2015.04.19

「TAC」と「RAY」、掛け心地も抜群の板座椅子

「木の座面でありながら、ゆったりと座れて、掛け心地もよい椅子が欲しい」

という方にオススメの椅子があります。それはisu-worksさんのAシリーズにラインナップされている「RAY」と「TAC」チェアです。もともとは、この2つの椅子のデザイナーであり木工作家でもある高橋三太郎さんが個人でやられているSANTARO WORKSのブランドで展開していた椅子でしたが、昨年末より高橋三太郎さんと北海道の津別町にある家具工房の山上木工さんがタッグ組んだ椅子プロジェクトであるisu-worksの製品として製作・販売されることになりました。isu-worksブランドにラインナップされることで、量産化の体制がとれるようになり価格的にも少しお求めやすくなっています。

ソリウッドでは、もともと「RAY」と「TAC」を取り扱ってきました。私自身もこの仕事を始める際に「TAC」チェアに腰掛けて「こんな座り心地の良い椅子があるのか!」と感動したことを今でも覚えています。そのとき、私は座ったのは、ナラ材の木の座面のものでした。吉祥寺ショールームにも現在、ナラ材の板座の「TAC」チェアが展示してあります。

今日は、isu-worksブランドになって弊社では初めての「TAC」チェアの納品に伺いました。

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「TAC」チェア2脚と一緒に納めたのはソリウッドで製作したナラ材のストレートカットテーブルです。同じナラ材のテーブルと椅子ですので、相性ばっちりで統一感のあるコーディネートになりました。テーブルのサイズはW1500×D850×H700で、天板の厚みは28mmになります。脚は斜めテーパー4本脚(TypeST)を選択頂きました。長さが1500あると「TAC」のようにW500mmを超える少し大きめの椅子でも2脚並べて置くことが出来ます。

このテーブルとチェアをご注文頂いたH様は、20年ほど前にもソリウッドでチェストをご購入頂いており、気に入ってお使い頂いているとのことでした。今回はお引っ越しを機にダイニングセットを一新するとのことで再びソリウッドにご注文頂きました。下の写真の奥に少し見えているのが、ずっとお使い頂いているチェストです。今では廃盤になってしまっていますが、「モーニング」というシリーズで展開していた家具の1つです。H様が非常に丁寧に使って頂いており、キレイな状態を保っていました。ほんとうに有り難いことです。

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さて、「TAC」チェアですが、板座以外にも布地やレザーを張ったものも選んで頂くことが出来ます。

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こちらはナラ材に茶色のレザーを組み合わせた「TAC」チェアです。板座の場合は、坐繰りといって座りやすいように座の部分を掘り込んで仕上げますが、布地やレザーの場合は、ウレタン製のクッションが入っているため横からみると盛り上がっているのがわかります。板座に比べると、おしり部分はやはりソフトに感じます。より柔らかい座り心地が好みの方は布地かレザー張りを選んで頂ければと思います。

isu-worksのAシリーズの椅子は「TAC」の他に「RAY」と「MAY」という椅子があります。「RAY」チェアは「TAC」同様以前から取扱っていましたが、しばらくの間、展示品がありませんでした。

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こちらが以前納品させて頂いたナラ材の「RAY」チェア(板座)です。「TAC」と同様に掘り込んだ座と体全体を包み込むように支えてくれる背が心地よい椅子です。

今回、isu-worksにラインナップにされたタイミングで展示品を発注しました。もう少しで展示品が吉祥寺ショールームに届き、展示される予定です。もうひとつの「MAY」チェアも展示予定です。この3つのAシリーズは、ナラ、ウォールナット、チェリーの3つの樹種が選べます。「TAC」と「RAY」はこれまでナラ材とウォールナットの2種だったので、今回からチェリーが加わったカタチになります。「RAY」の展示品もチェリー材で注文しています。こちらの椅子たちも吉祥寺ショールームに届いたらこのブログでも紹介したいと思います。

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