にはならないので普通に製材して板として販売しようとしたものだと思います。確かに節や割れが目立つ板でしたが、ソリウッドでは充分に使用できると判断して仕入れました。実際に狙い通りに耳つきテーブル天板を数セット製作することが可能になりました。それ以外の板も活用の余地がありそうです。で、1枚は新年会の景品になった訳です。

今回の新年会ではウォールナット材の板を何枚か景品にしました。長さをカットした際に出た端材や割れてしまった部分をカットした時の端材などです。端材といってもなかには結構大きめな板もあります。いずれも丸太のまま日本にやってきて日本で製材された板です。乾燥はソリウッドの木材乾燥庫で行いました。板に負担をかけない程度の温度までしか上げないようにして乾燥させているので、ウォールナット材が本来持っているやや紫がかった色をしています。現地で中温から高温にかけて短時間で乾燥させた板とは色の出方が少し違っています。どちらもそれぞれの良さがありますが、紫がかったウォールナット材はとても綺麗です。

チェリー材の板も何枚か景品にしました。チェリー材は比較的小さめの板が多かったです。中には綺麗な杢が入っている板もありました。ウォールナット材やチェリー材はソリウッドでよく使用する木材なので、景品になる板も多めです。

その方にはミズメ材、ヤマザクラ材、トチ材、セン材、ケヤキ材、カバ材を景品にしました。ミズメ材はカバ材の仲間でやや赤味がかっているのが特徴です。仕上げると少し透明感があってとっても綺麗です。私が好きな樹種の1つです。好きなので必然的に仕入れる事が多くなりました。ただ、乾燥中に割れがたくさん入ってしまったりするので、狙い通りに使用できないことが多々あります。狙い通りに使用できなくなった板は新年会の賞品になることが多いです。

賞品にした板の写真を撮り忘れてしまったので、イメージしにくい話になってしまいました。が、なんとなく木工教室の新年会の景品のイメージがついたでしょう?

生徒さんが作品と仕上げた際にまた紹介したいと思います。

瑞木@相模湖


木工教室新規クラスの募集が始まっています【No.1729】

2017年4月からのソリウッド木工教室基礎1年コースの募集をしております。すでに資料請求や申込を頂いておりますが、今日は再度教室の概要とお申し込み方法をお知らせしたいと思います。ソリウッド木工教室は35年以上の歴史がある本格的な木工教室です。まだ、工房が東京・吉祥寺にあった頃から開講しており、家具製作と並ぶソリウッドの2大事業の1つとして続いています。実は教室が始まった頃からずっと通われている生徒さんもいらっしゃいます。今となっては、工房も相模湖に移り、講師も途中から入社したスタッフも加わり、変わっている部分も沢山ありますが、開講当初から変わらないのは「趣味としての木工を楽しむ」「手道具を使って家具を製作する」というコンセプトです。


本格的な家具作りと聞くと、職業訓練の場を想定されるかもしれませんが、ソリウッド木工教室ではそれを目指してはいません。中には、木工教室を卒業された後、木工の世界で仕事をされている方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が趣味として教室に通われています。もちろん、道具を触ったことがない初心者の方でも安心して通って頂けるようカリキュラムを組んでいます。


基礎1年コースでは共通の課題を通して家具作りの基本を学んでいく場になります。現在はタモ材を使った花台が共通課題になります。


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タモ材は無垢材家具の中でもよく使われるメジャーな木で、堅く強度もありながら作業する上でのクセがあまりないので加工はしやすい材です。そういった意味でもはじめに作る家具には適している材といえるでしょう。基礎クラスではこのタモ材を使いますが、自由製作が基本となる応用クラスでは樹種の幅も少し広がります。基本的にはソリウッドが注文家具作りで使用している定番の樹種から選んで頂くことが出来ます。材によっても加工のしやすさなど違いも少し出てきます。応用クラスではそういったことも体験しながら、木材への理解も深まると思います。


さて、基礎クラスの課題に話を戻します。この花台(電話台としても使用可能)の構造はとってもシンプルで4本の脚を組み、その上に天板をのせている構造になります。脚と脚を組むにはホゾ組みを採用しています。ホゾ組みとは組み合わせる部材の1つに出っ張りをつくり、もう片方にはそれを受ける穴をあけ、その穴に出っ張りを差し込むカタチで組んでいる木工の基本的な接合方法です。また、天板をのせるために上部には同じくホゾ組みで幕板を組んでいます。この幕板に4つの角を鋸でカットした天板をのせます。脚の部分と天板の接合には木ネジを使用します。


