2014.07.31

樹種は色味と触り心地の好みを確認しよう!

テーブルを検討中の方に樹種を選ぶポイントについて聞かれた場合は、ある程度堅い広葉樹であることを前提として、「後は色や木目の見た目と肌触りの好みで選んで問題ないです」と答えています。

色味はしっかりと色がついているもの(色が濃い)と明るめ(白に近い)ものの軸で考えることができます。無垢材家具で比較的よく使われる樹種で色が濃いもの代表はブラックウォールナットです。ひと言でいうと、「焦げ茶色」をしています。

反対に明るく白っぽい樹種の代表はメープルです。メープルの家具は、出来た当初は白といっていいぐらいの色味をしています。しかし、時が経ち、使っていく内に少し黄色味がかり、最終的にアメ色になります。経年変化がありますが、樹種としては明るい色味に分類して良いでしょう。

次に、肌触りをみていきます。樹種によって、同じようにやすりをかけて、オイルを塗って同じように仕上げをしても微妙に肌触りが違います。言葉で言い表すのは少し難しいのですが、なでるように触ってみると微妙に凹凸を感じる樹種とツルツルに感じる樹種があります。凹凸の代表格は、タモやナラ、ツルツルの代表はさきほどもでたウォールナットやチェリーといったところです。

代表的な樹種を色味と触り心地を軸として、プロットするとこんな感じになります。

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以上のことは、先日行ったテーブル選び方講座で話したことの一部です。時間が30〜40分程度なので、1つの樹種を深堀りすることはできませんが、一般的な話と実物を触ってより木を身近に感じて頂き、樹種による違いを理解頂ければよいなと思い、講座で話すことを組立ています。

その「テーブル選び方講座」の第2回の日程が決まりました。次回は、2014年8月31日(日)14:00〜開催します。話す内容は基本的には前回と同じで、テーブルを選ぶ際に悩みどころとなる3つの点において、お客様にとって最適なテーブルを選ぶポイントを中心に話をします。

その他に、無垢材テーブルを選ぶ際に、天板の裏側を一度見てみると、作り手の手の掛け方、ポリシーが伝わってくるという話をしました。先ほど、告知した第2回でも、同じような話をします。そこに、木材業界での最近のトピックスや接客をしている中で感じる最近の傾向なども少し加えてみようと思います。

テーブル選びに悩んでいる方、ぜひ吉祥寺ショールームに脚を運んでみてください。

賢木@吉祥寺

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