基礎1年コースのカリキュラムは、脚のほぞ加工、天板の接ぎと加工の順で進み、組立てをします。組立てが終わると最後に残るのが塗装です。塗装にはオイルを使います。無垢材家具の代表的な仕上げ方法で、木の本来の質感を活かした塗装方法になります。ソリウッドの家具作りではドイツのリボス社のオイルを使っていますが、教室でもこのリボスオイルを仕上げに使います。オイルを塗る作業はさほど難しくない作業ですが、まんべんなくオイルを浸透させたあと、しっかりと余分なオイルを拭き取るのがキレイに仕上げるコツです。


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4月スタートの基礎1年コースの定員は10名となります。先着順となりますので、定員に達した時点で応募は締切らせて頂きます。例年、11月12月頃から申込があり、3月頃になると定員に達することもありますので、入会ご希望の方は早めに申し込み頂くことをオススメしています。申込に際しては、まず募集要項や申込用紙一式がはいった資料をお取り寄せください。資料請求はinfo@soliwood-crafis.com宛にメールでご連絡ください。お名前・ご住所・電話番号を明記の上、メール頂ければ資料の一式を郵送致します。もちろん、吉祥寺ショールームで配布もしていますので、近くまで寄った際にはお立ち寄り頂ければお渡し致します。


賢木@吉祥寺

ソリウッド木工教室基礎年コースの募集を開始します。【No.1715】

4月スタートの木工教室基礎1年コースの募集を10月29日(土)から開始をします。ここ最近では4月と10月の年2回、新たなクラスを開講しています。4月クラスも10月クラスもカリキュラムは同じですが、募集人数には少し差があります。4月クラスは10名の募集定員があり、10月よりも多くなっています。10月のクラスも定員が埋まってしまってから問い合わせを頂くこともありますので、すぐに受講したいという方には4月クラスのほうがオススメではあります。


もう来年の話をする時期になったとは、やはり時が経つのは早いものです。今度開講する基礎1年コースの初日は2017年4月16日(日)になります。電車でお越し頂く方は相模湖工房の最寄り駅であるJR相模湖駅まで車で送迎します。自家用車でお越し頂くことも出来ます。車でお越しの場合、直接相模湖工房までお越し下さい。工房に車を停めるスペースがあります。

さて、今日はソリウッド木工教室について書かせて頂きます。ソリウッド木工教室では首都圏では珍しい本格的な家具作りを習うことができる木工教室です。長く使える家具を作って頂きたく、材料のほとんどはソリウッドが普段家具製作に使っているものを同じ広葉樹を使用します。広葉樹は比較的材質が硬く、加工には手を焼きますが出来た家具の質は格段に違うものになります。


また、ソリウッド木工教室の特徴として、手道具を使った家具作りという点があります。最近では電動工具が主流となりDIYでも電動工具を使う方が増えてきていると思います。我々の工房でも当然木工機械を使用して家具を製作しています。ただし、本格的な木工機械は高速で刃物が回転しているものが多く、常に怪我の危険が伴います。木工教室の生徒さんひとりひとりが木工機械を使うのではとても管理が出来ないので、ソリウッドの木工教室では手道具で作業することを学んで頂いています。手道具とは具体的に、木材を切るのは鋸、木材に穴をあけるには鑿、木材磨くには鉋といった道具です。多くの方が耳にしたことはあると思いますが、実際に使ったことがある方は多くはないと思います。


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これらの道具を使いこなすことは簡単なことではありません。ですが、苦労しながら手を動かし、身体を動かしながら上達していく過程は、電動工具を使った作業ではなかなか味わえない楽しさがあります。鉋で上手く削れたときの快感、鑿で微調整をしながらほぞ組を完成させる達成感、日々の暮らしではなかなか体験できないことを経験して頂きたいと思っています。

ソリウッドの木工教室は、週末に開催されます。平日は家具を製作する木工所で、職人がお客様からオーダーされたテーブルや棚類を製作しています。木工教室の教師となるのは、普段家具職人をしているスタッフになります。


最後にお伝えする特徴は、趣味としての木工を指導する教室であるということです。基礎1年コースでは1年をかけて共通の課題作品を1つ製作するカリキュラムを組んでいます。これは初めて道具に触る方でも焦らず安心して作業頂けるようにするためです。作業が早い方は個別に先に進むこともスタッフの判断で行いますので、ご自身のペースにあった作業が可能です。


木工は長い間楽しむことが出来る趣味といえます。基礎1年コースが修了した方で、さらに続けたいという方は応用コースに進んで頂くことが出来ます。応用コースは、課題作品があるわけでなく、ご自身で製作したい家具をご自身でデザインし、ご自身で製作することになります。応用コースも原則的に月1回になりますので、生徒の皆さんは1年から2年くらいの時間をかけて1つの作品を完成させています。


ご興味のある方は資料と申込書を郵送致しますので、info@soliwood-crafis.com宛に、お名前・ご住所・お電話番号をメールでお知らせください。


賢木@吉祥寺

木工教室で制作した茶盤を使った中国茶をご馳走になりました。【No.1646】

夏休みの初日に山梨県にゴルフに行ってきました。ゴルフは年に数回やる程度で頻繁には行けませんが、楽しんでやっています。スコアの方も全然伸び悩んでたいした事がないんですが、それでもやっぱり楽しいです。ゴルフは自分と戦うスポーツでもあるので毎回終わったあとには反省することが多いです。ゴルフの後に木工教室の生徒さんの山荘にお邪魔しました。そこで極上の中国茶を頂きました。

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台湾に行った際にお茶屋さんでこうした煎れ方をしているのが気に入ってぜひやってみたいということで、この台を木工教室で制作しました。台の中には銅板でつくった箱(フタなし)が入っているため、お茶碗や急須を温めたお湯などを捨てることができるようになっています。使用している材はウォールナット材、水やお湯で濡れるために木固めエースという塗料を塗っています。オイルで仕上げると水やお湯にたいして弱いので、すぐにシミになったり白っぽく色が変化してしまいます。なので、水などで濡れる用途で使用する場合は木固めエースで仕上げることを進めています。木固めエースは、オイル仕上げとウレタン塗装の中間のような塗料です。オイルのように染み込んで固まるタイプの塗料です。ウレタン塗装のように塗膜で覆うわけではないので、割と自然な雰囲気で仕上がります。ただし、塗装する際にシンナー溶液で薄める必要があります。なので、塗装後しばらくシンナー臭がすることもあります。固まってしまえばシンナー臭がすることは少なくなりますが、熱いものを入れるとシンナー臭がするといった報告もあります。また、塗り方や薄め方で艶の出方が大きく変化する場合もあるので、仕上がり具合を一定に保つ難しさもあります。

少し話しが飛んでしまいましたが、入れてもらったお茶はとっても美味しかったです。始めにジャスミン茶を頂きました。とっても優しいジャスミン茶でした。日本で普通に出てくる(コンビニで売っているペットボトルのジャスミン茶を含める)ジャスミン茶は香りが強すぎるように感じます。おそらく香料を足しているのでしょう。入れて頂いたジャスミン茶はもちろんジャスミンの香りがするのですが、とてもマイルドで飲みやすかったです。一煎目が1番香りがして、二煎目、三煎目と回を重ねるごとに香りしなくなります。

ジャスミン茶に続いてウーロン茶も頂きました。こちらもマイルドに感じました。やはり飲みやすかったです。

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本場の飲茶というのは、こうしたお茶を煎れて飲みながら点心を頂くようです。これで美味しい肉まんやシュウマイがあったら確かに言うことなしです。

Iさんが制作したこのお茶を煎れるための台の詳細は木工教室の生徒さん作品のページにも掲載されています。作品の写真をもっと見たい方はこちらをご覧下さい。

今日のブログでは普段あまり紹介していない木工教室の生徒さんの作品を取り上げてみます。はじめの1年は基礎コースに在籍して頂きます。このコースは1年間で課題の花台を制作しながら木工の基礎を学んでもらいます。その後続けたい方は応用コースに進んで頂きます。応用コースでは生徒さんが制作したいものを制作してもらいます。今日紹介するのは応用コースの生徒さんが完成させた作品になります。

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長さが2メートル近くあるトチ材の耳つき2枚はぎテーブルです。基礎コースを終えて応用コースに移って1作目に取り組んだ作品です。根気があればいきなりこんな大作も作れます。テーブルを作りたいというTさんの要望に応えてこちらのトチ材を提案してみたところ気に入って頂けたので採用になりました。本音を言うとこの板でソリウッド製の耳つきテーブルを製作したいなと思っていたのですが......私も気に入っていた板なのです。

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綺麗な木目がでていますよね。トチ材に鉋をかけるとすぐに刃が切れなくなってしまうので、何回も研ぎながら時間をかけて仕上げた天板です。とっても綺麗に鉋が掛かっています。

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こちらもなかなかの大作。接合部が90度もしくは45度になっていないので難易度がグッと上がっています。もちろんスタッフが手伝ってはいますが、ホゾの加工などは地道に作業してほとんど隙間なく接合できています。組み立てはかなり大変でしたが......

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こちらはナラ材のスツール。貫があるために少し難易度が高いですが、ほぼ自力で完成させています。可愛らしいフォルムで良い感じ。

といった感じの作品を生徒さんが作り上げています。その他の作品はこちらからご覧下さい。

木工教室の生徒さん募集ですが、次回は2017年の4月スタートの基礎コースになります。毎年4月と10月に基礎コースをスタートさせていますが、2016年10月スタートの基礎コースは既に定員に達しているので応募を締め切らせて頂いています。次回の応募は少し先になりますが、資料等をご希望の方は吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。2017年4月スタートの詳細が決定したら資料を送付致します。

瑞木@相模湖


ソリウッド木工教室 よくある質問2【No.1578】

5日のブログエントリーでは、10月スタートの木工教室基礎1年コースの募集受付開始のお知らせとよく頂くご質問に対する答えをかきました。今日はその続きになります。今回の10月スタートのクラスは定員3名と少ない人数の募集となりますので、ご入会をご希望の方はなるべく早くお申し込み頂ければと思います。定員に達した場合は、募集を終了しそれ以降の入会希望の方には、次回(2017年4月スタート予定)をご案内させて頂きます。


前回のブログエントリは以下のリンクからどうぞ。


10月スタートの木工教室基礎1年コースの募集を開始します【No.1575】

Q. 基礎1年コースでは何を作ることが出来ますか?

→基礎1年コースでは、タモ材の花台を共通課題に設定しています。全12回のクラスでこの課題を製作していくことになります。はじめは道具の仕立てに始まり、材の見方や使い方からはじめ、鑿でのほぞ穴をあけたり、天板の鉋掛けなどの作業を行います。最後はオイルで仕上げを行います。共通課題を製作する過程で、木工の基本工程をしっかりと学ぶことが出来ます。カリキュラム自体は初心者の方でも安心して木工を楽しんでもらえるよう、ゆったりとしたカリキュラムになっています。人によって作業スピードが違うので、作業が早い人は12回かからず課題を終える方もいらっしゃいます。そのような場合は、その都度スタッフと相談の上、残りの回で取り込むことを決めさせて頂きます。


Q. 基礎1年コースと応用コースの違いは何ですか?

→応用コースは基礎1年コースを修了した方が進んで頂くことができるクラスです。現在は第1〜3土曜日、第1〜2日曜日に設定されています。応用コースでは、基礎1年コースと違い共通の課題が設定されているわけではありません。ご自分で製作したいものをご自身で製作していくことになります。応用コースの生徒さんが製作するものは様々でカトラリーや鏡などの小物からテレビボード、収納、テーブルといった大きな家具まで多岐にわたります。下の写真は、応用コースに通われているSさんが製作した収納になります。


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応用コースの生徒さんの作品は以下のページでご覧頂けます。

応用コース 生徒さん作品

また、基礎1年コースは1年と期限が決められていますが、応用コースには原則的に期限が設けられていません。ソリウッドの木工教室は約35年前に始まりましたが、教室がはじまった初期から30年以上通われている方もいらっしゃいます。また、月額の月謝も応用コースは¥12,420(2016年6月現在)と基礎1年コースに比べると少し安くなっています。


Q. 電動道具・工作機械の使い方も教わることが出来ますか?

→ソリウッド木工教室では、鉋や鋸、鑿などの伝統的な大工道具を使った家具作りを重要なコンセプトと位置づけています。そのため、生徒さんが教室において電動工具を使うことは出来ません。従いまして、工房においてある電動道具・工作機械の使い方に関しても指導することはしておりません。応用コースでは基礎1年コースの課題に比べて大きく、作業工程も複雑なものがでてきます。効率を考えると機械を使った加工のほうが効率的な場合も出てきます。そういった場合は、スタッフが機械加工を請け負い、それに応じた加工料を頂きます。


Q. 作品を早く作りたいので、月2回以上通うことは出来ますか?

→基礎1年コースでは共通の課題を製作するというカリキュラムで進んで行きますので、月2回以上通われることはご遠慮頂いております(振替はのぞく)。ただし、応用コースでは、追加の料金を頂くかたちになりますが2回以上通って頂くことは可能です。しかし、参加人数の多いクラスの回への出席や基礎コースが設定されている日程への参加はお断りさせて頂く場合があります。


2回にわたってよくある質問をまとめてみました。これ以外でのご不明な点などありましたら、メールなどでお問い合わせください。


賢木@吉祥寺

10月スタートの木工教室基礎1年コースの募集を開始します【No.1575】

木工教室の次回募集について問い合わせがありますが、10月スタートの基礎1年コースの募集要項がまとまりました。初回の開講日が10月16日(日)になります。カリキュラムにつきましては、これまで通り共通課題であるタモ材の花台を12回の教室で製作していきます。既に資料請求頂いている方には明日資料を発送させて頂き、9日(木)から入会申込の受付を開始致します。


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今日は木工教室につきましてよく頂く質問とその回答をまとめてみました。ご興味のある方、入会をご検討の方はぜひ参考にしてみてください。


Q.  初心者でも通うことが出来ますか?

→はい。はじめての方に受講頂く基礎1年コースは、道具を触ったことのない、普段木工とは無縁の生活をしている初心者の方でも安心して受講頂けるようカリキュラムを組んでいます。そのため、初心者であっても安心して受講頂けます。実際にお申し込み頂く方のほとんどが本格的な木工の経験がない方です。


Q. 女性でも通うことが出来ますか?

→はい。教室に通われている方の男女比は6:4ぐらいになります。多くの女性の方に通って頂いております。基礎クラスの募集を行って半数が女性というクラスも過去にはあります。男性と女性によって特にカリキュラムに違いがあるわけではありませんが、鉋(かんな)については手の大きさなどの違いから男性用と女性用のサイズが違うものをご購入頂いております。また、基礎コースの課題ではあまり大きな部材を使うことがないので、力が必要な場面もほとんどありません。応用コースに進まれた場合、大きな部を運んだりする必要がある場合はスタッフがお手伝いしますので、心配無用です。


Q. 道具のレンタルはありますか?

→ソリウッド木工教室では、道具のレンタルは行っておりません。必要な道具は生徒さんにご用意頂いています。道具をお持ちでない方は、ソリウッドが推奨する道具をご購入頂くことをオススメしています。基礎1年コースにご参加頂く際に必要な道具は以下になります。


鉋(男性:一寸六分、女性:一寸四分)・小鉋(一寸)、両刃鋸(八寸)・鑿(三分・六分・一寸)・玄能・ケヒキ・スコヤ・砥石


サイズにつきましては、厳密にこれ通りでなくても構いません。すでにお使いの道具がある場合はそれを使って頂くことが出来ます。ですが、長い間使っていなかったり、ご本人がお使いでない道具の場合、すぐに使えない状態のものがありますので、そういった場合は新規でご購入頂くことをオススメします。


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ソリウッドで推奨している道具は、大工道具を専門に扱うお店から購入している本格的な道具になります。その分、ホームセンターなどで手軽に買えるものより価格は高くなりますが、比較的な硬い広葉樹を扱うこと、長い間使えることを考えると初めからきちんとした道具を使ったほうが良いと考えます。道具についてご不明な点がありましたら、お問い合わせください。


Q. 工房まではどうやって行けば良いですか?

→工房まではお車で通って頂くか電車を利用して頂くかの2つになります。お車で通われる場合は工房に駐車スペースがございますので、直接工房までお越しください。電車を利用する場合、最寄りの駅はJR相模湖駅になります。相模湖駅と工房間は行き帰りの送迎を車で行います。朝は指定の電車をご利用頂き、相模湖駅で降車頂ければ車で工房までいくことが出来ます。送迎に関して費用はかかりません。


Q.  都合が悪くなって欠席した日の振替は出来ますか?

→決められた教室の日にご参加頂けない場合は、別の教室開催日(第1〜3土曜日・第1〜2日曜日)に振替が可能です。原則的に2回までは振替が可能になります。第4以降の土日につきましては教室が開催されませんので、振替えることは出来ません。また、教室開講日であっても日にちによっては参加者が多数のため、作業台を用意出来ない場合あります。振替をご希望の場合は事前にスタッフにご相談ください。


Q. 道具や作りかけの作品を置いて帰ることは出来ますか?

→生徒さん用のロッカーを用意しています。道具や小さな部材についてはそちらをご利用ください。また、作りかけの作品につきましても工房に置いておくことが出来ます。


よくある質問と回答は以上になります。この他にご不明な点がある場合は、何なりとご連絡ください。


賢木@吉祥寺

鉋を使ってみたくなったら・・ソリウッド木工教室【No.1558】

突然ですが、鉋(かんな)で木を削ったことがありますか?


どうでしょう?何割ぐらいの方があると答えるでしょうか?普段から頻繁に鉋を手にして木を削っている方は、仕事として鉋を使っている人ぐらいでしょう。ちょっと体験したことがあるという方を含めても、20〜40%ぐらいではないでしょうか?。もちろん、世代による差は当然あると思います。木工に近い職業についている私自身も鉋で木を削ったことは数えるぐらいしかありません。昭和の前半の時代は、まな板がちょっと汚くなってきたので、鉋でスッと削るなんて光景が家庭でも見ることが出来たかもしれませんが、現代ではなかなか日常生活で鉋をみることもないでしょう。


数日前に、岐阜県の高山で鉋削りの薄さを競う全国大会が行われたというニュースを見掛けました。


鉋削り、薄さを競う 高山市で全国大会 (岐阜新聞)

こちらの大会は、伝統的な木工技術の継承や大工道具を使った家具製作の技術向上を目的に毎年実施している大会だそうです。全五区の鉋自慢の職人さんが1ミクロン単位の精度で鉋で削った削りかすの薄さを競うもので、今年は850人が参加したようです。高山地方は無垢材を利用した家具作りや木の産地としても有名ですので、毎年高山で行われているのか推測しましたが、実際には毎年場所は変わっているそうです。


テレビなどで職人の方がす〜っと鉋を削り、鉋の上から短冊状の薄い削りかすが出てくるのを映像で見たことのある人は多いと思いますが、あれってそんなに難しいことには見えません。ですが、実際に鉋を手にしてひいてみると、なかなか上手くいきません。


私が鉋を削った際は、ある程度刃の調整が終わったもので、スッ〜と木材の上を滑らすように引くだけでしたが、安定して同じ薄さで削るというのは至難のことだということを身を持って体験しました。鉋は一度調整が終わったからといってもそのままにしておけば常に使えるといった道具ではありません。このあたりの扱い方が難しく一般の方が使うハードルをあげているような気がします。


鉋を使って綺麗に削るには、鉋を良い状態にしておく必要あります。鉋を使う際に事前にチェックしなければいけない点は、鉋台の状態、続いて刃の状態、最後に板の状態です。それぞれの細かい点については、2014年に瑞木@相模湖が書いたブログエントリーは読んでみてください。


鉋で綺麗に仕上げるためにチェックしなければいけない3つのポイント

このブログで書かれている内容は鉋を手にしたことがない人には何を言っているのかよくわからないかもしれません。要は綺麗に鉋がけするには事前準備が必要だということです。こういったことは意外と知られていない点だと思います。


鉋で木を削ったことはないけど、やってみたいと思う方は多いかもしれません。そんな方にオススメ情報です。


それがソリウッドが開催している木工教室です。


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ソリウッドの木工教室では鉋をはじめとする伝統的な木工道具を使った家具作りをコンセプトにしています。とはいえ、入会される方のほとんどが手道具をほとんど使ったことがないといった初心者の方です。はじめに受講して頂く基礎1年コースは、初心者の方でも無理なく作業できるよう比較的時間をとったカリキュラムになっています。よく全くの初心者ですが、ついていけますか?といった質問を受けますがもちろん大丈夫です。作業のスピードについては個人の差がありますので、同じクラスでも進捗が違うこともあります。ですが、そのあたりは状況に応じて講師となるスタッフがサポートしますので安心して通って頂けます。


ここ数年、基礎1年コースは年2回の募集を行っています。今年もその予定で4月に新たなクラスがスタートしましたので、次回の募集は10月スタートのクラスになります。現在、募集要項を固めており、それが出来次第6月中旬頃から募集を開始する予定でいます。詳細が決まり次第、ソリウッドのウェブに情報をアップしますので興味のある方はそちらも適宜チェックしてみてください。


賢木@吉祥寺

木工教室基礎クラスの新しいクラスが始まりました。【No.1528】

この前の日曜日は木工教室基礎クラス4月スタートクラスの初日でした。おかげさまで大勢の方に申し込みを頂き、新規生徒さん12名を迎えることになりました。私がソリウッドに入社してからでは、過去最高の申し込み人数です。ちゃんと運営できるように頑張っていきます。初回は、教室の概要説明、工房内の案内、無垢材についての説明、道具の仕立てといった内容になっています。私は1日中しゃべり続けたのでノドがカラカラになりました。

ソリウッドの木工教室に入会される方の多くは、はじめて木工を習う方です。初めての方でも課題が製作できるように一から説明するように努力はしています。が、どうしても専門用語を使ってしまいがちです。なので、初回のクラスでは我々がつい使ってしまいがちな専門用語について解説するようにしています。

木口・木端・柾目・板目・木表・木裏・心材・辺材などの専門用語を解説しています。こうした用語は無垢材を扱う上ではどうしても理解しておきたい用語です。いきなり全てを覚えるのは困難ですが、慣れてももらうためには初回に説明しています。皆さんはこれらの言葉どのぐらい理解できますかね?

木口は丸太や板の横断面です。木目に直交する方向で切断すると見える面が木口です。木口と書いて"こぐち"と読みます。きぐちではないので要注意です。木口はいわゆる年輪が見える面です。木口は他の面と違って性質が異なるので扱いには注意が必要です。まず重要なのは、木口は接着剤が効かないという点です。木口は導管の横断面が揃っています。ストローを束にしてまとめたようになっています。なので、水分をたくさん吸います。接着剤も吸われてしまうのです。なので、木口面は接着強度がでません。そういう理由から無垢材を使用する場合は長さ方向で板を接着することはありません。接着して部材を大きくするのは幅方向と厚み方向に限られます。長さ1mの板が必要なら1m以上ある板を用意しないといけません。長さ50cmの板が2枚あってもどうすることもできないんですね。

まあ、こういった感じで用語の説明をしています。木は我々の身近にある素材ですが、意外と知らないことも多いのです。まずは木をよく知ってもらうことが大切だと考えています。

そして初日のメインイベントは道具の仕立てです。大工道具には使い始める前にやっておかなければいけない作業があります。代表的なのは鑿のカツラを下げることです。叩いて使う鑿にはカツラと呼ばれる金属の輪っかがついています。お店に売られている状態では、カツラは柄の端にツラで入っています。このままの状態で柄を叩いてしまうと、カツラを直接玄翁で叩くことになります。そうするとカツラが伸びて柄にかぶさってしまいます。その状態で叩き続けるとカツラが取れてしまいます。そうならないために事前にカツラを下げて柄の部分を潰して被せるようにしておきます。この作業をしておくと、玄翁が直接カツラに当たらないのでカツラが取れてしまうことがありません。具体的な方法については以前にまとめたブログ記事があるのでそちらをご覧下さい。

買ってきたノミはカツラを仕込んでから使うのがgood!

鉋も使う前にやっておかなければいけない大事なことがあります。それは台頭の角を丸くしておくことです。
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台頭の角は鉋の刃を引っ込めるために叩く場所です。ピン角の状態のまま、ここを叩くと割れが入ってしまう可能性があります。折角購入した鉋もここから割れが入ってしまえばおしまいです。そうならないために必ず台頭の角は丸めておきましょう。その他にもやっておくことがありますが、まずは最低限の仕立てをやってもらいます。あとは使っていくうちに説明していきます。

このように大工道具は使い始める前にやっておくことがあるんですね。ところが、鉋や鑿には説明書なんてものは付いていません。なので、初めて使う方は分からずに使い始めてしまいます。ホームセンターで鑿を購入してカツラを落としてから使い始める人はほとんどいないと思います。独学で木工をやっていた方が持ってくる鑿の多くはカツラをそのままで使い始めてしまっているものです。それで使えないわけではないですが、すぐにカツラが取れてしまいますからね。永く使うためには、カツラを下げておいた方が絶対良いのです。こうしてソリウッドの木工教室では道具の使い方から家具を製作する上で考えるべきことまで木工の基本をいちから学んで頂いています。

次回の募集は10月スタートの基礎クラスになる予定です。夏前頃になりましたら、ソリウッドのWebサイトで詳細を発表します。興味がある方はチェックしてみてください。

瑞木@相模湖